明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

沖縄旅行記 その2

2007-10-24 14:20:59 | 
<第2日目> 10月5日 沖縄はうまいものがいっぱいだ!

台風がどんどん近づいてきている。
今日はもう雨だろうとあきらめて、朝、カーテンを開けたら、とりあえずもってる!

昨日買っておいたパンを食べ、早々と出発!
今日はどんどん北へ向かって、美ら海水族館へ。

旅に出ると、いつもの2倍お腹がへるのはどうしてなんだろう。
もうお腹ペコペコで、車の中でぐったりしていた。

私は基本的に水族館が好きなんだけど、ここもすごく良かった。
大きな水槽にジンベイザメやマンタが泳いでいて。


なかなか楽しめた。
それに、魚さんたちを見ながらお茶を飲めるカフェまであるのだ。

↑あまり美味しくない「イタリアンパスタ」を食べながら、こんなふうに水槽を見ていた。
とてもキレイ。
ちょっとだけお腹も落ち着いた。

水族館を出たところにジェラートの店があったので、そこでジェラートを食べる。
うまい!

また車に乗って、今度は沖縄そばの店へ。
「きしもと食堂」という、雑誌にもよく載ってる店だ。
普通の町中の民家に混じってあるような、本当に「食堂」で、「そば」しかない。

初めて食べる沖縄そば~


思っていたより、うまい!
豚肉がやわらか~♪
出汁もかつおが利いてていい感じ~♪

私は讃岐の子なので(両親が香川県生まれ)、「麺類は喉で味わえ」と教わって育ったので、麺類を食べるのが異常に速い。
彼が横で麺をよく噛んで食べているのを見るとイライラするのだ。
「喉で味わえ!」と言うのだが、彼は首を振ってもごもご食べている。
彼の倍のスピードで食べ終わり、「ああ、もう1杯食べたいなぁ」と思いながら見ていた。

かなり満足したが、その店の斜め前くらいに、「氷ぜんざい」のお店があったので、そこへ。
沖縄ではこの「氷ぜんざい」が結構メジャーなようで、何回か見かけた。

これがまた、食べ応えのある氷で。
一見かき氷なんだけど、中にぜんざいが入ってる。
それも、小豆じゃなくて、金時豆なのだ。
かなりでかくて食べ応えがある。おかずっぽい。

さすがにお腹もいっぱいになってきた。
あー、満足~

彼がどうしても瀬底ビーチへ行ってみたいというので、そこへも行った。
雨は降っていなかったが、かなり風があり、波も高かったので止めたのだが……。
着替える場所もちゃんとなかったので、とりあえず彼だけが様子を見に入った。
いけそうなら私も入ろうかと思ったが、無理。


彼は一人で浅瀬でちゃぷちゃぷやっていたが、すぐに戻ってきた。
「ムリ!波が高い!溺れるわ」
ということで、断念して引き返した。
とてもきれいな海だったのだけど・・・。

その後は、今帰仁城跡へ。
琉球が、北山、中山、南山の3つの地域に分かれて勢力争いをしていた三山時代の北山王の主城。
丘の上にあり、石畳と石垣がずっと続いている。
上からの眺めもとてもいい。



かなり天気が悪くなってきて、少し雨が降ってはきたけれど、いつも木が助けてくれて濡れることもなかった。
彼はこの景色が気に入ったようで、しばらく座っていた。
私は木の根っこばかり見ていた。

少しお土産を買って、また車へ。
雨が時々降ってきたけれど、今日もまたとりあえず天気はもった。

今日泊まるホテルは、喜瀬ビーチパレス
こちらも全室オーシャンビューで、昨日よりランクは落ちると聞いていたが、思っていたよりよかった。

夜はまた、ホテルの居酒屋で食事。
沖縄料理と泡盛を楽しんだ。
またお腹いっぱい・・・
でも、もっと食べたいぞ!

沖縄旅行記 その1

2007-10-24 13:42:25 | 
時間があるので、書いていなかった沖縄の話でも少し。

<第1日目>10月4日 リゾート気分満喫

朝、出発前にまだパソコンを開いてもたもたしている彼を置いて、“いらち”の私は先に家を出た。
いつもこうだ。
どうして余裕をもって家を出るということができないのか。

駅のホームでプンプンしながら待っていると、彼がギリギリに到着。
とりあえず、機嫌を直して関空へ。
空の旅はもう慣れたもんだが、やっぱり飛行機は怖い。
いまだになぜあんな重いものが空を飛んでいるのか謎だし……。

特に今回は台風が沖縄に接近してるとあって、上空も大荒れ。
着陸態勢に入ってからが長いのなんのって。
燃料がなくなるまで飛び続けるんじゃないかと思った。
それも、大揺れ。
これはもう旅客機じゃなく、遊園地のアトラクションだ。

揺れるたびに乗客が悲鳴を上げる。
「きゃあああーーーー!

マジで?!
私も彼の手をぎゅっと握り、汗だくになって震えていた。
何度も揺れる。本気でヤバイかも、と思う。
最近、飛行機事故も多いし、なんとなく嫌な空気。
また揺れる。
「きゃああーーーーー!
こんな飛行機乗ったことない!

それでもなんとか着陸。
車輪が地面に触れたとき、これまたすごい衝撃が!
またみんな悲鳴を上げる。
「ぎゃああーーーーー!

かなり疲労して飛行機を降りた。
予定より30分オーバー。
でも、無事で何より。

気を取り直して、レンタカーを借り、かりゆしへと向かう。
今日泊まるのは、かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ

途中、万座毛へ寄った。
雨を覚悟していたが、まだ降っていない。
とりあえず今日いっぱいはもちそうだ。

車を降り、海のほうへ歩いていくと、思わず「わぁー!」と声をあげた。
広がる海と空。
快晴ではないものの、それでも碧い海の美しさは心にしみた。


なんだろう。この懐かしい感じの風は。
私はかなり「自然」に近いタイプの人間なのだが、あまりに沖縄の自然は警戒心なく自分に心を見せてくるので驚いた。
思っていたより、ここは“いい”らしい。

1日目で早くも沖縄に心奪われてしまった私。

ホテルに到着すると、今度はその大きさに驚いた。
航空券とホテル宿泊がパックになった安いツアーだったし、あまり期待していなかったのだが、とっても豪華!
私は結構いろんなホテルに泊まってきたが、こういう「リゾートタイプ」は初めてだったので、なんだかわくわくした。

あれ、いいぞ、沖縄!

時間があまりなかったのだが、とりあえずプライベートビーチがあるということで、そこへ行ってみた。


↑こんな感じ。
夕方近くて、人もあまりいなかった。
波打ち際でちゃぷちゃぷやって、久しぶりに水の感触を楽しんでいたら、30分も経たないうちに、終了時間に・・・

仕方なくホテルに戻り、今度はホテルのプールへ。


これが意外にも楽しくて、かなり満喫した。
「ホテルのプールで泳ぐ」というセレブな(?)シチュエーションが興奮させるじゃないか!

カナヅチの私は、唯一できる「犬かき」を彼に披露。
子供のころも「犬かきのほうが難しいんだけど・・・」とよく言われたが、私は本当に犬のように泳ぐ。
彼も真似してみたができず、私がすいすい犬のように泳いでいるのを見て、
「かおり、犬みたい!」と笑っていた。

プールでの遊びを堪能した後は夕食。
外に出てもよかったのだが、車じゃないと移動ができないし、酒が飲めないのはキツイので、ホテルの中のレストランで食べることに。

バーベキューというのがあったので、それにした。
あまり期待していなかったのだが、さっきのプールサイドにあるテラスでの食事で、お肉や野菜も美味しくて、かなり満足!


↑絵葉書みたいな写真も撮れた。
こんな夕焼け空を見ながら、バーベキュー。
それも、バイキングなので、好きなだけ。

味の薄いオリオンビールで乾杯し、たらふく食べた。
たぶん、女子では考えられないくらい食べた。
肉や野菜以外にもパンを4切。
ゴーヤチャンプルーもさすがに本場はうまいなぁ。満足じゃ!

ちょっと調子にのって食べ過ぎて、ホテルの部屋へ戻り、ベッドでお腹をさすりながら寝ていると、原田くんから電話。
仕事が終わった後、わざわざこのホテルまで車で駆けつけてくれたという。
明後日の晩はゆっくり一緒に食事をする予定だったのだが、一刻も早くとにかく顔を見たいと思ってくれたのだろう、突然現れた。

彼と二人、ロビーまで降りていくと、アロハシャツ(仕事着)が似合う、沖縄生まれじゃない原田君がニコニコして待っていた。
ホテルのバーで1杯。
と言っても、原田君は車なので、私達だけ。
「いいなー!」と羨ましそうだったけど、仕方ない。

そこでしばらくしゃべった。
私がちょっとお邪魔だったかもしれない。
二人とも久しぶりに会えて、とても嬉しそうだった。
男の子の友情って、いいなぁ。 

原田くんは相変わらず、きれいな目をして。
でも、仕事が大変だからか、少し疲れは感じた。
レンタカーのお仕事なのでシーズンは大変。
聞けばかなりハードなようだけど、それでもこうやって1時間以上車を飛ばして会いに来てくれるのだなぁ。

原田くんが帰った後、二人で「ありがたいなぁ」と言い合った。
ホテルのコンビニで、彼はフォアローゼスを購入。
・・・まだ飲むんですかい?!

私はもうお腹いっぱいで、疲れも出て、部屋に帰るとぐっすり眠ってしまった。
沖縄第1日目。
美味しいものがいっぱいだぞ、この県は・・・
明日にも期待!!