価値ある５着

１勝馬ながらＴＲのスイートピーＳ２着から、晴れてオークスの舞台に出走したフロアクラフト。

さすがに人気は皆無（ブービーの17番人気!?）でしたが、結果は大健闘の５着！

本当によく頑張って走ってくれました。


今年の牝馬クラシック戦線は抜けた存在が見当たらず、その中にあっても勝ち味に遅く地味な存在だったフロアクラフト。
この時期の３歳牝馬にとっては過酷な府中の2400ｍという舞台で、最後は余力がなくなりながらも全力を出し切ったといえる内容は立派だったと思います。
現に、直線では「あわや！」というシーンもありましたし、棚ぼたで得た結果ではなく、自らの力でもぎ取った「価値ある」掲示板の５着という印象でした。

輸送続きやローテーション的にも楽な条件ではなかったと思いますが、追い切りの動きやパドックの様子からも状態は非常に良かったと思われ、馬のタフさもさることながらオークスに臨むにあたっての陣営の手腕も実に見事でした。
この馬はまだまだ強くなる要素がありますし、秋…というか今後に向けて大きな自信を掴むことができたレースでもありました。

こんな健気で一生懸命に走る牝馬。
センスがあって、スタイルも良くて、それでいて性格も良さそう…。

いまさらながら、惚れてまうやろｗ


良い馬に巡り合えたことに感謝です。

樫…ラスト切符！

今日の東京メイン「スイートピーＳ」でフロアクラフトが２着となり、オークスの優先出走権を得ました。

イン有利の前残り馬場で最内の１番枠。
ＯＰながら全頭が１勝馬という恵まれた相手関係。
そして、好調松山騎手への乗り替わり（前走で騎乗した某天皇賞ジョッキーは、馬上でのピストン運動がなんとも酷かったｗ）

これら好走条件が揃っていたわりに意外と人気がなくて馬券的にも美味しかったですね～。

前走・中山のディジー賞から再度の輸送でしたが今回も増減なしの476キロでの出走。
これで全７戦中５戦で476キロ（他２戦も474キロ）と、馬体重に関しては抜群の安定感（笑）
パドックの様子も実に落ち着いて周回しており、実に安心して見ていられるタイプの馬です。

ゲートも大人しく、スタートもスムーズ。
出たなりでインの３番手をキープし、直線では軽く外に出して早め先頭。
先に抜け出した分、直後にいた勝ち馬に目標にされての２着でしたが、立ち回りの上手さを生かした競馬での２着確保は納得のいく結果。
それほど斬れる脚が使えるタイプではありませんが、レースセンスに優れている馬ですので馬場によるアドバンテージも十分に生かせた内容だったと思います。

このままレース後も順調で無事にオークス出走となれば、自分としては2005年のシーザリオ以来の樫の舞台。
正直、今年は牝馬クラシックには縁がなさそうだと思っていただけに「ラスト切符」を手にしたフロアクラフトの頑張りは本当に有難い。
この世代、最優先で申し込んだものの落選したのが、同じく今日のレースに出走していたディアデラマドレ。その落選を受けて1.5次で出資したのがフロアクラフトでした。そういう意味では実は不思議な縁があったのかもしれませんね…。

さすがに次は相手関係も違いますし距離も600㍍延びて厳しい戦いになりますが、スムーズな競馬でどこまで…といった感じかなぁ。強気に見積もっても「目指せ掲示板」ぐらいの心境で肩の力を抜いて応援したいと思います（笑）

とにかく頑張って権利をとってくれたフロアクラフトに感謝！！

この後も無事に元気に走る姿を楽しみに、応援していきたいと思います。

初星

先週の3歳未勝利戦でフロアクラフトが勝ち上がり。
そして、これが本年初勝利。
早目に一つ勝てて、よかったです

肝心のレース内容のほうも、なかなか味のある競馬でセンスを感じさせるものでした。
この時期に勝ち上がったことで、ひとまずはクラシックを目指すことになりそうですが、ローテ的には少し悩ましいところではありますね。
体調次第で無理せず進めていってもらえれば…と思います。

出資馬では久し振りに牝馬での勝利ですから、大事にして古馬になるまで楽しみたい（笑）

そんなふうなことを願っています

フロアクラフト、デビュー

2歳出資馬のラストを飾ってフロアクラフトが京都でデビュー。

府中の牝馬限定戦を除外になっての参戦でしたが、お陰で現地観戦と相成りました。

　　

　　

お馴染み「西園厩舎」のメンコが一際目立つパドックでしたが、馬は凄く落ち着いていて…とても愛らしい表情をしていますね（笑）

レースは好スタートからセンス良く内目の好位をキープ。
直線を向いてゴール前は少し窮屈になりましたが最後まで脚を伸ばし、2着を確保しての入線となりました。

あっさり抜けた勝ち馬には及びませんでしたが内容は上々で、デビュー戦としては文句のない競馬だったのではないでしょうか。
稽古の動きから能力は感じさせてくれていましたが、実戦でも期待どおりの走りを披露してくれたことで今後が益々楽しみになりましたね。

次は初勝利を期待したいと思います。