明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

私の信条

2010-05-21 18:32:36 | 仕事
「会社で俺とかおりの不仲説が流れてる」と夫。

週の半分くらいは愛妻弁当を持ってきていたのに、
GW明けてから一度も持ってきていない……
何かあったのか?!

というのが不仲説の内容。

いやいや、忙しかっただけで……

それに、一昨日からお弁当も復活!
風邪もすっかりよくなり、仕事も一段落し、
ようやく人間らしい文化的な生活を営めている。

  *   *   *

今日は真夏日だったらしい。
さっき、夕方のニュースで見て驚いた。
家の窓を開けていたらすごく涼しい風が入ってきて、
「今日はなんて春らしい心地良い気候の日なんだ!」と思っていたのだ。
この家は冬の寒さはハンパないけど、夏は涼しく過ごせそうな予感。
いいのか、悪いのか……?

しかし、今日ショックだったのは、吹き抜けの窓に鳥のフンみたいなのがついていたこと
前から思っていたけど、あの高い窓の掃除って、どうするねん?
ごまかし、ごまかし、2ヶ月が経ったけど……

ネットで検索してみたら、4メートル以上に伸びるガラス拭きを発見!
これを機に購入して、せっせと窓掃除に励もうと思う。
でも、4メートル以上もあって、先の方に力が入るのかなぁと、それが心配。

吹き抜けはオシャレで開放感もあるけど、掃除がやっぱり大変だ。

   *   *   *

昨日は打合せと取材だった。

今年から始めた某ブランドの商品コピーやサイトコンテンツのライティング。
企業相手の取材記事を得意としている私にとったら、
ファッション関係の広告コピーなんて、無謀な挑戦ともいえる。
だけど、ちゃんとテストコピーに合格したし、社長さんにも褒めてもらったし、
この仕事は頑張って続けたいと思っている。
自分の仕事の幅を広げたいので、あえて苦手分野に挑戦というわけだ。

商品コピーは難しいけど、サイトコンテンツは面白い。
会社の歴史や織物、刺繍の話などを書いている。
いろんな人に話も聞けて、とても勉強になる。

ただ、報酬が……

あまりに安すぎて……

しかし、とにかく3ヶ月の契約が終わるまではガマンと思って耐えた。
そして、契約更新があり、やっと今月から1.5倍になった。
これでも仕事の分量からいけばまだ安いけど、これなら頑張れる額だ。

そもそもなぜ最初にこんなに安かったかというと、
この会社は外注ライターを使うのが初めてで、相場がわからないようなのだ。
報酬だけでなく、その他のいろんなことも同じ理由でスムーズにいかない。
二転三転したり、スケジューリングがうまくいかなかったり。
そのうえ、方向性も決まらぬままに納得のいかない修正があったり。

昨日はそのことを調整する打合せだった。
そこで、初めてもう一人のライターさんに会った。
(私ともう一人が同時に雇われた)

前から、彼女のコピーを見るたびに落ち込んでいた。
「あー、こんな言葉を使えばいいのか」とか、勉強させられることばかりで。

実際会ってみると、シャキシャキした、仕事のできそうな女性だった。
肌がすごくきれい

打合せでは、私の言いたいことを代表したかのように全部言ってくれて、
私はただぼんやりそこにいただけだった。

意外かもしれないが、私は仕事相手に対してはとても大人しい。
ケンカっぱやくて、過去には何度もケンカしたことがあるが、
それは相手の人間性がどうしようもなかったり、
周りの人を巻き込むような迷惑行為だったりという場合であって、
基本的には穏やかな人間だし、対応もやわらかい
どうしてもガマンならんことがあるとカッとしたりもするが、
たいていのことは我慢できる(ようになった)

というか、本当の自分を出したら引かれるんじゃないかと思い、
仕事相手には必要以上に大人しい。
ネコをかぶっている・・・というわけではないのだけど、
本当にどうしたらいいのかわからないのだ。
「普通に明るく元気に」というのができない。
いわゆる「明朗活発」ってやつだな。
・・・あれができない。
ということで、「熱く激しく自己中な」自分を隠そうとすれば、大人しくなるしかないのだ。
私のことを好きでいてくれる人がいるのは知ってるけど、
でも、私は「誰にでも好かれるタイプ」ではない。
苦手な人はすごく苦手だと思う。
でも、仕事で会う人にはできるだけ苦手と思われたくはない。
だから、とにかく礼儀正しく、優しく、感じよく、適度に明るく、というのを心がけている。
人に嫌な感じを与えないようにと、結構必死なのだ。

そうすると、ぼんやりした、のんびりやさんみたいに思われることが多い。
昨日も、ハキハキしゃべるもう一人のライターさんの横でぼやーっとしていた。

打ち合わせが終わって、窓口のSさんと二人きりになったら、
Sさんが、私ともう一人のライターさんのことを「お二人は対照的ですよね」と言った。
ニコニコしながら言っていたので、悪い意味ではなさそうだ。

ハキハキ積極的な彼女と、うすぼんやり・もたもたした私。
新しく来た取りまとめ役のおっちゃんに経歴を訊かれたときも、うまく答えられなかった。
もう一人のライターさんは、すごく上手に話していた。
あんなふうに自己PRも上手にできればいいのになぁと、ちょっと劣等感

いつもこういう劣等感を抱いてしまったときは、気を引き締める。
「仕事で取りかえそう」と思う。
そう。
いい仕事をすれば、何をどう口で説明するよりもわかってもらえる。

1つ1つの仕事をいつも全力で。
想いを込めて。

それは、
その姿勢は、
絶対に伝わると思っている。

そして、仕事をこんなふうに真剣に真面目に一生懸命取り組む人間なら、
そんなに悪い人間ではないだろうと、
思ってもらえると信じてもいるのだ。

これは、私の信条。