競馬の「魅力」とは一体なんなんでしょう…?
時折、そんなことを考えます。
出会いやキッカケは人それぞれ…。
1頭の馬に魅せられて、競馬の世界に興味を抱いた人もいるでしょう。
或いは騎手にスポットを当てて、そこから競馬というものに触れることになった人もいるでしょう。
スポーツとしての競馬、ギャンブルの一種としての競馬。
いずれにしても「モノ言わぬ」サラブレッドとそれを取り巻く「人間」の絶妙のバランスが、競馬の持つ「魅力」の本質だと自分は考えます。
見る側に立つ立場の人間が、馬券を通して競技に参加できる点。
これが他のスポーツとは明らかに一線を画すところでしょう。
・好きな馬の馬券を買う
・勝つと思う馬の馬券を買う
アプローチの仕方は違いますが、いずれにしても自分が選んで購入した馬券の馬を「レースで応援する」という点においては同じことだと言えると思います。
そうして選んだ馬がレースにおいて勝利すれば自分も「勝利」の味を味わえますし、同様に敗れれば現実に「敗北感」を味わうことにもなるわけです。
ディープインパクトの出現によって競馬に興味を持ったファンが応援の意味で馬券を買う。ディープはほぼ完璧に近い形でこの期待に応えてきたわけで、これは自分を含めてディープ以前に競馬を始めた人間とは明らかに大きな違いがあるように感じます。
当然のことですが、ディープのように「勝ち続ける」馬は稀です。
競馬ファンの大多数は「敗北」を前提に、馬券で勝つために「好きな」馬ではなく、勝つと思われる馬を見つけようとスタイルを変化させてきたと思われます。
そうして自分なりに「血統」や「調教」「時計」や「適性」といった予想に必要な様々なファクターを研究していき、ギャンブルとしての競馬の奥深さに魅了されてきたことでしょう。(…ホンマかいな?)
その過程で、ギャンブルとしての競馬の魅力だけに留まらず「生産」「育成」といったサラブレッドの生涯に興味を惹かれたり、「騎手」「調教師」に代表される競馬に携わる人として、それらの世界に興味を持ってみたり…と競馬の持つ多様な魅力に気付かされるようになるわけです。
自分の場合は、そうした経緯からさらに進んで「一口馬主」という世界に入ったわけですが、それによって「競馬観」が更に広がったように感じますし、競馬の持つ奥深さを知ることができたように思います。
深く知れば知るほど馬が好きになりましたし、競馬の持つ厳しさを味わえば味わうだけ競馬への愛着が湧いてきましたね。
長年、競馬をやってきた人間は「馬券」「馬」「スポーツ」etc…などの様々な観点から自分なりに重点を置く部分を見つけて、競馬を楽しむことを覚えた人たちだと思います。
立場は違えど、これだけ色々なファクターから人を惹きつける魅力のある「競馬」が…自分は凄く好きですね。
…1年の終わり、年の瀬にボンヤリとこんなことを考えている(笑)
では皆様、良い年をお迎えください!
(T)
時折、そんなことを考えます。
出会いやキッカケは人それぞれ…。
1頭の馬に魅せられて、競馬の世界に興味を抱いた人もいるでしょう。
或いは騎手にスポットを当てて、そこから競馬というものに触れることになった人もいるでしょう。
スポーツとしての競馬、ギャンブルの一種としての競馬。
いずれにしても「モノ言わぬ」サラブレッドとそれを取り巻く「人間」の絶妙のバランスが、競馬の持つ「魅力」の本質だと自分は考えます。
見る側に立つ立場の人間が、馬券を通して競技に参加できる点。
これが他のスポーツとは明らかに一線を画すところでしょう。
・好きな馬の馬券を買う
・勝つと思う馬の馬券を買う
アプローチの仕方は違いますが、いずれにしても自分が選んで購入した馬券の馬を「レースで応援する」という点においては同じことだと言えると思います。
そうして選んだ馬がレースにおいて勝利すれば自分も「勝利」の味を味わえますし、同様に敗れれば現実に「敗北感」を味わうことにもなるわけです。
ディープインパクトの出現によって競馬に興味を持ったファンが応援の意味で馬券を買う。ディープはほぼ完璧に近い形でこの期待に応えてきたわけで、これは自分を含めてディープ以前に競馬を始めた人間とは明らかに大きな違いがあるように感じます。
当然のことですが、ディープのように「勝ち続ける」馬は稀です。
競馬ファンの大多数は「敗北」を前提に、馬券で勝つために「好きな」馬ではなく、勝つと思われる馬を見つけようとスタイルを変化させてきたと思われます。
そうして自分なりに「血統」や「調教」「時計」や「適性」といった予想に必要な様々なファクターを研究していき、ギャンブルとしての競馬の奥深さに魅了されてきたことでしょう。(…ホンマかいな?)
その過程で、ギャンブルとしての競馬の魅力だけに留まらず「生産」「育成」といったサラブレッドの生涯に興味を惹かれたり、「騎手」「調教師」に代表される競馬に携わる人として、それらの世界に興味を持ってみたり…と競馬の持つ多様な魅力に気付かされるようになるわけです。
自分の場合は、そうした経緯からさらに進んで「一口馬主」という世界に入ったわけですが、それによって「競馬観」が更に広がったように感じますし、競馬の持つ奥深さを知ることができたように思います。
深く知れば知るほど馬が好きになりましたし、競馬の持つ厳しさを味わえば味わうだけ競馬への愛着が湧いてきましたね。
長年、競馬をやってきた人間は「馬券」「馬」「スポーツ」etc…などの様々な観点から自分なりに重点を置く部分を見つけて、競馬を楽しむことを覚えた人たちだと思います。
立場は違えど、これだけ色々なファクターから人を惹きつける魅力のある「競馬」が…自分は凄く好きですね。
…1年の終わり、年の瀬にボンヤリとこんなことを考えている(笑)
では皆様、良い年をお迎えください!
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