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明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

黒砂糖の使い道

2007-11-27 22:29:52 | 美味しいもの
最近また、お菓子やパンを焼きたくなってきた。
昼間にやろうかなぁと思っていたら時間がなくなったので、
夜、ちゃっちゃと30分くらいでクッキーを焼いた。

きっかけは、乾物類や素麺、パスタ、粉物などを入れている容器の中を整理していて、大量の黒砂糖を見つけたからだ。
ちょうどお菓子も作りたかったので、簡単に生地を作って、
手で丸めてつぶして、オーブントースターで焼いた。
手抜き、手抜き
黒砂糖のクッキー完成!

形も不恰好だし、素朴な味だけど、なんだかほっこり。
ベノアのウバ(紅茶)と一緒にね。
明日の私のおやつ。

そうそう。
今日、前からやってみたかった「けんてーごっこ」で
「酔っ払い検定」なるものを作成してみた。
よかったらやってみてね。(携帯からは無理?)

「酔っ払い検定」はこちら!

「解説」も詳しく書いたので、よかったら見てください。
合格したら教えてね!

やさしいごはん。

2007-11-23 02:12:21 | 美味しいもの
白菜のシーズン。
今年も何か新レシピを、と思い、今日は「白菜のクリーム煮」を作ってみた。
詳しいレシピはまた今度、HPのほうに更新しておこう。


野菜がたっぷり食べられる、やさしい味のスープだ。
白菜、いんげん、玉ねぎ、海老、ベーコンが入っていて、
固形スープと牛乳で煮込み、片栗粉でとろみをつけただけ。
癒し系の1品になった。

彼がまた終電で帰ってきて、これを食べて言う。
「あー、なんか元気になるわ。ありがとうな」

食べ物で人を癒せるって、嬉しい。
なんだかこちらまで、ほっこり。

でも、実は私はいつも彼がご飯を食べ始めるとイライラしてくる。
それは、お腹が減っているからだ。
私は外食のときは別として、基本的には「お腹がすいてちょっとしんどい」という状態でないと、寝ない。
たぶん、普通の人並みの晩ご飯は食べているのだが、大食漢の私がお腹いっぱいになろうとすると、かなりのカロリーを摂取しなければならない。
(1食で1500~2000kcalは必要)
イコール、太る。
なので、私は夜はお米を食べないし、お腹が減っている状態で寝る。
それも、かなり早めの7時くらいまでには食べ終えているので、
彼がご飯を食べる12時過ぎにはもうお腹ペコペコなのだ。

美味しそうに彼がご飯を食べるのを見ている時間は地獄だ。
本当に胃の小さな人が羨ましくて仕方がない。
こんなふうにいつもお腹がすいている状態で寝るなんてこと、ないんだろうなぁ。
それでも、中肉中背以下の体型にはならない。
とても損をしている気がする・・・

では、最近のご飯を紹介。


シマアジをいただいたので、彼と半分分けにして塩焼きに。
身がつまっていて、ほっこりして、美味しい。
右下は、水菜と豚肉の煮物。
今、水菜がおいしい時期。
この煮物は彼も大好きで、いつも喜んで食べてくれる。

この日の新作は、蓋物の器に入っている、ジャガイモと鶏つくねの煮物。
生姜をきかせて、あっさりと仕上げた。


↑この日は、完全に酒のアテ(つまみ)。
焼鳥とネギ。
里芋のサラダ。
人参とブロッコリーのグラッセ。
さつまいもチップス。
これは、さつまいもを薄くスライスして、油で揚げて、塩を振った。


↑この日はもっと酒のアテ。
水菜のサラダは、油揚げをカリカリにして乗せている。
小松菜と油揚げを炊いたの。
それと、ブリ大根。
ブリは、あえてアラで。これは2日目が美味しかったなぁ。


昨日は、こうちゃんがうちに遊びに来たので、鍋(うどんすき)をした。
こうちゃんは好き嫌いが多いので、いつも何を出すか悩む。
でも、冬はいい。
鍋は好きらしいので、とりあえず鍋にすれば大丈夫。

こうちゃんはビールを6缶あけて、梅酒と日本酒ちょっと。
私はビール2缶と、日本酒2合とウイスキー。
5、6時間飲んでしゃべった。楽しかったなー。

私の自慢の土鍋が写っているが、この土鍋はホントいい。
この鍋を持っていることだけで、いつも幸せな気持ちになれる。
厚みが全然違うので、すき焼きでもできる。
煮るだけじゃなく、「焼く」ということができる土鍋なのだ。
今年もまた大活躍!


↑最後に、ある日の彼のお弁当。
私の作る卵焼きが彼は大好きで、毎日入れても全く飽きないらしい。
この日はハンバーグ弁当。
彩りも考えないといけないので、お弁当は結構大変。

なんか、お弁当のおかずって難しい。
どうしてもおかずのローテーションが早くなる。

ふと思う。
そういえば、私が中学・高校、姉が中学・高校の、合計9年間、母は毎日お弁当作ってくれてたんだよなぁって。
あのときは何とも思っていなかったけど、大変だったろうな・・・
母は勤めていたから、朝8時過ぎには家を出るし、お弁当作って洗濯して、自分の身支度もして・・・って考えると、すごい労力だ。
だけど、できあいのものや冷凍食品などほとんど入っていなかった。
たまに、コロッケとシュウマイが冷凍だったかな。

私の母だけじゃなく、他の家庭でもそうだと思うが、私たちの親世代っていうのは、本当に働き者だ。偉い。尊敬する。
たぶん、もっと不便な時代を生きてきたから、労働を厭わないんだろう。
ほんの50年ほど前の話なのに、母は小学校に上がったら、弟をおんぶしながら、朝からかまどでご飯炊いてたっていうしなぁ。
この50年で、日本は本当に変わってしまった。
こんなに短い期間にこれだけの変化を遂げてしまった国というのも珍しいだろう。

母のことを考えると、頑張ってお弁当作ろう!という気になる。
できあいものや冷凍食品は、私もやっぱり使わない。
「あー、食べたら元気になった」って、彼が言ってくれるような、
そんな「やさしいごはん」を作り続けたいのだ。

だけど、おかずが決まらない。
なんかいいおかず、ないかなぁ。

食道楽生活に終止符

2007-11-19 12:07:37 | 美味しいもの
最近、食道楽に勢いがついて、夫婦で毎週末のように贅沢をしている。
先々週は、「びりけん」と「四万十川」に行って、
先週は、新規開拓で「日本酒がおいしいお店」と「尊尊我無」に行った。

私は「食道楽帳」を持っていて、そこに雑誌などで目をつけている店の情報をこと細かく書いている。
先週末は、その中の日本酒がおいしいと言われているお店に行ってみたのだけど、それがまあ・・・とても残念な結果になった。

私の「おいしいものアンテナ」は非常に高性能なので、理屈ではなく本能でおいしい店を見分ける。
その店は、入った瞬間に「あれ?」と思った。
こだわりの地ビールを注文し、料理を何品か。
美味しい。とても。
特に鰆の焼霜は絶品。鰆って本当においしい魚だなぁと思う。

そこまではよかったのだが、日本酒がまずかった。
確かにこだわった品揃えだし、数も多い。
燗にするなら、ちゃんと錫のちろりを使ってくれるし、常温、冷やと温度を分けて保存している。
1合だけでなく、5勺、8勺でも出してくれるので、いろいろ種類を試せるのも嬉しいところだ。

せっかくのなので飲んだことがない酒蔵のものをと選んで注文したら、これが常温保存のもので、舌にベタベタ残る。まさに「日本酒は苦手」という人は、最初にこういう酒を飲んでしまったんだろうなぁと思うような味。
当たり前だけど、置いている商品は全部純米だった。(本醸造など置いていたら、まず行かない)
なのに、これだ。
グラスも悪い。せっかくの酒を殺すような味気ないグラス。
他も試したが、チェイサーがないと飲みきれないほど美味しくなかった。

料理は美味しかったので、本当に残念。
あの日本酒のレベルで「日本酒のおいしい店」を謳ってはいけない。

結構早く店を出て、私がずっと文句を言っていたら、彼が「もう1軒行こうか?」と言う。
彼は私がなぜそんなに憤慨しているのか、どうもわからない様子。
彼は「まあ、こんなもんじゃないの?それなりに満足したで」という感じだ。

だけど、その後、まぐろ料理と日本酒のおいしい「尊尊我無」に行って日本酒を飲むと、彼はしきりに
「あー、こういうことね。かおりが言ってる意味がわかったわ。このレベルか!」とうなずいていた。
やっと美味しい日本酒にめぐり合え、私も落ち着いた。

あまり冷やしすぎないほうがおいしい酒があるのはわかるけど、常温も保存が悪いと味が確実に落ちる。
一升瓶だから、もしかすると何ヶ月も前のものかもしれない。
1ヶ月前だとしても、かなり暑い日もあった。味が落ちるのは当然だ。
また、どんな酒でも燗をするというのも納得がいかない。
燗が悪いわけではないが、燗を勧めるならば店主がすべて味を確かめて、「これは燗のほうがおいしい」という勧め方をしてほしいのだ。

ふと入ってみた店や、日本酒には期待していない居酒屋ならともかく、雑誌を見て美味しそうだなぁと狙いを定めていた店だっただけにショックだった。
それに、料理がおいしいだけになぁ・・・もったいない!
そのほかも、いくつか変えたいところがあるんだよなぁ。(トイレやBGMなど。店に入った瞬間、芳香剤の強い香りがしたのもアウト)

家に帰ってから、
「私に依頼してきたら、私があの店を繁盛店に変えてやる!
と意気込んでいたら、
「かおり、依頼はないから
と彼。
・・・うん、まあね。

しかし、最近本当に贅沢しすぎ!
私のことをよく知る人たちは「もう聞き飽きた」と思うだろうが、また言う。

「私、お金を貯めます!(今度こそ)

稼ぎも増やさないといけないけど、とりあえず節約する。
ゆうちゃんに「貯金いくらあるの?」と聞いて、金額を聞いてびっくりしたのだ。
「なんでっ!なんでそんなにあるの?!」と詰め寄ったら、
「うちらくらいの歳で働いてる人やったら、みんなこれくらいあるで。私なんて少ないくらいやもん。みんな何倍も持ってるで
と冷静に言われた。

貯金なぁ・・・・・・(遠い目)

私は自称「金の亡者」のくせに、「金」に興味がなくて。
お金を貯めるということがバカバカしくて仕方がないのだ。
明日死ぬかもしれないんだから、歌って踊って暮らそうよ!という、典型的なキリギリス体質。
こうしてキリギリスさんは、寒い冬が来たときに、食べるものもなく、死んでしまいましたとさ・・・。
なんて、結末になるんだろうけど。
お金っていうのは「稼ぐ」という行為が楽しいのであって、その後の使い道はあまり興味がない。持っていてもただの紙切れで楽しくないので、さっさと楽しいことや美味しいことに替えてしまう。それも自分がしたい贅沢なんて上限は知れてるから、極端な話、残ったお金は困っている人にあげてしまっても構わない。
それくらい、お金に興味がない。

だけど、1つ目標ができて、それには資金が必要なので、お金を貯める決意を固めた。とりあえず、これから1年間!
1年ならなんとか我慢もできるだろう。
この使い道は、もう少し具体的になったら、ここに書くこともあると思う。

目標が決まれば、貯金する意味も出てくる。
これからは贅沢も控えて、飲み代も抑えて、節約生活!
ゴールまで辿り着けばいいなぁ。


本当においしいマグロをやっと食べた

2007-11-11 17:12:36 | 美味しいもの
ちょっと前から彼が「びりけんに行きたい」と言っていて、
もちろん私はいつでも行きたいのだけど、
とにかく彼が忙しいものだから、なかなか一緒に行く日を作れなかった。

だけど、金曜日、久しぶりに彼が8時半くらいに会社を出られたので、一緒にびりけんへ。
金曜日なのでどうかなぁと思っていたのだが、意外にすいていてラッキー。
久しぶりにおいしいものを堪能した。

ムカゴを軽く茹でて塩を振ったものから始まって、
隼人瓜とエンドウを梅肉で和えたもの、
それからびりけん特製のポテトサラダ。
お手製の生でもおいしいベーコンが少し風味付けのように入っている。
これがまた絶妙。

しかし、今日のベストはやっぱりお造り。
天然のハマチと大間のマグロ。
ハマチは大好きなのだけど、普段食べ慣れているものだけに、その違いがはっきりとわかって、もうホッペタが落ちるとはこのこと。
そして、マグロがあまり好きでない私に「マグロっておいしい」ということをわからせてくれたマグロ!

外でマグロを食べておいしいなんて思ったことがほとんどないのだ。
あの変な食感。
味気のなさ。水っぽさ。
ぐにょぐにょして気持ちが悪いったらない。

だけど、わかっていはいたのだ。
本当はマグロはおいしい魚だってことは。
ただ、それが普通には出回っていないし、食べる機会もなかっただけってことは。

びりけんでマグロを食べたのも初めてだったのだが、目が覚めるような強烈な旨味だった。
これか・・・と思った。
やっぱりマグロはおいしい魚なんだなぁ。
トロの部分も切ってもらったのだけど、その脂ののり方といったら……!
口の中でとろけそうだった。


それから、きのこのお吸い物。
本物の天然なめこ。
大きなものだと傘が直径4センチくらいある。
こんなに大きいと大味なんじゃないかと思ってしまうのだが、とんでもない!
豊潤な香り。
口の中でぱーっと広がっていく。
ほっこりして、幸せの味だ。


それから、今日のメインともいうべき、白甘鯛のホイル焼き。
なんと贅沢に一人1匹!
前に、魚の専門店で食べた時、白甘鯛のお刺身は7切れくらいで3500円だった。
まあ、その店は半分ぼったくりみたいなものだが、そうでなくてもこれだけ良い素材を使って手をかけて料理したら、この1皿で3500円はもらってもいいところ。
ましてや、場所は新地である。


こういうのを惜しみなくさっと出してしまうところに、びりけんのすごさがある。
天然のきのこをたっぷり添えて、ホイル焼きに。
白身の部分はもちろんほっこりとしてうまいが、皮の味がもうたまらない。
こうやって素材の旨味を完全に閉じ込めてしまうところに、ホイル焼きの良さがあるなぁ。

あとは、いろんな豆類が入ったトマト煮込みに、美しい卵を乗せて焼いたもの。

卵の黄身をつぶして混ぜながら食べると、また格別!
お豆もいい味を出している。

そして、恒例の帆立のムース、ローストビーフ、生のベーコン。
帆立のムースは彼が大好物なので、作り方を教えてもらった。
簡単だというが、難しそう。
「かおりちゃんやったらすぐにできるんちゃうか」とマスターは言ってくれるけど、この味と同じものをつくるには、かなりの年月を必要としそうだなぁ。


ローストビーフはもうイヤっていうほど食べているけど、
今日の出来は最高だった。
今までで食べた中で一番おいしかったんじゃないだろうか。
マスターも、今日は肉がよかったと言っていた。

これだけ食べたらもう充分というところだが、ここから寿司7貫!
さっきのマグロ、トロはもちろん、ヅケにもして。
あとは、イワシ、ヒラアジ、サバときたもんだ。
たまらんねぇ。
ただ、欲を言えば、今日はシャリの温度が多少高かったのが残念だったかな。
もう少し冷やしたほうがネタとなじんでおいしかったかもしれない。
だけど、まあ、そんなことはたいしたことではなく、とにかくおいしかったの一言!

基本的にマグロとかサーモンとか、そういう脂ののった魚が好きな彼は、私よりもっとたまらなかったようだ。
よくびりけんで会うMさんとも、またたまたま同席したので、より楽しい時間を過ごせた。

そして、今日のもう一つの収穫は、新しい器に出会えたこと。
いつもお酒を飲むぐいのみを選ばせてくれるのだが、今日は「新入り」がいるとのこと。
見ると、まあ、なんて美しいんだろう。
まず、形がいい。
手になじむ大きさ、ウエストのくびれ。
そして、生まれながらにもった品のよさ。
ちょっと青みがかって、なんともいえない風合いがある。
女性にたとえれば、まだ18歳くらいの若さで、透き通るような肌と濁りのない瞳。
聡明でまっすぐ。
でも、芯が一本通って。
これからの育て方で、どうにでも美しく味のある女性に育つ、そんな感じだ。(オヤジか!私は……)

彼がその新入りさんに挑戦。
私はいつもの「びりけん、ご指名ナンバーワン」のぐいのみ。
同じお酒を入れてもらったが、飲み比べてみるとその違いは明らか。
新入りさんがそのお酒の特徴をはっきり主張してしまうのに対して、指名ナンバーワンは、際立つ特徴をまるく包んで、その良さだけを前面に押し出してくる。
滑らかで、清らかで、水のように済んでいるのに、米の旨味の一番純粋な部分だけが舌の上で香り立ち、飲む人の心をやさしく抱擁する。

指名ナンバーワンは、もうびりけんに来て7年くらい、とのこと。
その容姿の美しさから、いろんなお客さんに愛され、ひたすら皆に毎日育てられてきたため、今ではどんなにお金を積んでも買えないほどの名器になっている。

新入りさんは、それと比べるとまだまだ。
同じお酒なのに、器でこれほども味が変わるのかと、また器の神秘に触れた。
だけど、これから来るたびに1杯は必ず飲んであげて、少しずつ育てていってあげよう。
これから7年後、どんなお酒を飲ませてくれるようになるのか、楽しみだ。
この器なら7年も待たなくても、2年くらいで充分おいしいお酒に変えてくれるだろうけれど。
そういう見込みのある器だ。
一目で人を虜にしてしまう、そういう要素をもっているし。

久しぶりにおいしいものを食べ、おいしいお酒の飲み、彼と楽しい時間を過ごした。
なんか元気になったなぁ。
あの料理にはどんなパワーが込められているのだろう。
いつも幸せになる。

最近の食卓。秋はおいしいものが多いよね。

2007-11-07 22:01:58 | 美味しいもの
料理の写真がたまってきているので、少しご紹介。

今、どんな野菜がおいしいか?
やっぱり「春菊」でしょう。
「水菜」もいいし、そういう葉物がおいしい時期。

春菊は熱を加えると独特の匂いがして、あれがあまり好きじゃない。
なので、だいたいサラダにして生で食べるのだが、
今日は火を通すことに。


↑新レシピ。
「春菊の豚肉巻き・照り焼き風」

春菊をさっと茹でて水に放ち、よく水気を切る。
それを豚肉(しゃぶしゃぶ用)を何枚か並べて大きくしたもので巻く。
フライパンで焼き、醤油・酒・みりん・砂糖という王道の4点調味料で照り焼きにするし、切って出来上がり。

この器、久しぶりに使ったけど、やっぱりいいなぁ。


↑いわしの生姜煮。
生姜・酒・酢・醤油で煮た後、さらにたっぷり生姜の千切りを乗せる。
これだけで、ご飯3杯はいけますね!
いわしは栄養価が高く、安くていい。


↑しろ菜と油揚げの煮物
「シロナ」って売られているのは、関西だけって聞いたことあるけど、そうなんかな?
小松菜のようなチンゲン菜のような・・・。
さっと茹でたあと、水に放ち、しぼって切って、油抜きした油揚げと一緒に炒め、そこに出汁・醤油・みりん・砂糖を。
肉厚の油揚げと一緒にさっと炊く。
こういうおかずは毎日食べても飽きないと思うのは・・・私だけ?


↑さつまいもの鶏そぼろあんかけ。
芋の時期なので、芋料理のレパートリーを増やそうと思って作った。
あっさりした鶏そぼろと、さつまいもの甘さ、それに生姜のピリッとした味が良いハーモニーです。


↑しいたけのおかかマヨネーズ焼き。
彼がしいたけを嫌いなため、これは私のお昼メニュー。
粉チーズとかつおぶしとマヨネーズを混ぜたものをしいたけにたっぷり乗せて、オーブントースターで焼くだけ。
簡単で、ビールに合う!


↑海老チリ卵。
栗原さんの本に、牡蠣で載ってるんだけど、それの海老バージョン。
辛味はほとんどなく、卵がさらにまろやかにしてくれる。
彼もお気に入りの1品。


↑いつのご飯だか・・・。
たまに、興がのって作りすぎると、こうなる。
定番料理ばっかりだから、作りすぎてもたいした時間はかからない。
芋が家に山ほどあったんだろう、芋料理のオンパレード。

きんぴらごぼう、万願寺唐辛子の煮浸し、チンゲン菜の卵とじスープ、里芋の含め煮、ジャーマンポテト、さつまいもと海老のかき揚げ。

食欲の秋だからね。
根菜、葉物、芋類、きのこ、秋刀魚、秋鮭など、おいしい食材がたくさんあって、料理も楽しくなる季節。
みなさんもおいしいもの食べて元気に頑張りましょう!

珈琲を飲めるようになった。

2007-11-07 12:11:31 | 美味しいもの
最近、私に驚くべき変化があった。
昔から私をよく知っている人なら、一緒に驚いてくれるだろう。

なんと、「コーヒーを飲むようになった」のだ。

実は今も、仕事をしながらコーヒーを飲んでいて、
おお、これは報告せねばと、仕事中断。(なぜ?)

私はずっとコーヒーが苦手だった。
「味」や「香り」が嫌いなわけではない。
むしろ、コーヒーの香りがしてくると「いい匂いだなぁ」と鼻をクンクンさせたし、「コーヒーゼリー」や「コーヒー味」のお菓子も喜んで食べた。

だが、この夏まで、コーヒーを出されて飲んで「美味しい!」と思ったことがなかったのだ。
なんだか水っぽく感じたし、変に苦さだけが舌に残る。
かといって、ミルクや砂糖をふんだんに入れると、コーヒー独特のもったりした甘みに変化し、後味が非常に悪い。
そのうえ、胃にもたれる。
なぜかわからないが、コーヒーを飲むと必ず気分が悪くなった。

それで、私はずっと「紅茶党」を貫いていたわけだ。
まあ、紅茶が好きなのは別にコーヒーが飲めないからではないが・・・。

でも、コーヒー道具って素敵なのだ。
豆をひくミルも、サイフォンも、いろいろかわいいのがある。
デロンギのコーヒーメーカーも、それ自体を所有したくて何度か買おうとしたことがある。
調理器具フェチの私には、たまらない。
一番欲しいのは、水出しコーヒーの装置。
1滴ずつ水で出していくコーヒーを家で淹れられたらどんなにいいだろうかと長年思っていた。
だけど、肝心の「コーヒーを飲む」という行為が無理なのだから、道具を揃えても意味がないと諦めていた。

「よし、結婚したらダンナさまのために美味しいコーヒーを淹れてあげよう」
なんて、昔は思い描いていたこともあったが、
実際結婚してみたら、なんと彼も紅茶党。
飲めないわけじゃないようだが、「コーヒーを飲みたい」とは一度も言ったことがない。

ちなみに、今年は食に関する目標を2つ掲げていた。
1つは「チーズを極める」で、
もう1つが「コーヒーを飲めるようになる」だった。

「チーズ」のほうは、ただチーズを食べまくっていただけで、「極める」にはほど遠いまま、今年を終えようとしている。(来年に持ち越そう)
が、「コーヒー」のほうは、なんとかクリア!
来年はコーヒー道具を揃えてみようかとも考えている。
凝り性だからなぁ、私は!
ハマッたらどうなるかわからない。また散財しそうで怖い。

ところで、なぜ急にコーヒーが飲めるようになったのか、ということだが、これはゆうちゃんのお陰である。
京都に行ったとき、UCCが経営している「上島珈琲店」に連れて行ってくれたのだ。
全国に数店舗展開している「上島珈琲店」。
京都にも河原町・烏丸辺りに2、3店できている。
大阪だと、キタにはあまりなくて、心斎橋や北浜などだ。

ブログにも書いたけれど、ここで「オレンジミルク珈琲」を飲んだのだ。
これが、まあ、旨くて!
それ以来、寝ても覚めてもこの珈琲のことばかり!

先日も、取材の後、近くだったので北浜のお店まで行ってきた。
夏限定だったので、もうこの珈琲はなく、代わりに黒糖ミルク珈琲を飲んだのだが、これも美味しかった。

それで気付いた。
そこそこ美味しい豆を使っていれば、甘くしてもコーヒーは美味しい。
缶コーヒーの砂糖が入っているのは後味が悪いし、取材先の会社などで出されるコーヒーもたぶんインスタントを溶かしているから水っぽく、砂糖を入れるとおかしなことになる。
でも、この甘くて美味しいコーヒーなら、飲める!

また、砂糖を入れなくても、甘いフレーバーコーヒーなら飲めるようだ。
これもあまりに安物はたぶんダメだけど。
ちなみに今飲んでいるのは、1つずつパックされたドリップコーヒーだけど、クレーム・ブリュレのフレーバーコーヒーだ。
1杯分100円なので、めちゃくちゃ安くはないし、それほど高くもない。
これだと、ほのかに甘い香りがして、砂糖やミルクはなしでも美味しい。

まだまだコーヒーに関しては邪道な私。
紅茶だったら、「フレーバーティーが一番好き」なんて言っている人がいたら、メッタ斬りにしてしまうだろうに(笑)。
フレーバーティーは気分を変えるのには悪くない。
私もいくつか持っているし、気に入ったフレーバーのものは飲んでいる。
だけど、紅茶の本当の美味しさには、茶葉にしかないし、その茶葉をいかに極めるかが紅茶の面白さだ。

だから、たぶん本当のコーヒー好きな人に言ったら、同じことを言われるだろう。
コーヒーは「豆」だと。
豆と焙煎と、淹れ方で決まるんだ、とかなんとか・・・。

でも、まだまだ私はコーヒー初心者。
人生でまだ30杯も飲んでないんじゃないか?
そんなコーヒー界の新参者だから、許してもらおう。

とりあえず、今年7杯目のコーヒーを飲んでいる。
それも、自ら淹れて!
これがすごいことだ。

また、これだけ大人になってから、新しい味を好きになるというのは、なんだかとても新鮮で嬉しい。
ビールが苦くなくなったときや、
40度のウイスキーをストレートで飲み干せるようになったときや、
芋焼酎の匂いが気にならなくなったときや
寿司の酢の酸味が喉を通ったときの、
あの喜びに似ている。
(今でも悪い寿司は、ネタよりシャリの酢の匂いが気になって食べられないけど。)

「食」というのは、単に「美味しい」かどうかだけでなく、素材や製法まで知ってこだわり続けると、とても面白いものだ。
身近な例でいうと、ウイスキーでも、ただ「美味しいなぁ」と飲んでいるだけじゃなくて、工場へ行ってその製造の過程を見れば、歴史と開発し続けた人々の想いを感じ、そこにある種の「ロマン」を垣間見ることができる。
何年もの間、貯蔵庫で寝かされ、熟す機をじっと樽の中で待っているのを感じると、その琥珀色の液体が愛しくさえ思えてくる。
だから、実際に口に含んだ時、感動する。
美味しいんじゃない、「感動する」のだ。
美味しいだけなら、本能で動物でも感じられる。
食に関して感動できるのは、人間だけが与えられた感謝すべき特権だ。
でも、それは、素材や製法、そこに関わる人々の思いや歴史を知らなければ得られないものだ。
だから、「食」は奥が深くて面白い。飽きない。

話が思い切り逸れたが、とにかくコーヒーを飲めるようになった私。
これから少しずつコーヒーのことを知って、極めていこうと思う。
私をそんな気にさせたUCC「上島珈琲店」、本当の珈琲好きからしたら邪道かもしれないけれど、好きになるきっかけを与えてくれた店だから、なかなかのツワモノだと思う。

来年は、珈琲とチーズ。
そう、チーズに関しても、今年は「チーズが家にないと落ち着かない」という、チーズ大好き人間になっただけで、全くの無知。
来年こそ、ちゃんと勉強しないとね。

※「○○大好き人間」って、死語っぽい。

晩酌。

2007-11-02 23:25:00 | 美味しいもの
今日のゴハン。

白菜の豚肉ロール煮。


いよいよ白菜の季節だなぁ。
これは去年初めて作って気に入ったレシピ。
今年も何か1つは白菜を使った新作を作りたいと思う。



こちらは、何かバーボンに合うおつまみはないかと調べて作ってみた。
ジャガイモを柔らかくしてつぶして、オリーブ油、牛乳、にんにくのすりおろし、ツナ、レモン汁を入れてペースト状に。
クラッカーにのせて食べるといい感じだ。

結婚のお祝いにいただいたバカラのグラスに、バーボンはファイティング・コック。
今日の私の晩酌。
ちょっとお洒落にね。

せめて料理でもしてあげんとな・・・

2007-11-01 22:04:51 | 美味しいもの
また仕事が忙しくなってきた。
・・・と言っても、私のことじゃない。
夫のことだ。

憔悴しきった顔で帰宅し、「今度は900ページのサイトやらなあかん・・・」と重荷な様子。
大きな仕事を任されるということは、認められているのだろうし、嬉しいことだが、また終電続きの日々が始まるのだなぁ、と、複雑な気持ちになる。

私はというと、相変わらず細かい仕事をせっせとこなしている。
また今週末もコピーの仕事が1本入った。
例によって、金曜夕方に最終ラフがあがって、月曜朝イチで原稿アップ。
また土日に仕事をしろと・・・。
さすがに3週連続なので、先方も「すみません・・・」とようやく謝ってくれた。
快く引き受けると、「よかった!」と安心した様子。
そういうのを聞くと、まあいいか・・・と思ってしまう私もどうなんだか。

とにかく私は真面目に仕事をこなすし、
最近は、認められること、褒められることが増えている。
今日も某企業の取材インタビューの原稿を提出したら、
修正一切なしで返って来た!
こういうのが最高に嬉しいんだよなぁ。
「地道に頑張ろう」と思ってしまう。

こうやってのらくらやっているようだが、仕事も順調に増え、この2ヶ月くらいは収入も結構ある。
だけど、彼がめちゃくちゃ働いているので、あんまり遊んでいると申し訳なく感じてしまい、せめて料理くらい・・・と、かなり力を入れている。

今日の新作。
「大根とセロリのスープ・柚子風味」


ベーコンと大根、セロリを軽く炒めて、そこに水とスープの素を入れる。
あとは、セロリの葉、柚子、コショウで風味付け。
簡単、ヘルシー!
これなら真夜中に帰ってきて寝る前でも、少しおなかに入れられるだろう。
今日はあと、カレー風春巻きと、里芋のサラダ。(まだ写真撮ってない)

ちなみに、昨日は秋刀魚の新作。
せっかく秋刀魚の美味しい時期だから、いまのうちに秋刀魚レシピはもう少しレパートリーを増やそうと思っている。


↑こちら、秋刀魚のネギ味噌焼き。
ネギと味噌、みりん、酒、砂糖を混ぜておいて、フライパンで焼いた秋刀魚に乗せて、さらにふたをしてじっくり焼く。
味噌が香ばしく、ネギと合って美味しい。
ご飯でもいいけど、酒の友にもなる1品だ。


↑久しぶりに作った、ピーマンの肉詰め焼き。
ハンバーグの中身みたいなのに、チーズを混ぜて、それをピーマンに詰める。
さらに、パン粉を付けて焼く。
ソースをかけて食べるとおいしい。

こういう夕食メニューとは別に、お弁当はお弁当用のおかずを作る。
なるべく、朝・お弁当・夜のメニューがかぶらないようにと配慮している。
今朝も、「朝早く行って仕事したいから、7時過ぎに家出る」と言い出して、眠いしイヤだったけど、6時半に起きて、から揚げ弁当を作った。
寝るのは彼に合わせて2時前なんだから、ちょっとカンベンして欲しい・・・

でも、こういうとき、自分は料理好きで良かったなぁと思う。
基本的に楽しいし、まあ、趣味も兼ねているから、そんなに面倒でもないのだ。
第一、自分で食べれるからね。

ただ、料理好きの妻をもった夫は、LLサイズになりますが(笑)。

こんなうまいタルトがあったのか!

2007-10-31 19:33:41 | 美味しいもの
昨日はいわさきっちとかどやと3人で京都のケーキ屋巡りをした。
ケーキ屋3店、パン屋2店。
ただ、パン屋は1店が定休日で、ここが一番のお目当てだったいわさきっちの落ち込みようったらなかった。

しかし、ケーキ屋3店のうち、2店はかなりレベルも高く、収穫は大きかったと思う。
特筆すべきは、ミディ・アプレミディのタルト専門店。
10月10日にオープンしたということで、これは行かねばならぬと思っていたのだが、本当に行ってよかった。

店内での撮影禁止という、非常に高飛車な態度の店だが、
何を言われても、頭を下げてタルトを売ってくだされ~とお願いしてもいいと思うほど、うまい。
自分が好きなタイプのお菓子だということもあるが、とにかくこんなにうまいタルトは食べたことがなかったので、かなりの衝撃だった。

テイクアウトも入れて、昨日と今日で5種類も食べたのだが、
中でも「おばあちゃまのタルト」と名付けられた、ドライフルーツとナッツのタルトが最高にうまかった。
久しぶりに、何かを食べていて「なくなるのが怖い!」と思った。

料理でも何でも美味しいものはそうだけど、加減が「絶妙」なのだ。
甘すぎず、かといって甘みが足りないわけでもない。
口に入れたときのサクサク、しっとり加減も、
ドライフルーツの量も、何もかもが「絶妙」。

いわさきっちが、ため息をつきながら食べている私の顔を見て、
「さんちゃんが、そんな顔してケーキ食べるの初めて見た」と言った。
・・・いやいや。
いわさきっちのケーキを食べるときも、結構こういう顔してるんだけどね。

基本的に、タルトやパウンドケーキや、クッキーやマドレーヌなど、後で飾り付けない素朴な「焼き菓子」が好きなのだ。
スポンジに生クリームというケーキには、実は全く興味がない。
ふわふわしただけの、シフォンケーキもダメ。

それはきっと、外で食べるスポンジケーキで、そこまでおいしいと思ったものにはまだ出会ったことがないからだ。
生クリームは、それだけでボウルいっぱい食べられるほど好きだけどね。

スポンジケーキは家で自分で作ったのが一番おいしいなぁ。
自分好みにできるし、材料もいいもの使えるし、何より焼き立てを食べられる。
見た目はさんざんだけど、スポンジケーキに限っては、味は手作りが一番美味しいと思うのだが・・・。私だけ?

とにかくあのタルトは衝撃だったなぁ。
凝り性の私なので、きっとしばらくはあの店に通いつめるだろう。

結局、昨日はケーキを3個と、サンドイッチを3種類食べ、
帰ってから2種類のタルトと、クロワッサンを食べた。
私とかどやはけろっとしていたけれど、いわさきっちはお腹いっぱいそうだったなぁ。

この間、BBQに行ったときも思ったけど、やっぱり私はよく食べる。
でも、少しずつしか焼けないし、お肉は分け合わないといけないから、かなり我慢しながら食べていた。
・・・はぁ、もっとガツガツ食いたいなぁ、と。

そのとき、一緒にBBQに来ていた女の子がいて、その子が、
「あー、もうお腹いっぱい。ちょっと苦しいです」
と言い出したのを聞いて、びっくりした。
「そうねぇ」なんて同意していたが(←なぜ?)、内心は飛び上がるほどびっくりしていた。

なんと!!普通の女子の胃袋はそんな小さいのか!!

私はそのとき、「お腹がいっぱい」とか「いっぱいじゃない」とか、討論するまでにも至っていなかったからだ。(何も食べてないときと変わらない)
あれも衝撃やったなぁ・・・

結婚式前に痩せたのに、今はすくすく順調に育ってる私。
ちょっとこのあたりでセーブしないと、元に戻ってしまうなぁ。

この体型(といっても痩せているわけでもなく、中肉中背)をたもつために、毎晩、お腹を減らして寝るのは本当に辛い。
だけど、お腹いっぱいに食べたら、すぐに太るし、家計も破産する。
食いしん坊に生まれてきて、果たしてよかったのか、悪かったのか・・・

備前焼の美に心奪われる

2007-10-26 00:21:51 | 美味しいもの
寿司好きになって、まだ3年くらい。
かなりの寿司好きになって、まだ1年弱。
月に2~4回は寿司を食べる日々。

今日は、あやとふみこと3人で、芦屋の美味しいお寿司屋さんの贅沢お寿司ランチを堪能してきた。
2500円で、寿司8貫にメバルが1匹入った赤出汁と、胡麻豆腐、デザートが付く。
巨大胃袋を誇る私に、寿司8貫は食べたかわからないほどで。
あと2セットお願い!と言いたかったが、そんなわけにもいかないのでガマンした。
でも、精神的にはかなり満足♪

大将は、私があまりに物足りなそうな顔をしていたので、オマケで大葉と梅のお寿司も握ってくれた。
すごく感じのいいお店だったし、美味しかったし、何より器がよかった。
味より何より、今日の収穫はやっぱりこれだなぁ。
なんかもう、いい器に囲まれているということの幸せといったら……!

こんなお店初めてなのだけど、とにかく徹底的に備前焼。
料理の器はもちろん、ビールやお酒などの酒器、醤油さし、花瓶にいたるまで、すべてが備前。

私は特別、備前が好きなわけではなく、むしろこういう窯物は集めないのだけれど、よく言われるところの「備前には2つとして同じ表情のものがない」ということが、これだけの備前を目にしたときにようやくわかった。
倉敷には3、4回行っていて、そこで備前のお店などを見たことはあったのだが、お土産屋さんのものは、どれも味気なくて。
何も心惹かれるものがなかった。
だけど、このお店の備前は本当にどれも素晴らしくて。
1つ1つの表情を見ているだけで、なんとも言えない幸せな気分になった。
こんなに備前って美しかっただろうか?
お寿司の美味しさより、そのほうが気になって、気になって。
もう手に取る器の1つ1つがたまらない。
一体何人くらいの作家さんのものが入っているのだろう?
思わず、遠くの棚の酒器もデジカメに収めてしまう。

考えてみれば、基本的に焼き締めの器は好きなのだ。
でも、私が持っているのは、群馬の作家さんのものだけ。
備前はなかった。
あの赤茶の焼き色というのは、やっぱり土が違うんだろうなぁ。
お寿司も美味しかったのだけど、思い出すのは器のことばかり。
土色のビアカップ、赤い模様の入った角皿、ザルをかたどったデザート皿。
赤出汁のお碗まで徹底して、備前なのにも驚いた。
見れば、箸置きも魚の形の備前。
それから、入口と棚に並んでいた数々の酒器。
あの酒器で日本酒を飲んだら、どんな味がするのだろう?
そんなことばかり考えて時間が過ぎた。

帰りに、我慢できず、「こちらの備前は、どこで買われてるんですか?」と大将に尋ねてしまった。
やっぱり作家もので、何人かのものが混じっているらしい。
黒っぽいもの、薄い色のもの、赤や灰色が混じったもの、模様を出したもの、確かに何人かの作風があって、やっぱりなぁと思った。
岡山まで買い付けに行っているとのこと。
美味しい和食を作る人は、基本的に器に関しても目利きだと思う。
和食というのは、器と一体だから。
それを実証したようなお店で、自分としては大きな収穫だった。
この店はまた来よう、絶対に。

あやの家がそこからすぐなので、お邪魔して1時間少ししゃべった。
時間は本当にあっと言う間。
前からふみこと言っているけれど、本当に「24時間しゃべり続ける会」をやらないといけないなぁ。

3人とも性格がまったく違うのに、なぜか3人集まるとバランスがとれる。
2人ずつでも会うのだが、やはり3人が一番いい。
正三角形のように、本当にバランスがいいのだ。
13歳で出会って、それきり。
部活もクラスも高校も大学も、趣味までも、何もかもが違う。
なのに、なぜいつまでも3人で集まり続けるのだろう。

なんて。
理由など何でもよくて。
ただ、いつも一緒にいれば楽しい時間が過ぎる。
それだけでもう充分だ。





日々の生活、おいしいものいろいろ

2007-09-26 11:10:28 | 美味しいもの
親指の爪の間が痛い。
栗剥きの後遺症だ。

昨日は宅配の野菜に栗が入っていたので「栗ごはん」を作ることに……。
毎年思うけれど、栗を剥くというのは、結構な重労働だ。
熱湯で柔らかくして熱々のところを握って剥くので、ほとんど拷問。
そして、絶対に私は親指の爪の間に皮が入って、肉との間に詰まり、これこそまさに拷問。

宅配の栗は、虫がわかないようにする薬をかけるという処置をしていないため、一晩水に浸けておくということができないのだ。
届いたらすぐに熱を加えないといけない。
なので、この熱湯で柔らかくして剥くという方法しかなく、結構辛い。
2時間もかかった。

だけど、おいしい栗ごはんができた!
栗もたっぷり♪


今日のお弁当にも入れた。


また新しいレシピもホームページのほうに更新しておかないとね。
最近の新レシピはこちら。


「ミネストローネ風スープパスタ」

キャベツ、にんじん、ベーコン、トマト、玉ねぎを煮込んだものに、ペンネを入れた。あっさりしていて、カロリーも低いし、栄養はたっぷりだし、彼の夜食にはちょうどよかった。

今日はいろいろ写真紹介しているので、ついでに、この間のミニ・ベランダでの彼と二人の昼食会。



なんでこんな居酒屋で出るみたいなキリンの中ジョッキがあるのかというと、今、各メーカーのグラス類を集めているのだ。
キリン、エビス、ギネス、サントリー山崎は手に入った。
あとは、モルツとアサヒ関係だなぁ。
こうやって、外で飲むときなどは、本当にビアガーデンみたいで、ちょっと気分出るでしょ?(笑)
私は凝り性なので、こういうことに労力は惜しまない。


↑ついでにこちらは、先日のビストロ・ド・ヨシモトのメイン肉料理。
私が選んだのは、カタルーニャポークをオーブンで焼いて、アニスソースを添えたもの。
確かにアニスシードの味がした。
昔、ハーブ類にハマってしまい、葉から花から種まで、あらゆるものをお茶にして飲んでいた時期があったので、なんだか懐かしい味がした。

この店は、パンさえおかわりができれば、言うことないんだがな・・・。
既に今年2回目。
フレンチはあまり食べないけど、ここの味はかなり好きなのだ。
パンは大好きなシュクレのパンだし・・・。最高なのだけど。


↑これは、先日、両親と彼と4人で行った京都の寿司・割烹の店のお料理。
私の好きな、「おばんざい盛り合わせ」
京都らしい、薄味のお上品なおばんざい(お惣菜)が盛り合わせてある。
こういうのを肴にして、日本酒をくいっとやるのがウマイんだ。

この店はやたら盛り合わせが好きな店で、こういうのもある。
↓日本酒利き酒セット


いろいろ楽しめるのが良い。
6種類で1500円。


寿司・割烹の店なので、もちろん寿司も。
そして、また盛り合わせ(笑)

かと思えば、こういう洋風なものもあったり・・・。
エビとタコのエスカルゴ風。
バゲットの上にエビとタコとソースをかけて食べる。
これがまたうまいんだ。


最後は、すみません。私の料理です。


こちらも新レシピ。
最近凝っている、あらめを炊いたもの。
ひじきよりも安いので(笑)。
あらめ、にんじん、ちくわ、油揚げが入ってる。
ちょっと濃い目の味付けで、白ご飯の友メニュー。

この器は一番最近購入したのだけれど、2年くらい前からずっと欲しかったもので、徳岡圓心さんという熊本の碧岩寺の住職さんが焼いている、唐津だ。
実家にもいくつかこの方の作品はあったが、若いときはどうもピンとこなかった。
この器はまだ形が変わっているので、多少モダンな感じもするが、唐津はどちらかといえば地味だし、素朴すぎて味気ない面もある。

それがいつからか、唐津に惹かれて。
不思議なものだ。

そういえば、よくお茶の先生が言っていたっけ。
一、楽
二、萩
三、唐津

茶器で良いとされる順番だ。
子供の頃は何の意味もわからずに、歌うように「いちらくにはぎさんからつ」と言っていたけれど(笑)。

話がそれたが、その唐津焼に急に惹かれて、どうしてもこの器が欲しかった。
でも、家にはもうしまいきれないほど器があるし、そんなに気安く買える値段でもないので我慢していた。
それが、ちょっとした縁で、これをめちゃくちゃ安く譲ってもらえたのだ。
もう嬉しくて、嬉しくて。

私にとって良い器というのは、料理を盛ったときのイメージが湧くもの。
そして、実際に盛ってみたときに、器が自己主張しすぎないことも大事だ。
「器は料理の着物」
着物が目立ちすぎて、中身がパッとしないのではいけない。

あらめの煮物を盛りつけてみると、思い描いたようにしっくりきた。
きんぴらごぼうなどでもいいだろう。
いい器だ。

さて、今日は何を作ろうかな。

彼の仕事もいよいよ大詰め!
明日の17時アップらしい。
昨晩も12時過ぎに帰宅し、その後、明け方4時まで家で仕事をして、8時半には家を出て行った。
さすがに栄養ドリンクを飲んで、「眠い」と言った。
だけど、ここからはもう時間との闘い。

一体何をそんなに仕事することがあるんだろうかと不思議に思うこともあるが、一流メーカーの新商品の広告となると、予算も1000万以上だし、それだけのお金を自分で動かしているわけだから、それなりのモノを作らなければならないのだろう。

仕事をまわしてくれたら手伝うのだが(笑)、そういうわけにもいかないので、とりあえず、応援しよう。
がんばれ!!

ぷりぷりエビの入った優しいロールキャベツ

2007-09-18 23:22:24 | 美味しいもの
ゆうちゃんに、「お料理レシピの本を作って」と言われた。
そのときは何も思い浮かばず、「うーん。無理だなぁ」と言って終わったのだが、今日ふと、私らしいお料理レシピの本の構想が浮かんだ。

今、某ビールメーカー(私の好きなキ○○です)のメルマガを仕事でやっているのだけれど、毎月その中で、ビールに合うおつまみのレシピの紹介をエッセイ風に書いている。

それと、前にブログで書いていた本の紹介をエッセイ風に書いていたのを思い出したら、ぱーっと内容ができた。

単なるお料理レシピじゃなくて、そのお料理にまつわるエッセイや、短編小説で紹介したらどうだろう?
いつもキ○○の文章を書いているとき、レシピ素材を渡されると、自分の中でドラマが出来上がる。
そんな大げさなものでもないのだけど、主人公が浮かんで小さな小さな物語が生まれる。

ああ、なんかいいなぁと思った。
それで、ゆうちゃんに挿し絵を描いてもらったらどうだろう。
うん、うん、いい感じだ。
いわさきっちのお菓子レシピを盛り込んでもいいかもしれない。

20代の頃、いつも将来の夢の1つとして思っていたことがあった。
それは、30歳までにそれぞれが何かのエキスパートになって、30歳を過ぎてからコラボレーションで1つの事業、もしくは作品を創るということ。
最近忘れかけていたけれど、今日ふとそんな想いが蘇ってきて一人で盛り上がった。

お料理も近頃では、本を見てそのまま作るよりも、アレンジしたり、お店で食べたものの味の再現を自分でやることが多く、オリジナルも増えてきた。
それを1冊にまとめるのは、決して悪くないアイディアだと思う。
それも、ちょっとした読み物にして。

今日も新メニューを開発。
キャベツが余っていたのでロールキャベツに。
元々、普段作るロールキャベツ自体がオリジナルなのだけど、今日はそれにもうひと工夫。
豚ひき肉とエビのむき身を混ぜて、白ワインで味付けし、ロールキャベツに。
それを、にんじん、玉ねぎ、トマトと、野菜たっぷりで煮込む。
あっさりと、でも、野菜の旨味をそのまま味わえ、さらにヘルシーな1品になった。



心が疲れている人に食べてもらいたい1品。
あったかくて、やさしくて、野菜の生命力をそのままもらえて。
もちろん、すべて無農薬。

こういうものを食べたら、絶対に誰かを傷つけようなんて思わない。
とても優しい気持ちが生まれる。
傷ついた人も癒される、そんな一皿だ。

料理人になりたいなんて思ったことはないけれど、料理と文章で何かできないだろうかと、初めて思った夜。
自分の中に、新しい土地を見つけた気分だ。
ゆうちゃん、ありがとう。

ひやおろしで一人居酒屋♪新レシピもあり♪

2007-09-13 21:17:23 | 美味しいもの
ひやおろしの時期だなぁ。

日本酒を飲まない人はわからないかもしれないが、
「ひやおろし」っていうのは、冬に仕込まれて夏を越えて熟成されたお酒。
この後、火入れをして出されるのが普通だけれど、これは蔵出しのまま瓶詰めされている。
今の時期しか飲めないお酒だ。
まさに季節物。

だからいつも9月になると、そわそわしてしまう。
早速2本買ってきた。
石川のお酒と奈良のお酒だ。

日曜日までとっておきたかったが、ガマンできずにちょっとだけ味見。
度数も18度と一般的な日本酒よりは高いけれど、40度以上のウイスキーをストレートで飲んでいる私にとったら、味のついた水みたいなもんだ。

ちゃんと試飲して買っているから間違いはないとは思っていたけれど、やっぱり美味しかった。

相変わらず彼は真夜中にしか帰ってこないので、一人居酒屋。
こうやって、自分の好きなものを作って、お酒を飲む時間っていうのは至福のとき。


↑今日は3品。

小松菜と油揚げの煮物。
私の定番お惣菜だなぁ。
無農薬の小松菜を油で炒めると、甘い香りが漂う。
あの瞬間がいつもたまらない。
それに、油揚げは大好きなお豆腐屋さんの肉厚なもの。

それから、京都の賀茂茄子が手に入ったので、2センチくらいに切ってごま油で焼き、味噌・みりん・酒・砂糖を混ぜた甘い味噌を塗って、上にはゴマをたっぷりふりかけた。
ジューシーで味噌とからまって、本当に美味しい。

今日、開発した新メニューは、セロリのあたたかいサラダ。
今、セロリが旬なのだけど、それほど好きじゃないので、なんとかおいしくたくさん食べられないかと研究した。
きんぴらなどもやってみたけれど、どうも飽きる。

そこで、薄切りにしたものを、ベーコンと一緒に炒めてみた。
塩・コショウで軽く味付け。
これだけでも食べられるが、鶏の胸肉(ささみでもいいと思う)に酒を振りかけてレンジでチンして蒸したようになったものを、こまかく裂いて、上にのせた。
さらに、少しだけゴマドレッシング(白っぽいやつね。醤油じゃなくて)。

炒めものというより、サラダ仕立てにしたかったので。
これが当たり!
うまい。
なんぼでもいける。

セロリの香りも和らいでるから、苦手な人でも食べられるんじゃないだろうか。
鶏とドレッシングのおかげで、炒めものよりもさっぱりといただける。
ビールのつまみにもいいなぁ。

というわけで、今日も新メニュー開発に成功。
酒もうまい。
おなかいっぱい。

ああ、幸せ。

やっぱり夏はカレーでしょ!

2007-08-06 16:44:19 | 美味しいもの
先月からカレーをよく作っている。
既に2回作ったし、今週も作ろうかと考えている。

私はカレーが大好きだが、9年一人暮らしをしていて3回しか作ったことがなかった。
理由は簡単だ。
自分で作るとおいしくないから。

なんか違うぞ、これ・・・ということになり、結局、「カレーは外で食べるもの」になってしまっていた。

しかし、ちょっと前に、仕事で「カレーの隠し味」についての原稿を書くために、世の中の人が「我が家の隠し味」としているものを、徹底的に調べあげたことがあった。

ワイン、バター、牛乳、ソース、醤油、チョコレート、コーヒー、ジャム、ヨーグルト、マンゴーチャツネ、ココナッツミルク、生姜、にんにく、鰹節、レーズン、干しあんず、トマト、レモン、チーズ・・・
まあ、出るわ、出るわ。

日本人って本当にカレーが好きだよなぁ。
おいしいカレーを作るための熱意もハンパじゃない。
いろんな隠し味を使ってカレーを作り、一つひとつの味の分析を載せているサイトまであった(個人の趣味)。

そういうのに感化され、私も久しぶりにカレー作りに挑戦してみたわけだ。
いつも手の込んだ料理を作ったり、簡単でも4品も5品も並べたりしているというのに、「今日はカレーだよ」と言ったときの、夫の喜び方のほうがすごかった。

「でも、私のカレー、おいしくないから」
そう伝えると、ちょっとガッカリしていたようだが、1口食べて「うまー!」と言うなり、ガツガツと食べてしまった。
・・・うまかったらしい。

私も食べたが、数年前に作ったカレーとは違い、おいしかった。
これならイケる!!

やっぱり隠し味だなぁ。
それと、玉ねぎの炒め方。
ルーは普通の市販のやつなんだけど。
数年前に作ったときも、もちろんまずくはなかったのだが、私の理想の味とは違い、それでイヤになってしまったのだ。
でも、わかったぞ!!決め手はアレとアレだ。

元々カレーは大好きなので(2合はイケる)、自分でおいしいのが作れると知ったら我慢できなくなった。
その1週間後くらいにまた作って、そしてまた今週も作ろうとしている。
前回は、ナスの素揚げとアスパラも入れ、夏のカレーを演出してみたら、またこれも彼には大好評。
「ナスがすごかった。ナスがうまい」とずっと言っていた。

やっぱり夏はカレーだな!

京都・ケーキ屋巡り

2007-07-25 15:37:14 | 美味しいもの
かどやが突然、「いわさきっちと3人でケーキ屋巡りしよう」と言い出した。
なんでも、テレビを観ていたら、京都でおいしいケーキ屋を特集していて、食べたくなったらしい。

ちなみに、かどやは私の中学時代の友達・主婦。
いわさきっちは高校時代の友達・お菓子職人。
二人の唯一の接点は「私」。
この間、私の結婚式で初めて出会い、その後、かどやがいわさきっちのケーキを気に入って(引出物にしていたのを食べたため)、どんどんケーキを注文。
そこから関係ができた。

この3人で出かけるというシチュエーションがなんだか面白くて、私は終始ゴキゲン。楽しい時間を過ごした。

結局、5軒の店をまわった。
(詳しい店名などは書けません。私は仕事で関西のおいしいスポットなどを紹介するサイトをやっていて、このブログにトラックバックされるとヤバイので。知りたい方は、たぶんいわさきっちがブログに書くと思うので、そちらを参考に)

最初に行ったケーキ屋さんは、かなりの人気店。
オープン前に行ったにも関わらず、既に人が並んでおり、後からも続々入ってきた。
見た目に美しいケーキを出す店だ。
ここで皆2つずつ注文し、お互いちょっとずつ交換し、6種類味見ができた。
いわさきっちの情報によると、ここはフレッシュさを売りにしているらしい。
確かに作りたての味わいで、かなりレベル高い。

ミルフィーユにうるさい私だが、理想のパイ生地。
ただ、全体的に自分の好みかといえば、若干異なる。
甘さ控えめで洗練された上品な味なのだ。
私はもう少しガツンと甘くて、無骨でいながら、素材の味がしっかりわかるというのが理想なんだよな。
ただ、おいしいので満足!また来たい。

次に行ったお店はテイクアウトのみ。
まだ食べていないが、見た目はおいしそうだった。
ただ、ばら売りがなく、セット販売のみで、いわさきっちは店を出るなり激怒。
「この売り方には納得できない!

普段は内に秘めるタイプのいわさきっちだが、お菓子のこととなると、激しく頑固になる。そういういわさきっちが素敵だ

その後、パン屋に行ったが、そこはまぁ普通だった。
中で食べられたので、パンとケーキを食べた。

それから、三条へ歩く途中に、老舗のお茶屋があるのだが、そこでお茶が飲めるのを知っていたので、入ってみた。
一度入ってみたかったのだ。
本格的な煎茶と水羊羹を食した。

最後は私の姉がお菓子を習っている先生のお店。
ここでもミルフィーユを食べたが、こちらはかなり不満。。。
皆も「うーん・・・」という感じだった。

あー、それにしてもよく食べた!
お腹がいっぱいというのではなかったが、甘いものを一気に食べて血糖値のコントロールが不可能に・・・
その前日も「ういろ」を3分の2本くらい一気に食べていたし、その前の日は旅行先でケーキやデザートをたらふく食べていて、既に膵臓に負担がかかっていたのだ。

実は、私は膵臓を19歳のときにヤラれているので、一度に糖分をたくさんとりすぎると、膵臓がすぐに弱る。
「胃」ではないので、胃薬もまったく効かない。
ただもう、船酔いみたいな気分の悪さとめまいが続く
久しぶりにきたなぁ・・・

甘いものは大好きなのだけど、これが怖いので、普段はセーブしているのだ。
3日連続で食べ過ぎると、やっぱりダウン。
膵臓よ・・・がんばれ

でも、とても楽しい1日だった。
いろんなお店に行けたのもよかった。
今度はかどやに車でしか行けないお店に連れていってもらおう