上半期終了

いや～この暑さはどうにもなりませんなｗ

明日の宝塚記念をもって、一応「上半期」の競馬は終了となるのですが（…個人的な感覚ではね）
今年の前半は成績が伸びず予想外に苦しんだシーズンとなりました。
結果、ここまで勝ち鞍は３勝のみ。
ここ数年との比較では率でいうと大きく落ち込んでいるわけではないのですが、出走数が明らかに激減。
そう考えると勝ち鞍が伸びないのも必然といえば必然ですね。
オレの場合、獲得賞金やレースの格はそれほど意識しないのですが、昔から勝利数だけは妙に気になる…。
単純に「勝って喜ぶ機会を増やしたい」という願望が強いんでしょうね（笑）

幸い、今年は２歳馬が比較的順調なようで後半に向けては明るい材料も揃っています。
古馬勢も休養中のトライアンフマーチ、トゥエルフスナイトに復帰の目処が立ちそうですし、他の馬も前半に無理使いしなかった分、これから稼働率を上げていけそうですしね。

そういう状況の中にあって、来週は早速スピリタスが出走を予定。
…と言うと聞こえは良いのですが（苦笑）
ついこの間まで近況では「疲れが残っているので回復に努める」というニュアンスでしばらくゆっくりさせる雰囲気だったのが、一転して入厩…即、出走。
この経緯というか迷走ぶりは、まるで「エイシン軍団転厩で空いた馬房を埋めよう」作戦にまんまと利用されているような気がｗ
まぁ、オレとしてはこれを逆手にとってスピリタスが復活の脚がかりとしてくれれば、それこそ結果オーライなんですけどね（笑）

来週はもう１頭、２歳のメテオライトにも出走の可能性があるようです。
こちらはデビューに向けて調整を進めている段階ですので慌てて使う必要はないのですが、しばらく京都では適鞍（芝中距離の新馬戦）が組まれていないことから、練習がてら実戦に使ってしまおう…という、素直に喜んでよいものか？なんとも微妙な現在の状況です（笑）
ま、出走すれば期待してしまうことに変わりはないのですがｗ

ちなみにダローネガの次走は新潟２歳Ｓを予定とのこと。
レース後も特に問題なく、もうすでに短期放牧に出ています。
この馬は…心配するヒマもないですね。
このままずっと順調に行くような気がしてきました（笑）

父譲りの走り

メイクデビュー開幕週の阪神マイル。
例年、注目を集める２歳新馬戦に挑んだのはダローネガ。

見事に初陣を勝利で飾ることができました


直前に「良」へと変更されたとはいえ、昨夜からの雨で水分を含んだままの馬場状態。
相手関係を見渡すと動きの良さが目立つ馬や評判馬が数頭見受けられ、デビュー戦からタフなレースになることも覚悟してパドックを待ちました。

　　

初めて生で見るダローネガ。
492㌔の馬体はバランス良好で、馬っぷりの良さは出走馬の中でも上位に評価できるレベルにあるように見えました。
まぁ、そうは言ってもまだ2歳の若駒ですから幼い面も多分に残っており、周回中も頻繁にボロをしたり厩務員に甘えたり…と可愛らしい姿を披露していましたね（笑）

　　

返し馬。
ジョッキーが跨ると前向きな気性が発揮されるようで、元気が良過ぎるぐらいの走りっぷり。
陣営のコメントでは「怖がり」な部分があるとのことでしたが、本馬場入場や返し馬の様子を見ていると…すっかり、そんなことは忘れちゃいましたね（笑）

レースはそれほど速いスタートではありませんでしたが、後手を踏むこともなく先段の位置取りへ。
道中は3～4番手で緩い流れにも折り合い、非常にスムーズな競馬。
前を行く逃げ馬がフラフラする場面もありましたが、ダローネガは気にする様子もなく4角手前では自然と馬なりで先頭に並びかける形に。
鞍上も余裕をもって直線を向いてから追い出し、馬もそれに反応してしっかりと加速。
完全に抜け出したダローネガを追って後続も脚を伸ばし、その中から1頭エピセアロームが他とは違う勢いで差を詰めてくる。
直線半ばでは馬体を並べて2頭の一騎討ち。
見るからに勢いは相手のほうが上回っており「こりゃ～やられたな…」と諦めつつも、並んでからはなかなか抜かせないダローネガ。
おぉ…これは、いけるんじゃないか!?　そう、思ったときにはもう絶叫していましたｗ
結局、最後まで相手を抑えきってクビ差でダローネガが先着。
父ダイワメジャーを彷彿させるレース運びに酔いしれました（笑）



なかなか良い勝負根性を持っているようで、実戦でも追ってからしっかり伸びることが確認できたのは大収穫。
今日のレース内容からは現時点で特に不安な点も見当たりません。
なんせ、2歳戦は昨日始まったばかりだからね（笑）

こんなに早く勝ち上がったことはないから、何を書いていいのか分からない…ってのが正直なところですわ


とりあえず、「ダイワメジャー最高～！！」


ってことで…単勝・3連単いただきました

シーズン開幕

函館、阪神、中山で２歳新馬戦がスタート。

今年は早くから出資馬のダローネガが開幕週のここを目標にしており、とても楽しみにしていた…にも関わらず、口取りを申し込むの忘れてた～（笑）

まぁ、それだけ多忙だということで…。


【6/19(日)阪神5R/2歳新馬/芝1600m/ダローネガ/佐藤哲】

父ダイワメジャーの初年度産駒でもあるダローネガ。
母カメリアローズも中央で短距離を中心に4勝を挙げた活躍馬。
血統的にはパワーとスピードの持続力を武器にマイルで先行するイメージが浮かぶが…まぁ、明日はそのイメージどおりの競馬になるんでしょうね（笑）
もっとも自分の場合は、この馬に出資した動機として血統は殆ど考慮しなかった というのがホントのところ。
むしろダイワメジャーっぽくない馬体に惹かれたのが一番の動機だったので、今更こんなことを言うのもなんですけど明日の馬場状態を考えると…父の特長をしっかり受け継いでいてほしいなぁ～と（笑）
体質的にもここまで全く不安がなく順調に来れたことに加えて、初年度産駒という背景も手伝ったのでしょう。デビュー前からスポーツ紙などで取り上げられる機会にも恵まれました。

もうすでに…「ダイワメジャー最高！」という気分ですｗ

坂路での調教ＶＴＲを見たところ、まだロスの多い走りではありますが大跳びのフットワークはかなり魅力的。
体型的にも脚長の馬体ですので小回りよりも広々としたコースで力を発揮するタイプに見えました。
現状でもそこそこパワーはあるように思いますし、二の足が速くて追ってからも良さそう…。
ジョッキーとも手が合いそうですし、初戦から好勝負ができると思いますね。
ま、デビュー戦なので不安を挙げればキリがありませんし、良いとこだけをイメージしてみました（笑）


まずは幸先の良いスタートを願いたいところです

２歳入厩馬

先週のダービー。
降りしきる雨のなか悪条件で行われましたが、実に良いレースでしたね。
不良馬場で上がり34秒台を叩き出した上位2頭の決め脚にも驚きましたが、そこに至るまでの展開も白熱しており久々に「良いものを見た」と思えたダービーでした。

モハメド殿下の言葉を借りるわけじゃないけど、
勝つことを夢みるのが競馬。
今年ダメなら、また来年、そしてまた次の年へと夢が続く。
いつも夢を持てるのが競馬。
嫁に文句を言われながらも懲りずに一口を続ける俺なんかは…しみじみ実感させられたね（笑）

次のダービーへの戦いがまた始まる。

決意も新たに…来年こそは出資馬を舞台に送りこみたいぞ

で、話は入厩済みの期待の2歳馬に続くわけだ（笑）

　【メテオライト】

　【ダローネガ】

現在、栗東に入厩しているのは藤原英厩舎・メテオライトと佐々木晶厩舎・ダローネガの2頭。
この2頭、牧場での育成中はメディアへの露出はそれほどでもなかったのだけれど（ダローネガに関しては殆ど皆無ｗ）、入厩してから聞こえてくる評判はすこぶる良い。
特に最近の報知ブログでは頻繁に取り上げられていて、ついには2頭揃って記事に掲載…なんてところまでエスカレート（笑）
ここまでくると驚きを通り越して、罠に嵌められている感覚…というか、まるで俺が取材を依頼しているみたいじゃないか！？
と言いつつ、随分楽しませてもらっていますけどね（笑）

まぁ、他の有力2歳馬の入厩がまだ少ないこともあるのでしょうが、早期入厩には「こういう楽しみもできるんだなぁ…」と思いがけず新たな発見をした次第であります

まずは先鋒ダローネガが6月19日の阪神マイルに出走予定。

いまからデビューが待ち遠しいですね