明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

変わっていくもの、変わらないもの

2009-04-25 14:15:37 | 美味しいもの
5月17日の同窓祭にいわさきっちがケーキとクッキーの模擬店を出すことになり、その打合せで久しぶりに母校へと足を運んだ。

1938年(昭和13年)に建てられた、あの美しき校舎は2002年(平成14年)に解体され、今は無機質で何の魅力もない「ただの建物」が校舎となっている。

鉄の飾り窓、寄せ木の廊下、管がむき出しの天井、階段の踊り場の鏡、丸みを帯びた手すり、壊れたロッカー……
今でもあのちょっとカビ臭いような懐かしい匂いまで甦るほどはっきりと記憶に残っているのに、それが「記憶」の中にしかもうないということが淋しい。

母校でありながらも、見知らぬ校舎。
どこかよそよそしくなる。

模擬店の打ち合わせは特に問題なく終わり、いわさきっちとゆうちゃんとご飯を食べに行った。
学校の近くにある「ハルビン」。
水餃子がおいしいと、地元では有名なお店だ。

久しぶりに訪れてみると、ここもやはり昔よりきれいになっていた。
だが、その味は変わっていない。
こじんまりとした店内はお客さんがいっぱいで、次から次へと入れ替わる。
やはり今も人気のようだ。


水餃子と豚の角煮。


スープ餃子


焼き餃子


ちまき


ネギと豚肉の炒め物

どれもおいしいのだが、やっぱり水餃子が好きだ。
もちもち・しっかりと弾力のある厚めの皮の食感を一番味わえるように思う。
スープ餃子もおいしいが、「スープ」に気をとられすぎて、肝心の餃子の味を堪能できないという欠点もある。

意外においしかったのが焼き餃子。
ここでは初めて食べたのだけど、薄めの味付けで、にんにくは入っておらず、いくらでも食べられる軽さが気に入った。
もちろん軽いだけでなく、皮はパリッと中はジューシー。

昔と変わらない味。
ただ、昔と違うのは、ビールを飲んでいること。
高校生の時にはわからなかった「組み合わせ」を楽しめる今の私。

高校時代、ゆうちゃんといわさきっちとななちゃんと私はよく4人で学校を抜け出して、ご飯を食べて、そのまま5限目をサボってた。
「ハルビン」もあの頃お世話になったお店の一つ。

大人になった私たちがまたここに集まった。

最新の画像もっと見る