明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

利き酒師のオススメ(5月・6月)

2009-06-24 23:37:11 | 
5月、6月に家で飲んだお酒は、11種類。
その中でも特においしかった2本をご紹介。

多少は利き酒師らしいことも……



滋賀県の「大治郎」純米吟醸 生酒

お米は山田錦。精米歩合:50%

フレッシュなリンゴのような甘い香り。
やや強めだが、シンプル。
アタックはやや弱く、少し酸味のある旨味が広がる。
味の膨らみ方が優しく、アルコール感も少ない。
確かに主張するのだが、余韻も短くさらりと呑める旨口といった感じ。
全体的にやわらかいが、印象的なのは酸味。
野菜や白身魚の天ぷらと合わせたい。



埼玉県の「亀甲花菱」純米吟醸 生原酒

お米は山田錦。精米歩合:50%

少し熟したような甘いフルーツの香り。
やや強めで、やや複雑。
酸味を思わせるようなツンとした香りや爽快さもある。
アタックは中程度。
爽やかな甘みと酸味のバランスがよい。突出しすぎていない。
優しく膨らみをみせ、ゆっくりと消えていく。
多少、苦味としての余韻が残る。
あまり料理とは合わせたくないお酒。
食前酒にするのもいいと思う。
合わせるのなら、こっくりと煮込んだ豚の角煮、八宝菜などに合う。

脱・キリギリス的生き方

2009-06-24 12:44:38 | 
夫の両親に相談した結果、やはりもとの予算で買える家を探すことにした。
あの夢のようなフジ住宅の一戸建ては、本当に夢となってしまった……。

やはり1000万円違うと、人生が違ってくるし、仕方ないよな。

夫も、以前は「夢のある家を!」とか、「露天風呂がほしい」とか、「駅近だけど、自然があるとこ」とか、希望ばかりを並べていたけれど、
ようやく夢から覚め、「予算内で買えるところを探そう」「少々のことは妥協しよう」と言い始めた。

マイホーム探しの本を買ってきて、いろいろ勉強もしている。

私にも新たな知識を披露してくれたが、「うん、うん」と聞きながら、
あー、やっぱり私には計画的に生きるってのは無理なんだ……と思った。
夫が、「1年以内にこれだけ貯金して……、これだけを頭金にして……」
と話すのを、ぼーっと聞いていた。
100万単位の貯金の話は実感がわかないのだ。

「とりあえず買ったらなんとかなる」
という相変わらずのキリギリス精神……。

夫がわりと堅実な人でよかった。
頑張れ、アリさん!

うちの夫は27歳。
こんな年上女房をもらったがために、人生のいろんなことを周りの友人よりも早く進めているので、時々、申し訳ない気持ちになる。

もし、私が同い年だったら、結婚もまだしていないかもしれない。
出会って1年半で結婚を決め、2年で入籍。
そして、もう家を買う。
周りの友達はやっと最近、1人、2人と結婚しはじめたというくらいなのに。

私に合わせて駆け足で人生を進めてくれている。
そのことがとてもありがたい。

有力候補は、今住んでいる町に、来年9月に建つマンション。
今週末、説明会に行ってくる。
おそらく、予算内で買えるはずだ。

この町に暮らし続けることも、いろんな想いを犠牲にして、夫は決意してくれた。
もう一生頭が上がらないな、と思っている。
本当に、感謝

それと同時に、心の中の霧がぱーっと晴れた。
一生、ここに住み続けることができるかもしれない……
それは、「自分」を維持することができる、ということだ。
うまく言えないけれど……。

夫にどうやって恩返ししようか。
本でも書いて、一発当てて、ローンを完済してあげようか。

……こういう発想しか浮かばないところが、やっぱりキリギリス
コツコツ働いて、せっせとお金を貯めるのだ。

明日は1本取材が入った。
急ぎの原稿だけど、その分、料金も割り増し
塾のチラシの仕事も堀先生がくれた。ありがたや。

あー、ホント、もっともっと仕事をしないと。
朝も夜もないほど働いて、ガンガン稼ぎたい。

しかし……、気分はシカゴ・バウンド。

憂歌団 #03 シカゴ・バウンド ラストライブ 1998-12-19


仕事もなけりゃ、ピストルも買えねぇ……

俺によく似た、そこのオッサン
俺と一緒に飲もうじゃないか……