Le Petit Prince

星に願いを…

三冠への挑戦(東京優駿の巻)

2005年05月29日 02時12分38秒 | 競馬全般
いよいよ競馬の祭典「ダービー」であります。

シーザリオ@オークスの余韻が個人的にはずっと残っていてダービーへ関心がなかなか向かなかったわけでありますが、ディープインパクトへの過剰なまでのマスコミ報道により俺の中でもようやく「ダービー」盛り上がってまいりました。
ここで皐月賞時のブログを振り返ってみたところ・・・・・。

「今年のクラシックはディープ以外の馬を本命にして馬券を獲る!それが俺の三冠挑戦云々・・・」

などとほざいていた俺。
皐月賞こそアドマイヤジャパンを三連単の軸に指名して1冠奪取に成功したわけですが・・・。
個人的には非常に厳しい状況を迎えております。とにかくディープの死角が俺には見つけられない・・・。
つまり、打倒ディープを託すべき存在がいないのである。
従って苦肉の策として「ディープはとりあえずおいといて」予想をすることにいたしました。

もちろんダービーも三連単で勝負であります。

まずは前売り人気を吟味してみたところ、皐月賞組よりも別路線から向かってきた馬たちが上位に支持されていることに気がつきました。未知の魅力プラス、皐月賞組ではディープに歯が立たないということなのでしょう。納得できる話ではありますがちょっと視点を変えてみましょう。というのも「ディープはいないもの」と仮定して予想している俺にとってはディープとの力関係はあまり意味を持ちませんから。そうすると真っ先にインティライミの過剰人気が浮かび上がってきます。当初は俺も期待していた馬だったわけですが仮にインティライミが皐月賞に出ていても上位に来れたとは思えません。父スペシャルウィークという点から府中向きと思われているようですが個人的にはどうしてもそう思えません。シーザリオ、スムースバリトンといった府中で結果を出した馬とはあまりにもタイプが違うからで、この2頭ほどの瞬発力はないように思えるのです。人気次第では本命も考えていた馬なのですが思い切って無印とします。
次にここ数年、好走馬を輩出している青葉賞組についてですが正直に申しますと今年は青葉賞を俺は見ていない・・・。競争成績をみる限りの印象になってしまうのを承知の上で今年の青葉賞はレベルが低いと感じています。勝ち馬のダンツキッチョウ、2着のニシノドコマデモともども馬自体には非常に魅力を感じるのですがその2頭以上に伸びしろがありそうな3着馬ブレーヴハートを上位に評価してみたい。スローペースだった青葉賞よりもむしろペースが速くなると予想されるダービーの方により適正を感じるタイプの馬であり弥生賞の内容からも隠された能力、つまり未知の魅力を1番感じさせる馬であります。惜しむらくは穴人気になってることでしょうか。それでも別路線組の中からはこの1頭を指名してみたいと思います。

さて結局のところ皐月賞組を上位に評価することになったわけでありますが、問題はその中での取捨になります。
先に消しの馬を挙げていきましょう。
コンゴウリキシオー、ペールギュント、マイネルレコルト。距離適性に問題ありとみてこの3頭を軽視します。
この結果、残ったのは次の5頭。
ローゼンクロイツ、アドマイヤフジ、アドマイヤジャパン、シックスセンス、ダンスインザモア。
これに別路線からのブレーヴハートを含めてこの中から本命を決めることになります。

結局はディープを含めて皐月賞の上位3頭でそのまま決まり・・・なんて光景も見えてくる気がしますが。
実際、ディープを除くこれら6頭にはそれほど力の差は感じません。それこそ位置取りと展開次第で着順が変わってくるのではないでしょうか。

ならば最後の決め手は・・・応援したい馬を買う!

再三、このブログでダービーへの期待を込めて応援してきた馬・・・。
ダービー出走すら危ぶまれ、結果的に最後の18番目に滑り込んだ。

「ダービー馬はダービー馬から」 この言葉とともに・・・
第72回東京優駿・日本ダービー 俺の本命「アドマイヤフジ」。

今まで俺のブログを読んでくれてた人には分かってたと思うけど・・・。
初志貫徹。俺はフジに託す。
花の寒竹賞組はオークス馬とダービー馬を輩出し、今宵「伝説の寒竹賞」となる。

買い目
アドマイヤフジ1頭軸三連単マルチ。(←マルチかよ・・・)
相手にローゼン、ジャパン、シックス、ダンス、ブレーヴ。そして忘れちゃいけないディープインパクト。
以上、計90点買い也。


ディープインパクトを向こうに回し、俺の三冠への挑戦第二弾もいよいよです。
いざ、勝負!!

追伸 俺の心の囁き・・・(フジ以外の6頭の三連複ボックスも買っておこうっと・・・)(T)
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名牝への道

2005年05月24日 02時25分40秒 | 【シーザリオ】
シーザリオは理想のサラブレッドなのかもしれない・・・・・。

劇的なオークス制覇から一夜明けて俺はそんなふうに考える。

完全な負けパターンだった・・・。
直線を迎えるまでシーザリオには勝機はなかった。
後方馬群で動くに動けず迎えた最後の直線。
しかし最後にシーザリオの視界は開けた。
何かに導かれるかのようにシーザリオの前に進路が開かれたのが見えたとき、必ず届くと俺は思った。
不思議と周りの歓声は聞こえなかった。
シーザリオの姿だけを視線は追っていた。

残り100mあたりで観戦していた俺たちの前を駆け抜けていったとき俺はシーザリオの勝利を確信した。

シーザリオが先頭でゴールしたときも俺はあまりうれしさを感じなかった。
今でもそのときの気持ちをどう表現したらいいのかわからない。
安堵と喜びと怒りが交じり合った不思議な感情。なにぶん初めての経験に俺も戸惑っていた。
そして時間が経つにつれて喜びの感情が湧き出てきたのだった・・・・・。


オークスの詳細は時間があるときにまとめてみようと思う。
最後にシーザリオについて非常に印象的な記事を見つけたので記しておきたい。

東京サンスポの佐藤洋一郎氏の予想コラムである。
その中で氏はシーザリオについて、
「心・技・体すべて整った、美しく、速く、強い、つまりスキのない優駿が皆無に等しくなった時代の、希少価値的なサラブレッド・・・」
と称している。

まさにシーザリオを評するに相応しい一文だと俺は思う。
そしてシーザリオはオークスでその片鱗を見せただけに過ぎない。

この馬には華がある。
シーザリオは名牝への道を歩み始めた・・・。(T)
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オークスに向けて

2005年05月21日 04時36分20秒 | 【シーザリオ】
風薫る新緑の東京競馬場。
シーザリオの雄姿を見るために俺の東上が決定した。

ここのところ馬券の調子が良く、懐が潤っていること。そして最大の懸念であった仕事面での日程調整がついたことでいよいよオークス現場参戦である。それにしても久々の府中。前回、府中に行ったのはスペシャルウィークのジャパンCの時であるからおよそ6年振りになる。奇しくもそのスペシャルウィークの仔、シーザリオと共に東上するわけでスペシャルのファンであった俺には感慨深い想いがあるわけで・・・・・。

ひとまず、オークスに向けて直前の見解を整理しておこうと思う次第。(当日はシーザリオだけで頭が一杯なのは目に見えているからね。)

本命はシーザリオ。異論をはさむ余地はない。

問題はここからである。
俺的にはパーフェクトマッチが抽選を通ることをひたすら祈っていたのだが無念の除外。非常に残念である。
まずは2番人気が予想されるディアデラノビアであるが、結論からいうと無印。シーザリオ以外で載冠する可能性があるのは唯一この馬であるとは俺も思っている。しかしシーザリオが超本命である以上、俺の馬券スタイルでは2着探しのレースになってしまう今回のオークスにディアの出る幕はない。ここまでの戦跡どおり勝つか着外のタイプの馬だと俺は思うし、となればシーザリオが勝つ今回は必然的に着外というわけ。付け加えるならばデザーモはこの馬には合わないであろう。
人気順から言えば次はエアメサイアか。武豊のコメントにもあるようにワンパンチ足りない現状。乗り方次第で着順はガラっと変わる結果になりそう。3着までに来る可能性は捨てきれず、押さえでヒモには買うだろう。俺の中の期待度は低い。
中間、一頓挫あったレースパイロットだが俺には十分買える要素がある馬に思える。新聞の印を見ていると不当に評価を下げてる印象すら受け、むしろ積極的に狙ってみたい1頭だ。エイシンテンダーにも同様のことが言える。ただしこちらは短距離での走りが強烈に印象に残っているためオークスで狙うには躊躇いがあるのも事実。あくまで俺の主観によるところだが、レースは買い、エイシンは消しの方向で・・・。
馬券のカギになりそうなのがここから挙げる馬たち。
まずはアドマイヤメガミ。桜花賞前まではいかにもオークス向きと思えた馬だったのだが、マイラーだと俺は見た。ただ距離適正が問われない展開になることが多いオークスであるからには十分狙える馬である。追い込みという極端な戦法ではなく、道中ポケットでうまく脚を溜めるレースができたなら連に絡んでくる可能性は高い。有力なヒモ候補。
ジョウノビクトリアは穴人気するだろう。俺も狙ってみたい1頭であったのだが、その気持ちは薄れてきている。人気次第ではむしろ消したほうがおいしい馬かもしれない。来るとしたら横山典お得意のレースの大勢が決まってから突っ込んでくるパターンだろう。
以下、シーザリオのヒモ候補として有力は馬を並べておく。(消しか買いかは不明なのも含む。)

コスモマーベラス(スイートーピーに出たのが引っ掛かるが・・・)
ビッグフラワー(芝でいい走りを見せているのが気になる)
シュンナンパントル(出来絶好らしい)
ジェダイト(折り合いさえ上手くいけば・・・)

ということで駆け足でまとめてみた。
現時点で無理やりにでも印をつけるとするならば次のとおり・・・。

◎シーザリオ
○アドマイヤメガミ、ショウナンパントル・・・・・3連単軸候補の2頭。
△レース、エア、コスモ、ビッグ
?ジョウノ

馬券は3連単のみでの勝負になるだろう。
よって選択肢としては次の3通りが考えられる。

① シーザリオ&アドマイヤから2頭軸マルチ
② シーザリオ&ショウナンから2頭軸マルチ
③ シーザリオ1着固定の流し

気分次第でどれになるかは変わりそう。
あくまで今回はシーザリオがどういうレースをするかが重要であって、俺の馬券はおまけみたいなもの。
俺の見解も土壇場で全く変わることもないとは言えない。(例えば皐月賞・・・)
今、思っていることを書いておきたいと思った次第。

さあ、機は熟した。
シーザリオよ、躍動感いっぱいに府中のターフを駆け抜けろ!
そしてウィナーズサークルで逢おう。
オレハマッテルゼ・・・もとい、俺は待ってるぜ!(T)

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オークス追い切り

2005年05月19日 02時45分25秒 | 【シーザリオ】
観るものに鮮烈な印象を与えた桜花賞から一月あまり。
シーザリオがオークスに出走する。

桜花賞前とは状況が一変し今回のオークスでは一本被りの人気が予想され、不安要素も皆無に等しい・・・らしい。メディアにも多方面で取り上げられ、放っておいても様々な情報が耳に入ってくるようになりあえて俺がこのブログで書くこともなくなってきた。
シーザリオが活躍することを夢見てきた俺だが、その想像を遥かに超える存在にまで彼女は上り詰めようとしている。

オークスに向けての最終追い切りは栗東坂路で行われた。

4F54秒7─38秒8─12秒6 末強め

調教VTRを見たが、贔屓目なしに抜群の動きに感じられた。
1週前の時点で速い時計を出していたこともあり、今回の最終追いではセーブ気味の時計ではあったものの気配は過去最高といっても良いだろう。完全に仕上がっていた桜花賞時よりもさらに良化していると俺には見える。ここにきてさらなる上昇を感じさせるシーザリオは驚嘆に値する。

競馬だから何が起こるかわからない。
もちろん、俺にもそれは分かっている。
ただシーザリオが最高の状態でオークスに望むのだけは間違いない。

当然、無事にレースを迎えてくれることを祈っている。
アクシデントもなく、無事にレースを終えて欲しいとも思っている。

しかし本音は違う。

ぶっちぎれ!

そう願う俺がいる。

格の違いを見せつけてやれ!

俺たちの想像を遥かに超えるパフォーマンスを見せてきたシーザリオ。
その圧倒的なポテンシャルを目の当たりにするのは間違いないだろう。

シーザリオは進化している・・・。(T)

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プロ野球は衰退する

2005年05月15日 22時23分53秒 | 競馬全般
毎年、春の京都開催最終日には最終レース終了後に芝コースの本馬場開放が行われている。
俺は阪神競馬場のダートコースを歩いた経験はあるのだが、芝コースには入ったことがない。それで常々、競馬場の芝コースを歩いてみたいと思っていた。唯一、去年は京都本馬場開放にいけるチャンスがあったものの競馬場に着くと大雨で中止。「今年こそは!」と心に誓っていたものの・・・手元には「阪神タイガース対東北楽天ゴールデンイーグルス」のチケットが・・・・・。

苦渋の決断の末、「本馬場開放」は泣く泣く我慢し甲子園へ向かった俺である。

甲子園へ行く道すがら、梅田のウインズで先週の馬券を換金したついでに京王杯と新潟大賞典の馬券をちょこっと購入。野球を観ながら携帯で結果を確認しようと思っていたのだが家に携帯を忘れてきてしまい俺は少し落ち込んだ。(IPATで他のレースも買おうと思ってたもので・・・。)

で、甲子園に行ってきたわけだが試合は途中までは接戦で面白かったね。
阪神ファンである俺にとってはこの楽天3連戦はボーナスステージみたいなもんやと思ってたし、岩隈のピッチングを久々に見ることができたし(出来はもうひとつだったが)、割と楽しめた。
しかし、甲子園は野球を観るところではないな。
阪神ファンの俺が言うのもなんだが、あの阪神オンリーはどうかと思うぞ。普段のセントラル相手ならともかく「交流戦」なんだからもうちょっと楽天側への配慮はないんか?球団、ファンを含めて阪神だけが良ければOKって思ってる奴が多すぎる。少なくとも球団はどういう経緯で今年から交流戦が行われるようになったのかもう1度考えてみたほうが良い。敵対視しているどっかの球団と同じことをやってんぞ、阪神も・・・。今のままやったら本当に野球を観たいファンは甲子園には行かんやろね。(既にそうかもしれんが。)甲子園を阪神ファンだけが楽しめる場所にしてしまっていたらダメだと俺は思うが・・・。

純粋に野球を楽しめる球場ではなくなっていると感じた俺は途中で席を立った。
しばらくは甲子園ともおさらばやね。

そんなことを考えながら帰路についた俺には朗報が待っていた・・・。

「京王杯SC 3連単&3連複ダブル的中」

やっぱ俺には競馬だよ!!
ここで一言・・・「阪神勝っても金にはならんぞ」と。心に刻む俺である。(T)

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さらば、ザッツザプレンティ

2005年05月10日 02時03分36秒 | 競馬全般
天皇賞(春)で10着に敗れた一昨年の菊花賞馬ザッツザプレンティが重度の屈腱炎と診断され引退が決まった。
先週のことで今更っていう気がしないでもないが、ザッツザプレンティについて・・・。

2003年のクラシックは結局ネオユニヴァースが中心になって展開されたわけだが、クラシック開幕前の段階で俺はこの世代の3強の一角としてザッツザプレンティを位置付けていた。
もともとダンスインザダーク産駒が何故か好きであったこともあり、血統的にも非常に魅力が大きかったザッツにデビュー前から目をつけていたのだがレースを何度か見ているうちにこの馬は俺の好みではなくなっていた。というのも頭の高い走法がブサイクに見えてしょうがなかった・・・。同様の理由でキングヘイローなんかも好みではなくなっていった経験をもつ俺だが、ダンス産駒っていう点だけで気にはなる存在ではあった。当時、春先の段階ではマッキーマックス、シンワインザダークといったダンス産駒の素質馬がゾロゾロ転がっておりクラシックはダンスが席巻するのではといった淡い期待も空しくクラシックに駒を進めたのは結局この馬のみ。しかも先行して粘りこむというおよそダンスらしからぬザッツのレース振りは俺には異色に思えたものだ。それでもダービーではこの馬を本命にしたし、有馬記念でも本命にした。(何でやろ?)
ザッツにとってのベストレースはやはり菊花賞になるのだろう。前哨戦の走りからはとても菊花賞で勝負になるとは思えず、当時はリンカーンを本命にしていたのだが何故か馬券はザッツに厚めにいってた。今考えるとコイツが出ていたレースでは常に馬券に買ってた気がする。特に好きではなかった馬だが何故か気になる不思議な馬だったね。
引退して種牡馬になるそうだけどイメージがわかないよね。っていうか絶対、失敗するやろ・・・。
俺が生産者だったら全然魅力を感じない馬やね。悪いけど・・・。明らかにスピード不足でしょ。
そう考えると、こんなタイプの馬がGⅠ馬になれる菊花賞って素敵やん!
なんかの間違いでザッツの仔が菊花賞制覇とかしてくれたらさらに素敵やん!「親子3代菊花賞制覇」だね。(まあ、あるとしたらデルタブルースの方かもしれんが)
とにかく種付け頑張れ。健闘を祈る。

ところで2003年世代3強と俺が目論んでいた残りの2頭とは何かというとですね。

サクラプレジデント(これは妥当な線だったと思える)

もう1頭はアドマイヤロッキーであった。で、アドマイヤロッキーは今何してるの?
予定では去年の天皇賞勝ってるはずだったんだけど・・・・・。
ザッツとプレジデントが引退しちゃったんで残すはオマエだけよ。3強の底力を見せつけろよ!
打倒ロブロイはおまえに託された。分かってんのか?

というわけで・・・・・さらば、ザッツザプレンティ・・・。(T)
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あっぱれ!3歳牝馬たち。

2005年05月08日 21時44分52秒 | 競馬全般
今年の3歳牝馬はレベルが高い・・・・・。

NHKマイルCでラインクラフト&デアリングハートが見事ワンツーフィニッシュ!
桜花賞から直行の2頭がNHKマイル上位独占を果たしたことで改めて3歳牝馬のレベルの高さが浮き彫りになった。一部では3歳牡馬のレベルが低いとの意見が出てるようだが、俺はあえて牝馬のレベルが高いと言っておきたい。(特に桜花賞上位組)
この結果によって来年以降は桜花賞→NHKという路線を選択する馬も増えてくることだろう。考えてみれば今までこのローテを選択する牝馬がいなかったのも不思議な話で(相手関係ももちろんあるだろうが)、今後はオークスの存在意義が問われることになるのかもしれない。
まあ、これでオークスのシーザリオ人気に一層拍車がかかることになるのは間違いなく、その点が個人的には微妙・・・。(嬉しさ半分、不安半分かな。)

レース内容については「マイラー福永」の面目躍如といったところで、今日も完璧な騎乗であった。
デキも桜花賞を凌ぐ状態にあったようでマイルでのラインクラフトは超一流馬の域に一歩近づいたといってよいでしょう。
そして2着に来たデアリングハート。この馬の好走によって3歳牝馬のレベルが証明されたといっても過言ではない。しかし考えてみればフィリーズR、桜花賞とラインクラフトに僅差の勝負をしていた馬でもあり今回の好走もある程度予測できたとも言える。使い詰めで来ているにもかかわらず状態はさらに上向きで馬体重も増加していた点は賞賛に値する。逞しさを感じる馬ではなかっただけに、馬自体がこの春に相当成長したのだろう。ゴール前でのアイルラヴァゲインの猛迫を凌ぐあたりはフロックではなく、同馬の真の力を見た思いであった。不思議と人気にならない面もあり、そういった意味を含めて本当に良い馬です。

その他の馬については割愛させていただくとして、NHKマイルC馬券のほうは3連単で見事ゲット。
昨日の負け分を取り返すことに成功しました。

そして・・・俺の快進撃はそれだけにとどまらなかった。

昨日のブログのコメントにも書いた京都12Rのダブルタイトル。
絶好調ホワイトマズルがここでも炸裂!人気の盲点になっていた同馬から3連単で勝負をした結果・・・。
「キタ~!!」
1400倍であります。(←正直、もっとつくと思ってたけど・・・。)
東京10Rの3連単600倍もゲットしていた俺は来週からも馬券が無事買えるようになりましたとさ。
昨日は京都新聞杯の3連単だけしかとれず、全治1ヶ月の重症だったが即復活することができ余は満足じゃ!

オークスに向けて府中行きの資金も捻出することができました。
ということでシーザリオと共に東上することになりそうです。
まずは、その前に来週も勝負じゃ!!(T)
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東上最終便

2005年05月07日 22時06分34秒 | 競馬全般
本日、行われた東上最終便「京都新聞杯」。
ご存知のとおり俺が注目していたレースでもあり、またもや淀まで行ってまいりました。
レースはVTR等をまだ改めて見ていないので詳しくは分かりませんが、回顧を少々・・・。

まず、戦前の評価でインティライミが想像以上の人気を集めていたことに嫌気が・・・。
未知の魅力っていうのでしょうか、俺自身もそういう期待をかけていたわけですが正直いってフジより人気するとは思っていませんでした。そういうわけで馬券はフジの1頭軸で買っていたのですが、パドックで実馬を見てちょっと後悔しましたね。インティライミ・・・良かった。すぐ側で見ていたわけではないのですが1頭だけ外々を力強く周回する姿は印象的でした。キビキビとした動きで状態の良さをアピールするかの様。思わず単勝にドカンとブチ込もうかと思いましたが・・・・・やはりオッズを見ると俺には買えなかった。
その他ではコメディアデラルテも良い感じでした。(←結果論ではなくて・・・。)
で、馬券の中心に据えたアドマイヤフジなんですけれども。数字上はマイナス8キロだったと思うのですが見た感じまだ馬体が緩い印象。馬自体の持つ雰囲気は1頭抜けているように思いましたが、幾分余裕を残した仕上げといったところだったのでしょう。ダービーに向けての事情はわかりますが、それが致命傷になったかもしれません。(なんとか出れればいいのですが・・・)

インティライミに関しては返し馬でも走る気を見せていたように凄く前向きな馬という印象を強く受けました。それでいてレースではかかる面をみせることなく自在性もあり俺の中では好感触。
また2着のコメディアデラルテもインを上手く突き、思ったよりもセンスがある事に驚きました。この馬もキャロットクラブの馬でしてデビュー前から注目はしていましたが相当の力を持っているようです。ホワイトマズル×オペラハウスでこの時期にこれだけ走れたら前途洋々でしょう。ダービーだけでなく先々が非常に楽しみになる走りでした。(ただ言い換えればダービー云々というような馬ではないような気がしますが・・・。)
アドマイヤフジについては・・・。とにかく馬体を絞ってほしい。ギリギリまで絞れた状態での走りを1回見てみたいと切に願う。それが次走ダービーであれば最高なのでしょうが・・・。今の体だと今日のようなレースの繰り返しになるでしょうね。

総括しますと、インティライミはダービーでも勝負になると俺は見ています。
っていうかディープ以外だとコイツしかいない。
恐らく打倒ディープの期待はこのインティライミが一身に背負うことになるでしょう。頑張れ!

ついでにプリンシパルSにも触れておきましょう。
ダービーに向けては語るべきものはないので、馬券の話になりますが・・・。
ちょっと聞いてくれる?
俺はこのプリンシパルSが今日の勝負レースだったのよ。
で本命が④シャドウゲイト。これがまた恐ろしく人気がなくて俺的にはウマ~な感じ。
相手本線にマルブツシルヴァーで、この2頭軸の3連単マルチ。
直線2頭で行った行ったになって狂喜乱舞してたら・・・エイシンニーザンってなによ、アンタ。
ディーエスはいいよ。エイシン!おまえまで来たらアカンがな!マルブツ4着なってもうたがな・・・。
超ド級の落ち込みを経験させてもらって、どうもありがとう。ご丁寧に審議対象にもなりやがって、ちょっと期待したがな・・・降着。
エイシンニーザン。当分、恨む。
ってことで俺の100万馬券ゲットは明日のNHKマイルに持ち越されました。
皆もめげずに頑張ろう!!(俺、死にそう・・・。)(T)
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園田に出陣

2005年05月05日 11時28分22秒 | 競馬全般
兵庫チャンピオンシップの行われた園田競馬場に行ってまいりました。

年に数回、園田には行っているがさすがに昨日は人が多かった。
いつもは俺、正月開催とJBCの時ぐらいしか行かないもんで暖かい時期の園田にちょっと戸惑いを感じましたね。

例によって、相棒のじんこうと出向いたんですが実は前日も彼とともに甲子園に行ってたりなんかして・・・。(町田の幻のサヨナラホームランを見てきましたよ)
春天・甲子園・園田と二人で行ったことになり、俺の交友範囲の狭さをあらわしてますな~。

ところで園田には午後の7Rからの参戦になったわけですが、結果をいうと全敗でした。
7、8Rと軽く馬券を買ってみていた段階で相当砂が深い印象を受け、大型馬が軒並み連対していることに目をつけたのまでは良かったのですがどうも馬券には結びつかず・・・。
何が致命的だったかというと、「馬券の種類」これにつきますな。
3連単がないのはつらい・・・。せめて3連複ぐらいは売ってくれ。穴馬券を小額で買うのに慣れている俺には馬単は当たる気がせん。かと言って馬連なんかをドカンと買う気も起こらんしね。

メインの兵庫CSはというと・・・。
ドンクールが来ましたね。得意の叩きあいに持ち込み、例によって勝負根性のあるところを見せてくれました。
ちなみに俺の本命はプライドキムだったんですが、パドックでは凄く良く見えたものの思ったより人気していたこともあって馬券的にはあまり勝負できませんでした。展開もアグネスジェダイが出遅れた影響が1番大きかったのがこの馬のように思えましたね。
このドンクール、プライドキムの2頭に加え、先日の端午Sを圧勝したカネヒキリの「関西ダート3強」による戦いは今後も楽しみです。
ちなみに関東在住のじんこうによると「関東ダート3強」はブレイクオブドーン、ダイワキングコン、トラストジュゲムの3頭だそうです。こう見ると関西の方が相当強力な布陣に見えますな。とにかく注目しておきましょう。

さて、今週末にはNHKマイルCが行われるわけですが、個人的に大注目がその前日の京都新聞杯。
ここで俺のダービー本命候補2頭が激突。その2頭とはご察しのとおりアドマイヤフジとインティライミの2頭でございます。
フジについては以前から府中での期待の旨を書いていましたが、それに負けず劣らず期待しているのがインティライミでありまして、さしずめこの京都新聞杯は「俺のダービー本命決定戦」の趣になりました。キャロットのコメディアデラルテなんかもその座を虎視眈々と狙ってたりなんかして・・・。注目度大のレースですね。

NHKマイルについてはラインクラフトには注目していますが、今のところ本命は決まっておりません。
アイルラヴァゲインあたりを狙ってみようかといったところ。ゆっくり検討してみましょう。(T)
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京都競馬場参戦記(春天の巻)

2005年05月01日 23時40分40秒 | 競馬全般
今年3度目の京都競馬場。
数えてみれば今年に入ってからは阪神競馬場を含めても通算4度目の現場参戦である。
これは俺にしてみれば非常に少ない。
3連単中心の馬券スタイルの影響もあり、3連単馬券が発売されていない8Rまでは馬券的興味が俺の中では薄れていることが大きく、一口で出資している愛馬が出走するとき以外は、GⅠぐらいしか競馬場に行かなくなりそうな雰囲気を醸し出している。もともと現場参戦派の俺にも転換期が訪れているのかもしれない・・・。と心にもないことを思いつつ本日の観戦記に移ろう。

朝イチからGWで大阪に帰省している「じんこう」と淀へ出陣。
今日のハイライトは早くも第1R・3歳未勝利戦から訪れた。
じんこうの出資馬フィジカルバランスのデビュー戦である。
注目すべきはパドックであった。登場するなり異様な周回を重ねるフィジカル・・・。数々のダンスを披露してくれたよ!一言で言うならば「ロデオ」・・・。イイ汗かいたとばかりにご丁寧に最後は発汗までも・・・。
そばにいた観客のコメントが奮ってた。

「フィジカルバランス・・・。なんちゅうバランスや・・。」

俺も納得。
しかし騎手っていうのは大したものだと思ったね。そんな状態の馬でもなんなく乗って操縦するのには感心したよ、後藤見直した。これで勝ったら大物やなってじんこうとも話していたが現実はそこまで甘くはなく結果は着外。しかし見せ場は作った走りで後肢に力がつけば芝で走ってきそうな印象は持つことができたと言っておきましょう。

そんなこんなで以降は淡々とレースを消化していったわけだが、俺の中で熱かったのが10Rの烏丸S。
当初の予想ではエローグからスウィフトカレントとハイフレンドトライを中心に3連単を組み立てるつもりが、直前に俺の中で確信的なひらめきがあり(まあ、大したことではないから省くけど)急遽、エローグ&ブルートルネード2頭軸のマルチ流しの勝負を敢行!
見事、軸馬2頭が抜け出して「これは配当つくぞ!」と歓声をあげたものの・・・・・。
馬券を見ると1着⑦ダディーズドリーム抜けてまんがな~。
軒並み流したつもりが・・・。やっぱり抜けとる・・・。
アンカツいらんことすな!(←今日はこの台詞、何度も言った・・・)
思えば、ダディーズドリーム。おまえに魅せられて弟のシューブラックに出資したこともある俺だぜ。(注 シューブラックは未出走のまま引退・・・)

落胆の中、迎えた天皇賞・・・・・。

もはや語るべきことはございません。

アイポッパーはよくやった。頑張ったよ・・・。
アンカツ・・・。神がかっていたとだけ言っておきましょう。

帰り際、じんこうと本気で思ったことを最後に・・・。
「シーザリオ・・・。天皇賞出てたら勝ってたで・・・。」
冗談ではなく本気で思えた2005年春・天皇賞である。(T)





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