明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

はじめの一歩の味

2012-01-14 20:34:19 | 美味しいもの
ここ数日は情緒が安定している。
夫が昨日から東京出張ということもあり、今日はのんびり1人の休日を過ごした。
オーティス・ラッシュを聴きながら、ポテトチップスを作って、ビールを飲んで、漫画読んで。

ここ二ヶ月くらいずっと読み続けていたボクシング漫画「はじめの一歩」はついに最新の98巻まできた。
ほとんど古本だけど、それでも結構お金使ったなぁ・・・
最近は、影響を受けて、1人でいるとシャドーボクシングばっかりしている。
結構ジャブはいい感じになってきた。

今はきき酒をして、その後、Youtubeでブルースを聴いている。

何のきっかけか、鬱が晴れると、とても穏やかに過ごせる。
いつもこうだと人生も楽しくなりそうなのだけど。

今年はもう新規開拓3店目。
前から行きたかった、京都の先斗町にある「酒亭ばんから」に行ってきた。

お造り盛り合わせ


鶏の黒胡椒焼き


生麩のしめじあんかけ


おでん




マナガツオの焼き物


チーズの味噌漬け


卵黄の味噌漬け


このお店は、日本酒のラインナップがいい。
20種類くらいはあるのかなぁ。
ちゃんと冷酒と常温、燗酒にふさわしいお酒という感じに分けてくれている。

お料理も京都らしい和食で、どれもおいしい。
居酒屋だけど、割烹に近い料理。

ただ、若干コスパが悪いかなぁ・・・
先斗町だから仕方がないか。

総合的には気に入ったからこそ、あえて苦言を呈するなら、日本酒はあと100円ずつ安くていいように思う。
だいたい1合800円前後。
うーん・・・
値段がわかるだけに、やっぱり高く感じるなぁ。
置いているお酒は、1升で2800円前後のものが多いので。

あと、せっかくいい日本酒なのに、コップ酒で枡にこぼすタイプなのも残念なところ。
あの文化って何なのかなぁといつも思う

でも、気軽においしい和食を食べながら日本酒を飲む店としてはいいと思う。
また利用する可能性は大。
それから、卵黄の味噌漬けは、家で再現しようと思う。旨かった。


新規開拓ではなく、何年も行っていなかったお店にも行ってきた。
久しぶりの「季里」。
緑地公園にある鉄板焼きのお店だ。
昔はよく行っていたのだけど、歳をとったせいか、お肉を食べたくなくて、長い間行っていなかった。
だけど、予約の電話をしたら、「あー、お久しぶりです」と覚えていてくださったのが、すごく嬉しかった。

いつも注文する牛ステーキと海鮮焼きコースを注文。
お肉の量(80gか100gか)と種類(サーロインかフィレか)によって値段は異なるが、
だいたい10000円~13000円。
ちょっと高いけれど、それだけの価値はある。
(久しぶりに行ったら値上げしてた・・・。前は8500円だったように思う)

突き出し代わりの人参のスープがあって、その後、前菜3種盛り


海宝焼
その名の通り、なんとも贅沢!うまい~!
海老、うに、いくら、あわび


野菜いろいろ
さつまいもはほっこり。
大根、白ネギ、まいたけ、にんにく


この後、お肉を焼いてくれて、サラダがあって、白菜の焼き物と、チャーハン、デザートがある。

とりあえず、何を食べてもおいしい。
お肉が苦手な私でも、ここのフィレみたいに、柔らかくてちょっとだけだと、本当においしいと思う。

それに、何よりも目の前で焼いてくれるという、この贅沢!
鉄板焼きとか天ぷらは、やっぱりこの「自分のためにやってくれている」というのを見ながら食べられるのがいいんだろうな。

久しぶりだったけど、やっぱりおいしいお店だった。
「3年ぶりくらいですかね?」と店主に言われた。
もうちょっと経ってるかも・・・

「変わらず、お元気そうで」と言ってもらって、とても気持ちがほっこりした。

そういえば、行きつけだった天ぷら屋も最近行ってないなぁ

最近は、新しいお店を開拓することと、日本酒のおいしいお店を探すのに必死だったが、
こういう、昔よくお世話になったお店というのは、何年経っても大事にしたいなと改めて思った。
自分の原点みたいなところもあるし・・・

20代の頃、自分の文章で稼いで、おいしいものを食べられるようになって、何度も通ったお店。
自分の中だけのバブルみたいな感じだった
鉄板焼きも天ぷらも、目の前で作ってくれるということが、贅沢感をあおって、
「自分は確かに成功している!」と思える象徴みたいなところもあった。

今は、どちらかというと、旨くて安くて、コスパのいい店を探す傾向にある。
それはそれで悪くないけど、“あの感じ”は忘れたくないなぁと思った。
芸人は、自分の稼ぎに比べて少し無理をした家賃の家に住むほうが成功するという。
20代の頃の自分はもっと、そういう心意気みたいなのがあったように思う。
リッツカールトンのバーで飲んだり、3万円のフレンチ食べたり・・・(ただし、積み立て貯金で)。
もうそれと同じようにしようとは思わないけれど、
久しぶりに季里に行ったことで、あの頃の気持ちを思い出した。刺激になった。

酒飲んでシャドーボクシングしてる場合じゃないな
今年こそ、ちゃんと一歩を刻まなければ

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