明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

美味しい週末

2012-01-23 12:17:46 | 美味しいもの
金曜日は、床床。さんと食事に行った。
彼女が職場から来やすく帰りやすいこと、好みなどを考え、またもや「サルヴァトーレ・クオモ」へ。

小玉葱のマリネ


最初、「玉こん?」と顔を見合わせた。
量もちょっぴり・・・
でも、「ちょっぴり」でもパンチはあって満足した。

生ハム、トマト、ルッコラ、スモークチーズのサラダ


このスモークチーズがソフトなタイプのもので、すごーく美味しかった。

そして、やっぱりコレ。世界一のピッツァ「D.O.C」


何回食べてもやっぱりおいしいなー
ジューシーで、香ばしくて、感動的。
手で食べるものが下手な私は、いつも手が油とソースでベッタベタになるけど(ハンバーガーとかも)
ピザ大好き。大好き。大好き。
いつかこれを1人で全部食べるのが夢

本当はもっと味わいたかったのだけど、人気店のうえ、金曜日ということで、席は1時間半。
「お時間かかるのでパスタは難しいです」とお店の人に言われているにも関わらず、
「さっさと食べますから!」と二人で断固譲らず、
ほうれん草と牡蠣のクリームパスタを・・・


追い立てられるように店を出たが、予約したときから時間制限のことは言われていたので、まあ仕方がない。
おいしかったので、とりあえず満足した。

その後、プロントで2時間くらいゆっくりとしゃべった。
たわいもない話だけど、楽しかった。
床床。さんは、私の話すことをとても興味深そうに聞いてくれる。
それが嬉しくて調子にのってどんどん話してしまう。

30歳過ぎてからできた数少ない友達の中で、ライターでもない人は彼女だけ。
仕事の話もあまりしないし、昔からの友達でもないから、「自分のこと」「相手のこと」をまだ「知る」作業のほうが多く、それが面白い。
いつも4時間、5時間としゃべってしまうが、他の誰とも違う感覚の時間が過ごせる。

それと、彼女の書く文章がとても好きだ。
ミクシィなどを止めてしまったので、新しく始めたというブログを教えてもらった。

改めて、「リズム」だなぁと思った。
良い・悪いの話ではなく、自分と合うリズムかどうか。

これが、自分と違う人の文章だと、どんなに上手でもちょっと気持ちが悪い。
自分とリズムが合うと、読んでいるだけで心地よい。
これは、書き手にしかわからないのだろうけど。

その点、床床。さんの文章は、私にとってすごく心地よいリズム感があるのだ。

さて。
そんなに飲んでいなかったのだけど、帰りの電車の中で一瞬だけ寝てしまった。
高槻を過ぎて、夫に「今、高槻だよ~」とメール。
そこまで起きていたのに、一瞬記憶が飛び、起きたら自分の降りる次の次の駅!!
ほんの10分ちょっとしか寝ていないのに乗り過ごすとは!!

向い側のホームへ移動したら、アイスの自動販売機が目に入った。
なぜか急に食べたくなって、寒いホームで冷たいアイスを頬張る。
今度は乗り過ごさないで降りられたが、体が芯から冷え切っている!(当たり前・・・)

熱い缶のお茶を買って、ぶるぶる震えながら歩いて帰った。
冬のホームでアイスは危険、と40歳にして悟った。


翌日の土曜の夜は、夫と飲みに行った

私の行きつけのお店の1つ、「さかなやいぬい」。
いろんな人を連れて行ったが、肝心の夫はまだだったので、ずいぶん楽しみにしていてくれた。

今、夫は仕事がピーク時で(しかも、このピークが長い!)、土日も毎週仕事に行っている。
この日も仕事の後、梅田で待ち合わせた。

待ち合わせ場所に来ると、夫は満面の笑み!
そういえば、1月初めに飲みに行ったときは家に帰ってからケンカをし(久しぶりやったけど)、私は大暴れ。
ネックレスは引きちぎれるし、腹立ち紛れに壁を蹴り倒して暴れている最中に滑って転び(マンガか!)
左腕を負傷した・・・ということを思い出し、「今日は絶対仲良くしよう」と心に誓った。

でも、そんな心配は必要なかった。

「美味しいものを食べながら、人はケンカできない」byかおり

という格言があるように、料理もお酒もおいしくて、ずっとご機嫌だった。

そういえばこの間ケンカしたときは、「ぶりの炙りが食べたい」という私の意見を退け、夫が「お造り盛り合わせ」を頼んで、食べたくない平目などを食べるはめになったことが発端だった。
あれからずっとモヤモヤしていて、その後、ちょっとしたことでケンカになったのだった。
(夫に後でその話をしたら、「え!お造りのことをそんな引きずってたん!と驚かれたが・・・)

しかし、このお店に来たら必ず注文するのが、お造りの盛り合わせ。
(写真は2人前。3150円)


もちろん日によって魚が違うので、当たりハズレはある。(自分の好みかどうか)
この日は、大当たり!!
私の好きなものばっかりだった。
タコ、タラ白子、ふぐ、あおやぎ、穴子、あわび、ぶり、まぐろ(中トロ、赤身)、水ウニ・・・

私はウニが大好きだけど、好きだからこそ、普通のお店では食べない。
こちらは当然、ミョウバンなど使っていないもの。
ブリも天然で、本当においしかった。
私は魚の中で「天然ぶり」が一番好きなのだ
まぐろはあまり好きじゃないけど(回転寿司とかでは絶対食べない)ここのマグロはおいしい。

食べながら思った。
友達と来ると、話に夢中でなかなか料理をじっくり味わえないが、
夫とだと集中して食べられるのがいい。
お造り1品1品の批評をしながら食べることができ、非常に満足。


アスパラの天ぷら。
この後、筍(初物!)の天ぷらも食べた。

そして、この日、一番おいしかったのがコレ。


先ほどの天然ぶりをテリヤキにしたものなんだけど、いろんな焼き野菜を一緒に絡めている。
レンコン、インゲン、長芋、トマト、大根など。

これが、ま~~~!おいしい!
たまらんねぇ。
家でもやってみよう。

シメはいつもこれ。
その日のお魚とおこげあんかけ
今日のお魚は穴子だった。


ビール1杯と日本酒2杯ずつで、程よい感じ。
夫もかなりご満悦

この間から落ち込んでいることを話して、いいアドバイスも貰えた。
気持ちが楽になった。

私は、「こんなことがあって、落ち込んでいる」とか「こんなことがあったけど、どうしたらいいかな」とか、
そういう話を人にするのが苦手だ。

それは、人に相談をしない主義であるとか、弱いところを人に見せたくないとか、楽しくない話を人にしたくないとか、
そんなカッコイイ理由ではない。そんな主義もない。

むしろ、話したい。
話して聞いてもらって、何か言葉が欲しい。
だけど、単純に、「うまく話せない」のだ。

それは夫に対しても誰に対してもそうで、「今日、ちょっと落ち込んでるねん」とだけは話せるけど、
「え?何があったん?」と聞かれても、「ううーん」と唸って終わり。
何日か、何週間か経って、かなり自分の中で整理がついて、心の中で文章にして、それでようやく「話」ができる。
自分の中で「分析」まで終わっていないと、話をするのは無理だ。

何か心の中に曇りがあったとき、
その曇りの理由が何であるのか?
自分のその時の心の動きはどうであったか?
なぜあの人はそんなことを言ったのか、考えられるパターンは?
私はなぜ傷ついたのか、どんな思いだったのか?
これからどんなふうに接すればいいのか?

などなど、自分の中で分析を終え、ある程度まとまっていないと、話すのは無理なのだ。

でも、「グレー」が苦手だから、「白黒」の分析が終わるまでのこの時間がとても苦痛だ。
だから、鬱になる。

あー、ややこし・・・

しかし、こんなややこしい自分を、最近は「変えよう」とは思わなくなった。
たぶん、変えようと思っている限り、心穏やかに生きることはできないだろうから。

「変える」のではなく「受け入れる」。

そのことの大切さに気づいてから、生きることがずいぶんラクになったように思う。

話がそれたが、とりあえず、美味しい週末だった


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2 コメント

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遅ればせ・・・ (床床。)
2012-02-02 00:47:19
先日もありがとう。

鮮度が落ちたコメントですが(笑)

とっても楽しかったです。

とってもおいしく、とても忙しかったね。

かおりさんとの時間は、ホント他の人とは味わえない時間。

しょーもない話ばかりで申し訳ないけれど

好奇心そそられます(笑)

またおしゃべりしましょう。

日記喜んで?もらえて

これまたうれしいです。

次回はおさかなつつこうね。
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鮮度が・・・笑 (かおり)
2012-02-02 23:56:56
床床。さん

楽しい時間だったね。
本当はもう少し書いておきたいこともあったのだけど、
床床。さんのプライベートなことなのでやめておきました。
大丈夫なら、書いておきたいです!
(例のうれしいことです)

日記ブログ読んでます。
せつなくなって、涙が出ることもあります。
素敵やわ。

次回、おさかなつつくの楽しみにしてます!
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