Le Petit Prince

星に願いを…

ネバーギブアップ

2005年07月24日 03時25分17秒 | 【シーザリオ】
やはりこのニュースを避けて通るわけにはいかないのであろう・・・。

「シーザリオ、右前繋靭帯炎発症」

俺がシーザリオ故障発生の噂を掴んだのは20日の水曜の夜であった。
ただ、その段階では公式発表もなくあくまで噂の域を出ていなかったため、何かの間違いであってほしいと一縷の望みを持っていたのだが・・・。
翌21日にキャロットHPで公式発表があり、現在に至っている。

検疫期間中ということもあり詳細はいまだ不明の部分が多く、シーザリオの状態や今後については徐々に明らかになってくるであろう。現段階で分かっていることは故障は右前の繋靭帯炎であることと、少なくとも2~3ヶ月の休養を要するということ。したがって今秋の出走は絶望的とみられる。

故障がどの程度のものなのか?この点が1番気になるところである。
現段階では軽度のものであるという見通しが一般的な見解であるようだが、この点については楽観視できないというのが正直な気持ち。これ程の実績を既に挙げている馬である以上、症状が少しでも重ければ「引退」という選択肢が頭をよぎる・・・。
個人的には繋靭帯炎というのは非常にやっかいな故障であるという印象があり、骨折とは違って完治が難しいらしい・・・。ネット上でも「復帰できたとしても競走能力に影響する」「再発の危険性が常に付きまとう」などの悲観的な意見も多く見られた。

確かに同じ故障に見舞われたヒシミラクルも復帰こそ果たしたものの全盛期の力を取り戻すことなく引退に追いこまれた・・・。
ましてやシーザリオは牝馬である。
復帰できたとして、牡馬の一線級と戦うことになるわけで非常に厳しい状況であると言わざるをえない。
やはりこのまま引退という可能性は捨てきれない・・・・・。


だが、それでも俺はシーザリオがターフに戻ってくることを願っている・・・。


いまは辛抱の時・・・。
それがたとえ困難なことだとしてもシーザリオなら乗り越えてくれる・・・。
そう思えるだけのものを今までのレースでシーザリオは見せてくれたではないか。
可能性がゼロではない以上、俺は諦めない。

ネバーギブアップだぜ、シーザリオ。
皆もそうだろう?(T)

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復活宣言!

2005年07月10日 21時31分20秒 | 競馬全般
今週は久々に土曜日が休みだったため、「シーザリオ関係者への花束贈呈式」が行われるという阪神競馬場へ行ってきました。

あいにくの雨模様でしたが、贈呈式が行われた昼休みにはウィナーズサークル前に熱心な競馬ファンが集まっていました。
誰か知ってる顔がおらんかな?と俺もあたりを見渡してみると・・・・やっぱり、いましたね。
シーザリオ新馬戦のときに一緒に口取りをし、祝勝会でもご一緒した方がいらっしゃいました。

で、その方と場内のターフビジョンで流されていたアメリカンオークスの映像を見ながら談笑。
現地まで応援に行ってらした方でしたので、その時の様子や裏話なんかも聞かせてもらい有意義な時間を過ごせました。

贈呈式が終わったあとで、もう一人シーザリオ出資者の方が来られていたこともあって合流し競馬場内でミニ祝勝会を・・・。
シーザリオのアメリカンオークス制覇を祝ってささやかな乾杯!
そこでも1時間ばかりアメリカ遠征の話や募集馬の話に花を咲かせました。
今月末に他のシーザリオ出資者を含めて再度お会いすることを約束してお開きとなりました。

俺はせっかくだから今日のレースの馬券でも買って帰ろうと思い(いや、もともと馬券がメインで来てたんやけど・・・)、三連単でちょこっと馬券を購入して家路につきました。

前々からブログでも報告しているようにここのところ馬券が全く当たっていないこともあり、俺の懐は大ピンチなわけでございます。かろうじてシーザリオが賞金を稼いでくれているわけですけれども、その肝心の賞金は嫁に管理されていることもあり俺自身は全く潤っていない!しかし、俺は最新のポータブルDVDプレーヤーがどうしても欲しいのです!(←知らんがな・・・)
これはアメリカンオークスの賞金を交渉して俺のものにするしかないと悲壮な決意でいたわけでありますが・・・。

いや~、なんといいますか・・・。

追い詰められたときにこそ、本領を発揮する男というのでしょうか。

起死回生の一発は函館メイン「STV賞」で放たれました。

困ったときの父内国産狙い(ローカル限定)で挑んだ函館11R。
見事、三連単805.4倍ゲット!
シーザリオと同じスペ産駒のサンバレンティン!よくぞハナ差で凌いでくれたぜ!
ヴンダーを切ってた俺にはキミが神様に見えたぜ。(っていうかよく見ればヴンダーも父内国産やんけ!やばかった・・・)

さらに父内国産馬券の威力は衰えていなかった。

返す刀で福島最終12R。
三連単367倍ゲット!

時代は父内国産である!

思えば俺の高配馬券は父内国産によるものがほとんどであった・・・。時代が俺に味方した。
「日本バンザイ!」だぜ。

シーザリオによる日本馬アメリカGⅠ初制覇とともに俺の連敗にも終止符が打たれたのである。

ここに高らかに復活を宣言いたします。
そして、本日DVDプレーヤーを俺は手に入れることに成功したことを報告いたします。
どこからでもかかってきなさい!(T)
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シーザリオinUSA(その2)

2005年07月09日 09時54分49秒 | 【シーザリオ】
シーザリオのアメリカンオークス制覇という快挙で幕を開けたこの1週間。
録画したレースVTRを何度も見ました。
巷でも評判になっていますが、現地の実況アナウンサーの

「ジャパニーズ スッパースター セィッザリオッ!」

のくだりは何度聞いても気持ちがイイ~。
映像とともに強烈な印象が残る名シーンとなりました。

レース内容については前回に振り返りましたのでそれ以外のことを少々・・・。

快挙達成後、結構いろんなメディアでシーザリオのことがニュースになっていたのには驚きました。
NHKのニュースでも取り上げられ、それを見た嫁の実家からも電話があったりして・・・。
テレビを見てたら突然、シーザリオが出てきたものだからビックリしたやろね。想像するだけでちょっと愉快な気持ちになります。
朝日新聞の夕刊にも1面で報じられたようで、俺の親父に新聞見せてもらおうと電話したら親父にもいろんな人から祝福メールがきたらしい・・・。(←あなた、出資しとらんがな!)
これもシーザリオ効果ってやつですか・・・。

今後もいろいろな特集が組まれたりしそうで、思わぬ楽しみが増えました。

主役のシーザリオのほうは7日に無事に帰国し、ノーザンファームで放牧に入るとのこと。
しっかりと休養をとってもらいたいものです。

さて、そんな中気になるのはシーザリオの今後のレースプラン・・・。

まずは十分な休養をとることが最優先ですが、状態に問題がなければ恐らくブリーダーズカップに向かうことになると俺は見ています。
調教師自身は挑戦する気満々ですし、騎手の問題も含めて海外遠征という方向で話が進むのは間違いないでしょう。
ネックになるのはオーナーサイドっていうか出資者の意見ってところでしょうか。一口会員の影響力がどこまであるのかは分かりませんが、海外遠征に消極的な意見も少なくはないでしょうね。
俺自身、もともとシーザリオには秋に期待していた部分が大きかったわけです。アメリカンオークス直後にもBCに行くのはやめてほしいと正直、思ったのも事実です。
しかし、レースを何度も見るうちに気持ちは海外遠征に傾いていきました。

今の心境は「是非、ブリーダーズカップに挑戦してほしい!」とまで思っています。

たしかに国内レースで、ラインクラフトやスイープトウショウとの対決、さらにはディープインパクトとの対戦を見たい気持ちもありますが、それ以上に世界の強豪と渡り合うシーザリオの姿を見たい気持ちが俺の中では大きくなっている。
賞金面を考えると国内優先は当然でしょうが、これだけの馬になった以上、夢を求めたい。
競馬ファンの声援を受けて、世界に挑戦するシーザリオの姿に魅せられてしまったわけですな。

さらに具体的に言えば、フィリー&メアターフではなくターフに出走してくれることを希望します。
どうせなら、より高いレベルで戦ってほしいと考えてしまうのです。

もちろん東海岸への遠征ということで今回の遠征よりもリスクは大きいでしょう。
シーザリオの状態が最優先されるべきですので、輸送と体調面がクリアされれば・・・という前提での話になりますが。

ともかく、世界を狙える馬にまで成長したシーザリオです。
どういう路線を進むにせよ、あたたかく見守っていきたいと思います。


余談ですが、アメリカンオークスの単勝馬券とレーシングプログラムが届きました~。

ありがとう!キャロットクラブ!
ありがとう!チーム・シーザリオ!
やったぜ!(T)
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シーザリオinUSA(その1)

2005年07月06日 01時48分13秒 | 【シーザリオ】
これがあるから競馬はやめられない・・・。

シーザリオが「アメリカンオークス」を圧勝しました。
昨日から競馬関連の話題は「シーザリオ」一色になっています。スゲ~よ、ここまで盛り上がるとは・・・。
それだけインパクトのあるレースだった。
それに加えて、日本馬初の米国GⅠ制覇などといった歴史的快挙も重なってなんだかエラいことになってます。

レース当日、俺はグリーンチャンネルで生中継を見ていたわけなんですが・・・波乱の幕開けでした。
というのも大阪は大雨でスカパーの電波が途切れやんの!
発走直前になってなんとか普通に見れたものの、歴史的瞬間を見逃すところだったわけよ。泣きそうになったわ。

で、シーザリオが度肝を抜く圧勝劇をやってのけたわけですが・・・痺れたね。
最高のレースをしてくれたと俺は思う。
好スタートから即3番手の絶好のポジショニング。これで勝負アリって感じでしたね。
バックストレッチでは、シーザリオの青毛の馬体が光輝いて非常に印象的でした。
そして何といっても馬なりで先頭に踊り出た3コーナーのシーン・・・。ゾクっとしましたね。
俺はこの3コーナーの場面が強烈に脳裏に焼き付いている。
あとは圧巻の独走劇となりました。

いや~、ここまでの走りをするとは・・・。
正直・・・思ってた!
不利さえなければ圧勝もアリと・・・。
ただ、この大一番でこれだけ完璧なレースをできるとは驚きました。そして福永騎手の手綱捌きに魅せられました。
前回のレース展望で福永&シーザリオのコンビについて語った俺の見立ては間違っていなかった。
シーザリオには福永こそが相応しいと改めて実感しましたね。


レース後、現在に至るまでに様々な記事やブログを見てきました。
そして改めてシーザリオがやってのけたことの重大さを実感しているといったところです。
今回のアメリカンオークスはまさしく「快挙」といってよいでしょう。
記録的な面もそうですが、なによりレース振りが素晴らしいものでした。
レースのレベル云々の問題ではなく、3歳牝馬がアメリカまで遠征してこれだけのパフォーマンスを披露した事実。
そして、現実に幾多の日本馬が成し得なかった米国GⅠを初めて制したという事実。
これらは生涯、消えることのない勲章です。

このブログを始めた当初、シーザリオについて書かれたブログは数えるほどしかありませんでした。
それなら俺がシーザリオについて書いてやろうと立ち上げたわけですが、いまやシーザリオ関係のブログは膨大な数にのぼります。
俺ももともとはシーザリオのことを書かれた記事が読みたかったわけで・・・今の状況は非常に嬉しい・・・。
当ブログを見ている人も大半が俺と同じようなことを思っているのではないでしょうか。

もはやシーザリオは出資馬だから応援するというレベルの馬ではなくなりました。
日本の代表として今回のアメリカンオークスに出走し、様々なファンの声援を受け見事に勝利を掴んだシーザリオの姿は改めて競馬のもつ魅力を再認識させてくれました。
今となってはシーザリオという1頭の馬をデビュー戦から見届けてこれたことがとても嬉しく思います。
(もしよければ過去にシーザリオ新馬戦、寒竹賞・・・なども書いているので見てもらえれば俺の心境の変化も分かるかと・・・)

とにかく、シーザリオとともにいくとこまでいこう。
続く~。(T)
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アメリカンオークス

2005年07月03日 04時49分32秒 | 【シーザリオ】
シーザリオが挑戦する「アメリカンオークス」が直前に迫ってきました。

輸送、検疫を無事にクリアし状態も良さそうとのことで万全の態勢でスタートを迎えることができそうです。
あらためてこの馬の精神力に感心させられました。と同時に初の海外遠征で理想的な仕上がりに持ってきた陣営も見事だと思います。現地での評判も上昇しているようですし、期待は高まります。

ただ、一筋縄ではいかないのが海外レース。
他馬との力関係についても正直、やってみないと分かりません。
ジョッキーもアメリカの有名どころが顔を揃えていますし、福永騎手を不安視する意見も少なからず目にします。
しかし俺は福永とのコンビがシーザリオにとってはベストであると確信している。
オークスの逆境をくぐり抜けたシーザリオと福永の信頼関係は他馬にはない大きなアドバンテージとなるに違いない。
俺がこんなことを言うのも可笑しな話だけれども、先日の祝賀会での福永騎手の話や最近のコメントから察するに彼の精神状態はいま最高に近い状態にあることが感じられた。大きな事を成し遂げる、そんな男の雰囲気が漂っている・・・。

相手関係に話を移すと、最有力候補と目されているのが4戦4勝のメロールアインダ。
ディアデラノビアの従姉妹ということでも話題になっている同馬だが真の力は如何ほどのものか掴みきれない部分が大きい。強い相手との対戦も今回が初めてのようで、少なくともシーザリオが太刀打ちできないような相手ではないだろう。
このメロールアインダ以上に俺が気になる相手がスリーディグリーズ。
戦跡などからこの馬が1番の強敵になるような気がしている。スピード、勝負根性ともになかなかのものを持っているようで混戦になるほど力を発揮するような不気味さがある。(あくまでも想像だが・・・)
シーザリオを含めて、この3頭が上位に評価されているようですがそれ以外のメンバーもなかなかのものではないでしょうか。
ヨーロッパ勢に関してはシルヴァーカップが最上位の評価みたいですが、それよりもアメリカ勢を警戒すべきだと思いますね。メモレッテ、ルーヴァンあたりは1発があっても驚けないような存在ではないでしょうか。
いずれにしても、昨年のメンバーよりも強力なメンバーであるのは間違いないでしょう。

だからこそ、シーザリオの挑戦が俺には大きな意義があるように思える。
ベタな表現になるが、日の丸を背負って戦うシーザリオの姿に少なからず熱いものがこみ上げてくるのです。
海外遠征、世界への挑戦ってやっぱ、こうじゃなくっちゃね。
あ~行きたかったな~ハリウッドパーク・・・。

ともかく異国の地で戦う「チーム・シーザリオ」に幸運を・・・。
カリフォルニアからの朗報を待つ!!
そして記念単勝馬券も待つ!・・・できればレープロも・・・。(チーム・シーザリオの皆さん、よろしく!)(T)
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