最近、ドラマを見るようになった。
理由はいろいろある。
塾にほとんど行かなくなって夜に時間ができた
ドラマニアの親友の影響
テレビを買いかえて録画が楽になった
生活に余裕ができて、刺激がほしくなった
などなど。
ほとんどドラマって見たことがなかったのだが、
それでも1年に1つくらいは最初から最後まで見るものはあって。
それが、気づいてみれば、ほとんどが野島伸司の脚本。
偶然ではない。
彼の作品がとても好きなのだ。
賛否両論だとは思うけれど。
高校教師(1993年、TBS)
ひとつ屋根の下(1993年、フジテレビ)
ひとつ屋根の下2(1997年、フジテレビ)
聖者の行進(1998年、TBS)
世紀末の詩(1998年、日本テレビ)
リップスティック(1999年、フジテレビ)
高校教師(2003年、TBS)
プライド(2004年、フジテレビ)
GOLD(2010年、フジテレビ)
調べてみると、ざっとこれくらいは野島作品を見ていた。
ほとんどドラマを見ない私としては、かなりの確率で見ていることになる。
(今挙げた以外に見たものをほとんど思いだせないくらいだから)
中でも一番好きだったのは、「世紀末の詩」。
どうもこれは野島作品としては視聴率も悪く、好評価ではなかったのだが、
私はこの作品が好きで好きで。
再放送があったら録画しておきたいのだが、それもないほど不評だったようだ。
今、見ているのは「GOLD」。
これがすごくいい。面白い。
なんというか、野島伸司らしくて。
暴力、犯罪、教育・・・いろんな社会問題をテーマに秘めている。
でも、笑えるくらいのユーモアもあって。
特に、昨日の回はよかった。
録画で2回見た。
鬱陶しくなるほどの正義感。エゴとも通じるまっすぐさ。情熱。
でも、優しさと強さ。
すごい本を読んだ後みたいに、打ちのめされる感覚を得た。
野島伸司っていう人を、やっぱり好きだと思った。
偽善だという人もいるみたいだけど、偽善であんな作品は作れない。
もし、偽善だったとしても騙されたい。
騙されていい。
疑って見ないくらいなら、騙されて感動したい。
そう思える。
子供に見せたくないドラマに野島作品を挙げる親も多いらしい。
私なら、率先して見せたい。
汚いものにフタをして、何になる?
悪いものを排除したら済むことか?
現実はこんなにも悲惨で、こんなにも不公平だということを見せたい。
そのうえで、自分がどうやって生きていくのかを考えてほしい。
そういう中で、本当の愛が育まれることを教えたい。
こんなふうに思う人ばかりじゃないことは、野島伸司本人が一番よくわかっていると思う。
でも、溢れてくるんだろう。
伝えたいことが。
その溢れて止まらない感覚が、妙にわかる。わかってしまう。
だからこそ、感動する。
岡本太郎も言っていた。
「どう描くかじゃない。何を描きたいか、なんだ」
何を?
何を書きたいか?
最近はいつも自分に問いかけている。
私は何を書きたいんだろう。
前はあんなにも書きたいことがあったはずじゃないか。
いや、本当は今も書きたいことはある。
でも、それを書けば、きっと傷つく人が出てくる。
それが怖くて書けない部分もあるのだ。
怖くて書けない。
なら、それまでのこと。
溢れて止まらなくなったものでなければ、
文才のない私の書くものなど、誰の心も打たないだろう。
溢れて止まらなくなったとき、本当に人の心を打てる。
それは確信としてある。
溢れるほどの感情を、きっかけを、ほしくて
それでまたドラマを見ているところもある。
そして、確実にそれはいい影響をもたらしていると思う。
このまま書けなくなったままで終わったら、死ぬ時に後悔する・・・
今はそう思っている。
もう昔のように、作家になりたいとか、本を出したいとか、そういう気持ちはない。
ただ、溢れて止まらないものを拾いあげるように書いていたあの感覚・・・
あれだけは死ぬまでにもう一度味わいたいと、そういう自己満足の望みはある。
あと1回でもいいから。
理由はいろいろある。
塾にほとんど行かなくなって夜に時間ができた
ドラマニアの親友の影響
テレビを買いかえて録画が楽になった
生活に余裕ができて、刺激がほしくなった
などなど。
ほとんどドラマって見たことがなかったのだが、
それでも1年に1つくらいは最初から最後まで見るものはあって。
それが、気づいてみれば、ほとんどが野島伸司の脚本。
偶然ではない。
彼の作品がとても好きなのだ。
賛否両論だとは思うけれど。
高校教師(1993年、TBS)
ひとつ屋根の下(1993年、フジテレビ)
ひとつ屋根の下2(1997年、フジテレビ)
聖者の行進(1998年、TBS)
世紀末の詩(1998年、日本テレビ)
リップスティック(1999年、フジテレビ)
高校教師(2003年、TBS)
プライド(2004年、フジテレビ)
GOLD(2010年、フジテレビ)
調べてみると、ざっとこれくらいは野島作品を見ていた。
ほとんどドラマを見ない私としては、かなりの確率で見ていることになる。
(今挙げた以外に見たものをほとんど思いだせないくらいだから)
中でも一番好きだったのは、「世紀末の詩」。
どうもこれは野島作品としては視聴率も悪く、好評価ではなかったのだが、
私はこの作品が好きで好きで。
再放送があったら録画しておきたいのだが、それもないほど不評だったようだ。
今、見ているのは「GOLD」。
これがすごくいい。面白い。
なんというか、野島伸司らしくて。
暴力、犯罪、教育・・・いろんな社会問題をテーマに秘めている。
でも、笑えるくらいのユーモアもあって。
特に、昨日の回はよかった。
録画で2回見た。
鬱陶しくなるほどの正義感。エゴとも通じるまっすぐさ。情熱。
でも、優しさと強さ。
すごい本を読んだ後みたいに、打ちのめされる感覚を得た。
野島伸司っていう人を、やっぱり好きだと思った。
偽善だという人もいるみたいだけど、偽善であんな作品は作れない。
もし、偽善だったとしても騙されたい。
騙されていい。
疑って見ないくらいなら、騙されて感動したい。
そう思える。
子供に見せたくないドラマに野島作品を挙げる親も多いらしい。
私なら、率先して見せたい。
汚いものにフタをして、何になる?
悪いものを排除したら済むことか?
現実はこんなにも悲惨で、こんなにも不公平だということを見せたい。
そのうえで、自分がどうやって生きていくのかを考えてほしい。
そういう中で、本当の愛が育まれることを教えたい。
こんなふうに思う人ばかりじゃないことは、野島伸司本人が一番よくわかっていると思う。
でも、溢れてくるんだろう。
伝えたいことが。
その溢れて止まらない感覚が、妙にわかる。わかってしまう。
だからこそ、感動する。
岡本太郎も言っていた。
「どう描くかじゃない。何を描きたいか、なんだ」
何を?
何を書きたいか?
最近はいつも自分に問いかけている。
私は何を書きたいんだろう。
前はあんなにも書きたいことがあったはずじゃないか。
いや、本当は今も書きたいことはある。
でも、それを書けば、きっと傷つく人が出てくる。
それが怖くて書けない部分もあるのだ。
怖くて書けない。
なら、それまでのこと。
溢れて止まらなくなったものでなければ、
文才のない私の書くものなど、誰の心も打たないだろう。
溢れて止まらなくなったとき、本当に人の心を打てる。
それは確信としてある。
溢れるほどの感情を、きっかけを、ほしくて
それでまたドラマを見ているところもある。
そして、確実にそれはいい影響をもたらしていると思う。
このまま書けなくなったままで終わったら、死ぬ時に後悔する・・・
今はそう思っている。
もう昔のように、作家になりたいとか、本を出したいとか、そういう気持ちはない。
ただ、溢れて止まらないものを拾いあげるように書いていたあの感覚・・・
あれだけは死ぬまでにもう一度味わいたいと、そういう自己満足の望みはある。
あと1回でもいいから。
ありがとうございます。
もっと溢れさせたいですね。
野島さんは、ある意味テレビでタブーとされた内容をどんどん取り入れていたんだなと、今更ながらに思いますね。
ドラマの内容と共に、主題歌として起用された音楽もとても思い入れがあります。
サイモン&ガーファンクル、カーペンターズ。尾崎豊、森田童子。チューリップ。中島みゆき。どれもレンタルからダビングして聞きました。
是非書き手として、頑張ってください。いつでも遅いと言うことは無い、という信条を持っています。
あげた他に、未成年、人間失格~たとえば僕が死んだら、など好きでしたね。野島さん自身若さで溢れていた時期でしょうか。
ドラマで共感できるって、ある程度同世代なんだなあと親しみがわきますね。
>ドラマで共感できるって、ある程度同世代なんだなあと
↑これ、本当にそうですね。
今、若い子が面白いと思うドラマって、
自分が見ても面白いと思うのかどうか・・・
娯楽的な意味ではいいかもしれませんが、
何年経っても忘れられないような共感までは難しいかもしれないですね。
未成年、人間失格なども野島作品として注目していましたが、
その頃は忙しかったのか、たぶんちょっと見ただけで全部を通しては見ていません。
主題歌も確かに主張があって印象的でした。
流行のミュージシャンの新曲などを使うわけではなく、独特でしたよね。
遅いということはない・・・
ありがとうございます。
頑張ります。