Le Petit Prince

星に願いを…

ありがとう。

2013年05月23日 22時52分16秒 | 【トライアンフマーチ】
トライアンフマーチが屈腱炎を再発。

以下、クラブHPより転載

5/23  引退

「脚元のことも考慮して中間はプールを中心に調整してきたのですが、安田記念はギリギリ除外対象とはいえ、今週時計を出しておかなくてはなりませんし、追い切りに備えて火曜日に坂路で15-15程度のところを乗ったんです。前走後、本格的な乗り出しはその日が最初だったので、こちらもかなり慎重にしていたのですが、翌日になって右前脚に腫れが出てしまい、触ると痛みがある状態になってしまいました。一過性のものであることを祈ったのですが、今朝になっても腫れは引かず、診療所でエコー検査を行ったところ、屈腱炎であることが判明してしまいました。以前発症した箇所でもありますし、NFしがらきでも厩舎でも、慎重に慎重を重ねてケアを行い、力を出せるように調整してきましたから大目標を前に再発というのは残念でなりませんが、レースで命にかかわるような故障につながらなかったことだけは良かったと思っています。皐月賞2着を始めクラシックでの戦い、マイル路線に変更してからの健闘、屈腱炎からの復活と、この馬の思い出は尽きません。厩舎のスタッフたちから最近は『おじいちゃん』と呼ばれて親しまれていた馬。厩舎からいなくなるのは寂しいですし、なんとか重賞をと思っていたのでその点は悔やまれますが、とにかくこの年齢までよくぞ頑張って走ってくれたと感謝の気持ちでいっぱいです」(角居師)脚元の不安と闘いながら、7歳までトップクラスで渡り合ってきたトライアンフマーチ。年齢を感じさせない元気いっぱいな姿と張りのある馬体は、いつ見ても驚かされました。出走が厳しそうだったとはいえ、大目標を前にこのようなことになって残念でなりませんが、屈腱炎の再発となれば、これ以上の現役続行は厳しいと判断せざるを得ません。このような状況を踏まえ、角居勝彦調教師と協議の結果、近日中に競走馬登録を抹消することになりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。


愛すべき馬。
トライアンフマーチとの想い出は尽きない。
それだけに…寂しくなりますね。

重賞タイトルを獲れなかったことが心残りですが、この馬に対してはとにかく感謝の言葉しか浮かんでこない。

心の底から、ありがとう

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重賞制覇ならず

2013年05月12日 19時02分25秒 | 【トライアンフマーチ】
トライアンフマーチの今年3走目は京王杯スプリングC。

雨模様の東京競馬場で岩田騎手を鞍上に直線で抜けてきた瞬間、「ついに重賞タイトルを獲った!」と興奮がピークに達しましたが、それも束の間…。
外からダイワの勝負服が見えたと思ったら勢いが全然違った(苦笑)

実に惜しい、それでいて「やっぱり」とも思えた2着惜敗。

それでも本当によく走ってくれていると思います。

出資馬ながら…偉い馬だ(笑)


今回、賞金を加算できたことで次走は安田記念の目も出てきました。
他馬の動向次第ですが、叩かれて状態アップが期待できると思いますので出れるなら楽しみですね。
その前に脚元のケアが第一ですが…。

なんとか無事に、次走を迎えることを祈っています!
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マーチ復帰!

2012年07月29日 19時25分10秒 | 【トライアンフマーチ】
先週の日曜日、中京競馬場に行ってきました。
今春に新装オープンしてからは初めて訪れましたが、夏開催最終日ということもあり観客が多かったですね~。

お目当てはもちろんトライアンフマーチ。

8ヵ月ぶりの復帰戦、競馬場で見るのは2年以上前のマイラーズC以来かな…?
(5月に牧場で会ってはいますがw)

当日はロンダドールも2Rに出走していたのですが、さすがに間に合わなかったですね。

さて、メインの中京記念。

パドックでは少し腹回りに余裕があるように見えたものの、非常に元気が良さそうに周回していました。
返し馬でも良い感じのフットワークで走れていたので、息さえ保てば休み明けでもそこそこやれるのではないかと期待しました。

結果は3着でしたが、直線で大外から見せ場十分の走りで一瞬、突き抜けるかと…(笑)

58㌔を背負って、最後まで頑張ってくれましたし、かなり強い競馬だったと思います。
幸い、脚もとにも不安は出ていないようですし、これで次走が俄然楽しみになりましたね。

その次走は関屋記念。

まずは無事に…が第一ですが、ここらあたりで重賞初制覇を期待したいと思います。

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気力は衰えず

2011年11月12日 22時56分46秒 | 【トライアンフマーチ】
いや~やりましたね!トライアンフマーチ!

屈腱炎による長期休養からの復帰2戦目。
東京/パラダイスSで見事、優勝。

思えば一昨年のキャピタルS以来、実に約2年振りの勝利でもあります。
ってか、競馬場に戻ってきてくれただけでも嬉しいのに…復帰後わずか2戦目で結果を出すあたり、やっぱこの馬の能力は半端ないな(笑)
もちろん牧場関係者や陣営の努力の賜物でもあり馬自身が頑張ってくれたお陰で、感謝の気持ちで一杯です。
しかも、そういった苦労や不安を感じさせないトライアンフの猛々しい走りっぷりが健在だったところが、尚更イイ!(笑)
まさに「気力は衰えず」って感じのレースでしたね。

一戦一戦が勝負というシビアな状況にあっても、この馬の個性…っていうのかな?
キャラ的にも「そんな不安は意に介さない」って感じでそういうところが妙に頼もしいというか…
まぁ、要するに「感動の復活走」だったとしても、常に明るさを感じさせる愛すべきキャラなわけですよ

笑顔や笑いに包まれるところが、やっぱこの馬には似合うな~と。

これからもそういう場面や機会が一つでも多く訪れると良いなぁ…と、VTRを見ながら感慨に耽る秋の夜長でありまする。


トライアンフマーチ、本当にありがとう!!
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再始動

2011年10月23日 06時56分26秒 | 【トライアンフマーチ】
昨年の安田記念4着以来、約1年5カ月ぶりの復帰戦。
富士Sに出走したトライアンフマーチは8着。

着順こそ奮いませんでしたが、不良馬場で勝ち馬から0.6秒差は屈腱炎による長期休養明けを考慮すれば上々の結果。
直線を向いて内から伸びかける場面もあり、見せ場十分の内容だったと思います。

なにはともあれ、まずは「よくぞ戻ってきてくれた!」という心境ですね。

これまでのように簡単には能力全開とはいかないと思いますが、レースに行っての闘争心はいささかも衰えていない印象。
それだけにレース後の反動や脚元への不安は常に付きまといますが、これはもう心配しても仕方がないこと。
この馬のレースは一戦一戦が勝負だと思って応援するのみです。

がんばれ!トライアンフマーチ!!

…次は現地で応援したい(笑)
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屈腱炎発症

2010年07月22日 21時15分46秒 | 【トライアンフマーチ】
10/7/20
屋外周回コースでハロン20秒程度のキャンター2000mと、屋内坂路コースでハロン14~15秒のキャンター1本を行っています。「変わらず好調ですね。踏み込みが深く、躍動感あふれる動きを見せていますよ。気性面の成長だけでなく、全身にいい筋肉がついて体つきも大人っぽくなってきています」(早来担当者)

10/7/22
昨日の運動後、右前脚に軽い腫れが見られたため、エコー検査を行ったところ屈腱炎を発症していることが判明しました。「それほど速い調教を行ったわけではないのですが、右前脚に軽い腫れがみられました。念のため検査を行ったところ範囲は広くないのですが、腱に20パーセントほどの損傷が確認されました。体調をよく見せていましたし、秋に備えていい調教を行えていただけにほんとうに残念です。ここまで素質を伸ばしてきた馬ですし、復帰を目指してしっかりと治療にあたっていきます」(早来担当者)屈腱炎の発症を受けて関係者で今後について協議を行いました。決して軽いものではありませんが、まだ4歳という若さとこれまでの実績を踏まえ、幹細胞移植手術を行うことになりました。悲願の重賞タイトルを目前にして残念ではありますが、時間をかけて再起を目指していきます。



しかし、まぁ…見事なコントラスト。
「不意を突かれる」というか、こういうのはホント…いつも忘れたころにやってくるね。
まさに一寸先は闇。
この世界では不思議な光景ではありませんし、私にとっても初めての体験ではないのですが、それでもやっぱりこの「やるせない」感情に慣れることはない。
この手の報せを受けたとき、自分の中でいつも逡巡するのですが正直「もう潮時かな」と、そう考える割合が大きくなっているのは否定できません(苦笑)

トライアンフに関しては再起を目指す方向のようですが、腱の損傷度合いから言えば「通常なら引退」レベルのようですし、まぁどっちに転ぶにしても長期戦になるのは間違いのないところ。自分なりに「待つ身の辛さ」も分かっているつもりだけに(ってか、どっちにしろ我々は待つだけなんだがw)
…この段階で腹は括っておこうと思っています。


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負けるべくして

2010年06月09日 21時07分41秒 | 【トライアンフマーチ】
少しばかり間が空きましたが、トライアンフマーチの出走した安田記念についても…。

レースはご覧になられた方も多いとは思いますが、結果は勝ち馬から0.2秒差の4着でした。
競馬ブックの寸評によると…
『先団の外から、4角で有力馬に被せ正攻法の仕掛け。抜け出す場面こそなかったが、最後まで渋太く食い下がった。』とあります。
結果はともかくレース内容は概ね高評価で、1000m通過が56.3秒というハイペースを早目に動き、先行馬の中で唯一掲示板に残ったことからも「負けて強し」といった声も少なくはないようです。

厳しい展開ではありましたが、そんな中でも能力の高さを示したうえでの敗戦ということで健闘を称える向きもありますが…

正直、いまだにオレは釈然としない気分(笑)

まぁ、レース前に書いた安田記念の見解を読めば一目瞭然だがw
俺が理想として描いたトライアンフのレースとは真逆の競馬だったからね。
その考えが正しいかどうかは別として、とにかくトライアンフのポテンシャルを最大限に発揮できる条件が揃っていたと思えただけに今回のレース振りは残念でならない。



馬の出来は相当良かったと思います。



幾分、気合いが乗り過ぎているようにも感じましたが、返し馬でそれも解消。
折り合いに関しても問題がなさそうな様子でしたし、スタートを迎えるにあたって不安な点は全くありませんでした。

「じっくり溜めて、ラストにどれだけ弾けてくれるのか!?」

期待が最高潮に達した瞬間、スタートが切られ…ゲートを一斉に飛び出す各馬。(注 マルカシェンクを除くw)
しかし…なぜなんだ?
どうして手綱を押してまでトライアンフを出していく?
先頭に目をやるとエーシンの勝負服。
岩田の逃げも予想外だったが、正直…俺のほうもそれどころではw
混乱する頭の中で、しかし懸命に冷静さを取り戻そうと思考する。
「確かに位置取りは前だ。でも…ここから脚を溜めてくれるだろ。現にエーシンが先手を取るぐらいだからペースもスローのはず…」
1000m通過…56.3秒!?
もう…ダメぽw
いやいや、まだ望みはあるはず!
とにかく奇跡を信じて「今からでも脚を溜めてくれ」
祈るような気持ちでターフビジョンを見つめる俺の視線の先には4角手前で進出を開始するトライアンフの姿…
なんか悪い夢でも見てるのか!?
眩暈がしそうな光景に、軽い現実逃避に襲われつつ再び視線を移すと…今度は直線を向いて追い出しを我慢するトライアンフ!?
…いまさら、もう遅いわw



確かにあの展開で4着に残ったのは評価できる。
でも、そんな評価なんて誰が求めてるんだ???

レース後の談話をとにかく聞きたかった。
なぜ、こんなレースになってしまったのか?
そこには何かの理由があるはず…。

「馬なりで前に行けたし、うまく脚をタメながらレースができた。後ろを確認して追い出しも我慢できたし、自分としては完璧なレースができたと思う。ただ、追い出してからが思ったほどではなかったし、最後は決め手の差がでてしまった。」(競馬ブックより引用)

マジか?
マジなのか?

なんか…別の馬と間違えてないか???

レースから3日経った今でも俺は混乱しているw
俺なりに、トライアンフの器用さが仇になった部分があったのかも…
あるいは、時計の速い馬場を考慮して意識的に早目に仕掛けたとか…
もしかすると、思ったほど流れが速い感覚がなくて、結果的にペース配分を見誤ったのかも…
などと、無い知恵を振り絞って納得のいく答えを探していたが…
つまりは、これが鞍上の考える理想の競馬だったということか。
そして、そのとおりに完璧なレースができたというわけだ。

この談話を鵜呑みにするなら…

走る前からトライアンフに勝ち目はなかった。

負けるべくして負けたんだ。

いま猛烈に…オレは泣きたいw
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安田記念に向けて

2010年06月04日 23時29分27秒 | 【トライアンフマーチ】
仕事を終えて帰宅したが…東京行きの準備が忙しい(笑)

本日、安田記念の枠順が発表されました。

1番人気が濃厚なリーチザクラウンは最内枠。
ひたすら内を欲しがっていたエーシンフォワードは大外枠。
ぱっと見た感想は…混戦に拍車がかかったなとw

トライアンフマーチは7枠15番。
…これまた微妙なw

俺としては道中は前に壁を作って進みたいと考えていただけに、自然と馬群の中で折り合える内目の枠が理想的だったのですが…まぁ大方の陣営がそう考えているでしょうからねぇ。
こうなった以上は密集したインが大混雑することを祈りたいw

それは冗談としても最内のリーチの出方ひとつで展開が左右されそうな気がしますね。
ストライドの大きい馬だから、できれば内に閉じ込められるのは避けたいところですが…それを回避するにはスタートからある程度出していく必要がありますからね。
そうなると抑えが利かなくなる恐れもあるし、ここは陣営も頭を悩ませるところではないでしょうか。

仮にリーチがスタートから出て行くことを想定すれば、ペースが上がる可能性が高まり馬群は縦長の展開に…。(外枠のトライアンフとしては距離のロスを少なく追走でき展開的にもスムーズな競馬が見込める)
一方で、リーチが抑える競馬を試みた場合…自然とペースは落ち着き馬群も密集する形で固まり、インは大混雑に。(トライアンフとしては折り合いに注意してじっくり脚を溜め、不利なく外からスムーズな競馬…って、さすがにそれは虫が良すぎるかw)

トライアンフから見た場合、理想を言うならペースを上げてもらう形が枠的にもベストだと思いますが、リーチが最内に入ったことで少なからず外枠の利点も出てきた印象を受けますね。
そう考えると、この枠も悪くはないかも?w

香港馬を含めて相手関係は判断しにくい部分がありますので、馬券的には勝負するのが難しいレースだと思います。
俺の立場からは上にも書いたように「ペースが上がって差し馬が台頭する」展開を理想と考えているだけに、トライアンフの相手としてはファリダットあたりに期待したいところ(笑)
まぁ、今の段階ではレースとしての展望はそんな感じですね。

そう…正直、トライアンフのことしか考えてないよw

この馬にとってベストの騎乗とはどういうものなのか?
はたして今回はそれが可能なのか?

そんなことばかり考えているw

状態に関しては本当に今回は過去最高のデキにあるように感じている。
精神面の成長も大きいし、仕上げ自体がこれまでとは違う印象だからね。
この馬の本質はキャピタルSとマイラーズC、この2つのレースによく表れている。
道中、いかにロスなく脚を溜めることができるか。
反応が良すぎるから少しでも出そうとすると必要以上に脚を使ってしまう反面、馬込を苦にしないからインでも我慢して直線では割ってこれる。
一瞬の脚は他馬を凌駕する。
あまりにも斬れ過ぎるが為、それは乗り手の想像を上回り…結果「早仕掛け」となりかねないほどだ。
ただし一瞬の「スピード」に特化している分、その脚は長くは使えずどこでそれを使うかがレースでは勝敗の分かれ目になる。
現にキャピタル・マイラーズともに直線で前にスペースができたと同時に鞍上が追い出すと瞬時にトップスピードに乗っている。結果的にはそれでも仕掛けが早いぐらいで、ゴールまでそのスピードを持続させることはできていない。
極端な話、残り1ハロンまで前に壁を作っていてもいいぐらいだと俺は思っている。
ゴール前…最後の最後にこの脚を爆発させることができたとき。
そのとき、この馬のベストレースが完成する。

それが今回…だったらいいなぁw
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鍛練の成果

2010年06月01日 00時13分41秒 | 【トライアンフマーチ】
正直、ダービーの前からずっと今週のことを考えていた(笑)

安田記念に出走するトライアンフマーチ。
昨年のクラシック以降マイル路線に転じてからの最大目標であったここに無事に駒を進めてきた。
マイルCSの除外に始まり、キャピタルS→東京新聞杯→阪急杯→ダービー卿→マイラーズCと、この半年で5戦を消化。
コンビを組んだジョッキーも、スミヨン→ルメール→デムーロ→岩田と豪華なリレーでバトンをつないで最後に受け取るのは、できたてのダービージョッキー。

いま、俺が感じることは…「非常に良い流れで来ているな」とw

安田出走に関しては賞金加算が絶対条件であったトライアンフだが、実はそこに落とし穴があるのではないかと俺は一抹の不安を抱いていた。
つまり、賞金加算に躍起になって肝心の本番までに状態が下降することを懸念していたわけだ。

だが、その不安はこの1枚の写真で解消された。



いまだかつて、こんな精悍なトライアンフの姿を見たことはない。
顔つきもそうだが、馬体も…メッチャええ筋肉してるやんけw
なんかよう分からんけど、今にも弾けそうな雰囲気が伝わってくるぞ。

手元にある競馬ブックの調教欄をみると、坂路とコースを併用しての豊富な乗り込み量が記されてある。
1週前追い切りでは併せたルーラーシップに遅れをとったが、時計には表れない「角居流」追い切り(ゴール板を過ぎてもスピードを緩めない)だから心配ご無用。
なにより、この馬体がここまでの鍛練の成果を物語っている。

今週の追い切りを経て、当日はどんな姿を見せてくれるのか…

おらワクワクしてきたぞw

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末恐ろしい

2010年04月18日 01時08分50秒 | 【トライアンフマーチ】
阪神のメイン「マイラーズC(G2・1600m)」に出走したトライアンフマーチ。

前走、ダービー卿CT惨敗からの巻き返しなるか?
はたまた、安田記念に向けて賞金加算の行方は?

今後を占ううえでも非常に重要な1戦と位置づけられるレースでもあり、今日は私も気合いが入っていました。
(勝てば…初の重賞口取りだったからw)



パドックではトライアンフも結構気合いが入っていたようで、かなり煩かったですね(笑)
でも…変に落ち着いているよりは、これぐらいのほうがこの馬らしくてイイ!
一発やってくれそうな予感がしました。

当日の馬場状態は確認できなかったのですが、昨夜の雨でさすがに先週のような高速馬場ではなさそうな印象。
それほど極端に内が有利な馬場でもなさそうで、これなら意外と「差し」も利くのでは?と感じられ、コース取り共々トライアンフの戦法にも注目してレースを迎えました。

まずは懸念されたスタートですが、今回はゲートの出はまずまず。
予想どおり外の各馬が先手を取る中、戦前のコメントでは内からポジションを取りに行くかと思われたトライアンフでしたが…おやおや???
馬に行く気がなさそうだった(笑)
鞍上の岩田騎手も無理に押していくこともなく自然と後方のポジションに落ち着き、道中もインでピッタリと脚を溜めることに専念。
このあたりは、さすが「感覚」で乗るジョッキー!?
見事な臨機応変ぶりに感心しました(笑)

結局シルポートが先手を取り、マイル戦としてはやや緩やかな流れでレースを引っ張る展開に。
ただ後続もリーチを始め先行各馬が逃げ馬をきっちりマークする形で進んだため、道中は意外と淀みない流れになっていたのかもしれません。

終始、馬群後方のインを追走していたトライアンフマーチ。
直線手前から各馬の動きに合わせる感じで徐々に進出を開始。
今日は馬の反応もよく、直線を向くとスッと内から先行集団の背後に取り付き…
「さぁ! 行くぜっ!」とばかりに一気に末脚を伸ばす!



モノの見事!一瞬で抜けだし…



内から先頭に躍り出る!



鞍上も馬上で踊る!



…チラ見で負けた(苦笑)


正直、直線半ばでは「勝った!」と思いましたよ。
でも、ゴール数十m前では完全に負けたとも思った。

まさか差された相手がリーチだとは思わなかったが…(笑)

非常に悔しい2着でしたが、トライアンフマーチとしてはこれまでで最も中身の濃いレースができたという印象もある。
やはり、この馬の魅力は一瞬の爆発力。
今日の直線での弾け方はトライアンフの「真骨頂」を見た思いだ。

レース上がり「34.3」の中、トライアンフがマークした上がりは「33.3」…
コースロスなくインを通ったとはいえ、馬場や展開を考えると今日のレースでこれは極限の数字だろう。
勝ったリーチの上がりが「34.0」、数字のマジックとはいえ「0.7」も上がりで上回った相手に最後は差されたわけだ(笑)
これは全馬が最も加速する「残り600mから200m」にかけてトライアンフが桁違いの脚を使っていることの裏付けでもあるよね。10秒台のラップを2ハロン続けている可能性もあるし、仮に1ハロンだけなら10秒台前半を叩き出している可能性すらある…。

まさしく…「末」恐ろしい奴っちゃ(笑)


今までだって、その能力の片鱗にふれて夢を見ていたが…
これには俺もさすがに「ゾクッ」としたよ。
…もしかすると、本気で上までいけるかもしれない。

いつ本気を出してくれるか分からないけどw

歓喜の瞬間はもう少しお預けです
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