私と夫は酒飲みである
だから、何もすることがないと、どちらかがこう言う。
「サントリー行かへん?」
私は2歳からこの町に住んでいる。
サントリーのある町だ。
まさにサントリーのお膝元で、小学校の社会見学もウイスキー蒸留所だった。
(もらったのはジュースとボールペン)
ビール、日本酒、ウイスキー、芋焼酎、ワインと、何でも飲む私たちだが、
ビールなら、一番搾りも、エビスも飲むし、
ウイスキーはむしろスコッチを好む。
別にサントリーにこだわっているわけではない。
ただ、近くにあるので、サントリーは親しみがある。
山崎蒸留所までは家から歩いて5分。
ヒマだったので、また行って来た。
見学を終えて、テイスティング。
この日は、ジャック・ダニエルのシングルバレルと、山崎の構成酒の1つシェリー樽のものと、バランタイン21年。
それから、サントリーウイスキーの歴代広告コピーをいろいろと見た。
好みはあると思うが、私はやっぱりこのコピーが好きだ。
「何も足さない。
何も引かない。」
これは有名だけど、このポスターのボディコピーがとてもよかった。
最後の「ブレンダーは沈黙した。沈黙したが、幸せだった。」という二文に心震えた。
いいなぁ、こういうストーリーや映像が浮かぶコピーは。
そういう意味では、これ↓も好きだった。
「白地着たひとが石段を急ぐ。
風が足りない。
水割りを恋しと想ふ。夏。」
この3行で、絵が浮かぶ。ストーリーが流れる。
そのうえで、ちゃんと広告としての役割も果たしているのだ。
コピーライターの夫と、そんな感想もあれこれ言いながら、
ほろ酔いでまた家まで帰る。
ああ、幸せ。
だから、何もすることがないと、どちらかがこう言う。
「サントリー行かへん?」
私は2歳からこの町に住んでいる。
サントリーのある町だ。
まさにサントリーのお膝元で、小学校の社会見学もウイスキー蒸留所だった。
(もらったのはジュースとボールペン)
ビール、日本酒、ウイスキー、芋焼酎、ワインと、何でも飲む私たちだが、
ビールなら、一番搾りも、エビスも飲むし、
ウイスキーはむしろスコッチを好む。
別にサントリーにこだわっているわけではない。
ただ、近くにあるので、サントリーは親しみがある。
山崎蒸留所までは家から歩いて5分。
ヒマだったので、また行って来た。
見学を終えて、テイスティング。
この日は、ジャック・ダニエルのシングルバレルと、山崎の構成酒の1つシェリー樽のものと、バランタイン21年。
それから、サントリーウイスキーの歴代広告コピーをいろいろと見た。
好みはあると思うが、私はやっぱりこのコピーが好きだ。
「何も足さない。
何も引かない。」
これは有名だけど、このポスターのボディコピーがとてもよかった。
最後の「ブレンダーは沈黙した。沈黙したが、幸せだった。」という二文に心震えた。
いいなぁ、こういうストーリーや映像が浮かぶコピーは。
そういう意味では、これ↓も好きだった。
「白地着たひとが石段を急ぐ。
風が足りない。
水割りを恋しと想ふ。夏。」
この3行で、絵が浮かぶ。ストーリーが流れる。
そのうえで、ちゃんと広告としての役割も果たしているのだ。
コピーライターの夫と、そんな感想もあれこれ言いながら、
ほろ酔いでまた家まで帰る。
ああ、幸せ。