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明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

今日からどんどん更新!

2009-01-21 01:38:07 | 
この間、少し紹介していた私の酒ブログ、
「ほろほろ酔うて木の葉ふる」がいよいよスタートしました!

かなりマニアックなので、お酒に興味のない方は見ないほうがいいです。
お酒もしくは私に興味のある方は(!)ぜひ見てください

酒のアテのレシピは紹介したりしています。

そして、いきなり8記事も更新しています。
やる気満々

本家の「明日元気になれ。」よりも人気ブログにしたいと思っています。
今、「明日元気になれ。」は1日150人くらいのアクセスなので、
「ほろほろ酔うて……」は200人を目指します!
(目指しますって言って、特に何をするわけでもないんだけど)

http://blog.goo.ne.jp/kaopi2009
とりあえず、宜しくお願いします。



年末に書ききれなかったこと<後半>

2009-01-05 00:11:11 | 
年末にずっと行きたかった島田商店に行った。
http://www.sake-shimada.co.jp/

まあ、簡単に言えば酒屋なんだけど、
地下にセラーがあり、何でも50mlを210円で数十本のお酒から好きなだけ試飲できるとのこと。
日曜が定休ということもあり、なかなか行けなかったのだが、
夫と二人でついに訪れることができた。

店に入ると、1階は普通の酒屋さん。
「地下で試飲させてもらいます」と一言断り、地下セラーへ。



すごい!
面白い~!!
なんだか秘密基地に来たみたい!
二人とも大興奮

勝手に飲んでいいのかなぁと思っていたら、
お店の人が降りてきて、いろいろ説明してくれた。
ルールはホームーページで見ていたので知っていたが、こうだ。

【ルール】
ボトルを冷蔵庫の中から選び出し、60mlのグラスで8分目ほど注ぐ。
あては梅干しと径山寺味噌のみ。
お酒を真剣に利く方が多いので、禁煙。
会話は酒の話が中心で、仕事の話は禁句。
グループでの利用は基本的にお断りしています。

【料金】
お酒もあても210円。会計は自己申告。

説明を聞いたらあとは勝手にやるのかと思っていたら、
意外にせっせと世話を焼いてくれる。
お酒もおすすめを選んで出してくれた。



正直、「久保田はいらんよ~」と思ったが、
まあ、飲み比べだしね。
獺祭はよく飲むが、「磨き三割九分」といって39%まで精米しているのは初めてだったのでよかった。
これはなかなか旨かった。
久保田は案の定、物足りないお酒だった。

芳水もよく飲むが、これははじめての種類。
「美味しい」と思ったが、よく見ると「アル添」
(※純米でなく、醸造アルコールを添加している)

こんなこだわりの酒屋でもアル添のものを勧めるんだなぁと不思議に思っていたら、夫もそう思ったようで質問していた。
お店の人によると、「お酒は熟成具合が大事だから、モノによってはアル添をしたほうが美味しいものもある」とのこと。
確かにこれは美味しかったのだけど、やっぱり抵抗がある。
純米で美味しいお酒はいっぱいあるのだから、わざわざアル添のものを飲まなくても、自分は純米を飲み続けたいなぁと思った。

その他にもいろいろと飲んで、結局、15種類ほど。
50ml×15種類÷2人=だいたい一人2合程度。
金額にしても3000円ほどで、随分いろいろなお酒を楽しめた。

それに、この空間がとても気に入った。


私は「酒飲みの空気」がすごく好きで落ち着く。
隣に座った紳士は熟成酒好きだったようで、いろいろ教えてくれて、最後のほうはいろんな熟成酒を飲むことができた。
また、向こうのテーブルにいた若い男の子のグループも、日本酒の勉強に来ていたようで、いろんな質問をしていた。

いいな~
ルールの「会話は酒の話が中心で、仕事の話は禁句。」に沿っている!!

かなり堪能した。

そして、この日は気分も乗ってきたので、さらに美味しいお酒を飲みに行くことに。
選んだのが、酒肴屋かわむら。
http://www.oichii-k.com/

夫の勤め先のすぐ近くということと、ホームページの身勝手な感じが私たちにはとても好感がもてて、どうしても行きたくなってしまったのだ。

ビジネス街の土曜ということもあり、お客は私たち1組のみ。
ちょっとドキドキしたが、見た目よりフレンドリーな店主でほっとした。



↑よこわのお造り。
いやはや。
かなりのレベル。旨い

メニューはびりけんみたいな感じで、何もない。
その日のおすすめが出てくる。
日本酒も「こんな感じ」と言うと出てくる。



↑タラの白子とアンキモをペースト状にしたやつ。
めちゃうまい

そのほかも2品ほど食べたが、どれも旨かった。
お酒もなかなか。悪くない。

すごく気に入ったが、ちょっと高めかな……
まあ、基準はびりけんなんだけど。

でも、いいお店であることは確か!
私が金持ちなら毎週通いたい。
とりあえず満足して帰った。

・・・
まだ書きたいことがあるのだけど、眠くなってきた!
明日からまた冬期講習が始まる。
とりあえず、今日はここまでにしときます。
全然追いつかへんわ




最近の旨いもの&酒

2008-12-02 00:59:29 | 
毎日書くといいながら、ちょっと更新が滞っていたので、今日2本目。

と言っても、どうせ酒の話題です。

昨日、注文していた酒が届いた。

「遊穂 純米吟醸 無濾過生原酒」
「福千歳 徳 純米吟醸 無濾過生原酒 中取り」
「苗加屋 純米吟醸 無濾過生原酒」

どれも美味しかった。
遊穂は10月にも4合瓶で注文して、あまりに美味しかったから今回は一升頼んだ。

ウイスキーとかワインって、一升ってあるんやろか?
まあ、あるにしろ、基本は720mlの4合瓶やと思う。
(フルボトルっていうのかな)

日本酒は、この一升ってのが嬉しいね。
家の冷蔵庫に一升瓶があると、なんか心強い。
これ、わかるかな……

まだ明太子が残っていて、新しい料理を作った。

それがコレ。

明太子を酒でのばして大根おろしと混ぜて、チンしたえのきと和えただけなんだけど、旨いんだ、これが。
酒にも合うね~

ホント、いつも思うけど、私はたいして手の込んだ料理は作れないんだけど、「酒のアテ」を作らせたらかなりのもんだ。
(というか、酒のアテ以外は作れない……

そして、ヘルシー。
野菜中心なので、健康体。



この日の夕食はこんな感じでした。

今、白菜の季節。
去年も書いたかもしれないけど、今日作ったこの料理は本当におすすめ。



白菜、豚肉、生姜を出汁(カップ4)で煮て、酒(大4)、砂糖(大2)、塩(小1)、醤油(大2)で味付け。
そこにネギと大根おろしを入れて、出来上がり。

油を使っていないので、とってもヘルシー。あっさり。
びっくりするくらい白菜が食べられる。(4分の1)
ぜひお試しを~

昨日のお昼は鍋焼きうどん大会をした。



自慢の土鍋です。
春菊、ネギ、しめじを入れ、天ぷらをのせた。
天ぷらは、イカ、ちくわ、さつまいも。

冬はあったまるしいいね

なんかちょっと前、喉が痛くなって鼻水が出て、
「もしや風邪では……?」
と思ったのだが、特にひどくなることもなく、二日目には治っていた。

健康の秘訣は、美味しい料理とちょっとのお酒(ちょっと?)

私はワインは飲まないが、「酒」という大きなくくりで見ると、
この名言、本当に素晴らしい。
久しぶりに、「飲んべえの品格」という本より、名言を一つ。

   人を満足させるには大変な学問が要るが、
             ワインなら少しですむ。

               byペスタロッチ

若山牧水もいい歌を残している。

   旨きものこころにならべそれこれと
         くらべ廻せど酒にしかめや

   (旨いものをあれこれと心に浮かべてみるけれど、
         どんなに比べても酒にまさるものはない)

英国展のバーで

2008-10-06 10:56:16 | 
梅田阪急で英国展をやっていて、
有料だけどいろんなウイスキーが飲める特設バーがあるということで、
彼と二人で行ってきた。

その前にお腹が減ってきたので、まずは新梅田食堂街で立ち飲みの串カツとビール。
3時なのに開いていて、中は超満員!
オッチャン率99%!

その中に紛れて串カツを食べながら、ビールを飲む。
日曜の3時に立ち飲みに来てるおっちゃん達って、
一体何してる人たちなんだろう?と素朴な疑問がわくが、まあよい。
向こうも「あのお姉ちゃん、何なんやろ?」と思ってるかもしれないし(笑)。

お腹を満たしてから、いざ英国展へ!

行ってみると、バーはカウンターと立ち飲みがあって、
カウンターの席はいっぱい。
仕方なく立ち飲みしながら空くのを待ったが、
全く空く気配なし。

「昼間の百貨店の催し会場」ということを忘れた人々が、
普通のバーのように飲んでしゃべって、できあがっていた。
ウイスキーマニアみたいな人や自分でバーをやってる人が多いみたい。

結局座れなかったけれど、立ち飲みでウイスキーはいろいろ飲んだ。
ハイランドパーク22年
グレンリヴェット1973
ベンリアック1984
ローズバンク1991

だいたい1ショット(20ml)500円~1200円くらい。
私の頼んだリヴェット1973なんて、ボトルで買ったら26,250円もする!
これが1000円くらいで飲めるのだからありがたい。
なかなか飲めないようなのばかり飲めるからいいなぁ。

この英国展は他にもいろいろやっていて、
ベノアのブースもあった。
嬉しい~

それも紅茶が3缶で2625円と安くなっていたので、購入。
関西ではなかなか買えないから、いつも通販で買っていたのでありがたかった。

夜は「おうち居酒屋」。


6時頃帰ってきて、7時半までにどれだけ作れるか挑戦したら、
上のような料理ができた。
天ぷらも3種類ある。
豚肉でニラを巻いたもの、大葉にカマンベールチーズを包んだもの、かぼちゃ。

ゴボウの揚げたのも、ちゃんと醤油・みりん・酒で煮て味をつけてから。
これがビールによく合って、うまいんだ。

あとは、白菜と豚肉のおろし煮と、ジャガたら(タラコを溶かしバターで和えたものがスライスしたジャガイモにのってる)、大根と大葉のサラダと、鶏肉を焼いて上にトマトのソースをかけたもの。

「おうち居酒屋」というからには、これくらいの品数はないとつまらない。

いろいろ食べて、日本酒を飲んで楽しかった。
今日のお酒は「川鶴」の初秋あがり。
ここのお酒は今一番好きかもしれない。

しかし、結局、この土日も酒びたりやったなぁ。
月曜日からいろいろと忙しくなるし、テストも始まるので、景気づけだ。

★今日の名言

   「よい酒はよい拍車」
         by アントワーヌ・ウーダン



酒にのまれた3連休

2008-09-15 15:10:31 | 
秋刀魚の季節だ~
ということで、必ず作る「秋刀魚のおろし煮」を。



これがあると白ゴハンがうまくて、いくらでも食べられる。

さて、3連休、珍しくかなりのんびり暮らしている。
キッチンの壁を徹底的に磨き、換気扇やガスコンロの下まで磨きたおした。

7・8月と立ってるのもやっとの腰状態だったから、
この2ヶ月間はあまりきちんとした掃除もできていなかったのだ。
その後は仕事が忙しくて、細かいところまでは手が行き届かず……。

ようやくピカピカになったキッチンを見てほっとした

この掃除をする前に、100均に行ってスポンジを買ってきたのだけど、
100均のお掃除道具売場って、なんであんなに楽しいんだろう。
スポンジ・たわしコーナーに20分くらいいた。
見たことない人もいるかもしれないが、種類がとにかく豊富なのだ。
1つ1つを見ていくだけでも何分もかかる。
そのうえ、100円でしょ
ついつい買い込んでしまう。
これは換気扇用、これはシンク用、これはお風呂用、これは……と。

そして、帰って掃除道具入れにしまおうとして気付く。
「まだこんなにいっぱいスポンジあったやん!
スポンジ祭……。

これで当分、スポンジには困らないね。
(ホントはもっと買いたいけど)

しかし、連休にやったことといえばそれくらいで、
あとはちょっとだけ仕事して、飲んだくれて、
気分悪くなって寝ていた。

金曜の夜は塾のミーティングがあって、その後みんなで飲みに。
総勢12名で盛り上がる。
中でもまだ21歳なのに最初からビールと泡盛でガンガンいってる人もいて、
名言も飛び出した。

「人は裏切るけど、酒は裏切らないんですよ

これを聞いた瞬間、この人とは仲良くなれる!と確信。
「おおー!」と嬉しくなってどんどん飲んだ。
翌日、せっかく連休1日目だというのに、しんど……

しかし、新しい講師ばかりのスタートでどうなるかと心配したひのきだったけど、みんなで飲んでいるとなんだか全然変わらない。
メンバーは違うけど、昔と一緒だ。
講師同士で飲みに行くことも多いみたいだし、
また平均年齢が下がって21歳くらいだから、オールでカラオケも珍しくない。
さすがに私はもう無理だなぁ……

若い人と一緒にいられる仕事っていいな。
フケない気がする

それから昨日の晩は、夫とふたりで「ちろり」へ。
8月に行ったばかりだったけど、「旨い日本酒が飲みたい」というので連れて行った。
ここのお酒のラインナップは、私たち夫婦のかなりツボ。
酸度が高めの甘く感じる「やや辛口」が揃っている。

昨日飲んだのは、青森の「陸奥八仙」、秋田の「澄月」、
岐阜の「房島屋」、長野の「澤の花」。

1合ずつ頼んで二人で分けながら飲んだから、1人2合。
ちょうどいい感じ。
その後、もう1軒バーに行って、ウイスキーを2杯ほど。
帰ってまた日本酒飲んで。
……おかげで今日もまた気分悪い

しかし、昨日は久しぶりに彼とゆっくりしゃべって楽しかったな。
毎日夜中12時まで仕事して、休みの日も全部出勤して、過労死候補生の夫。
でも、美味しい料理とお酒で心からリラックスしているのがわかった。
彼のよいところは、絶対に愚痴を言わないところ。
だから、美味しいものは、美味しいまま楽しめる。

素直で一生懸命だし、ちょっと天然も入ってるから、
上司にも周りの女性社員たちにもかわいがられているようだ。
プライベートの女性だけの集まりにも招待されたりする。
ちょっと偏屈で怖い女上司も、彼にだけは心を開いているとか。

そういうのを聞くとほっとするし、
その女上司の気持ちがわかるような気もする。

彼の会社では「新婚なのに毎日仕事ばかりで奥さんは文句言わないのか?」といろんな人に心配されているみたいだが、私にお気遣いは無用!!
仕事が楽しいと言っているうちは、どんどん前に進んでほしい。

私も自分の仕事があるし、やりたいこともいっぱいあるし、
それに、まあ、酒でも飲んでりゃ、いつでもご機嫌だしね。

ウイスキー

2008-07-26 01:00:56 | 
また数日あいた。
毎日書きたいのだけど(書きたいことはいっぱいあるのだけど)、なかなか時間がとれなくて……
別に遊んでるわけでも、さぼってるわけでもないのだけど。

先日、サントリー山崎ウイスキー工場へ行った。
「シングルモルト探求セミナー」を予約して。

工場見学の後、いろいろなおつまみと一緒に6種類のウイスキーを味わえるという講座。なんと1000円!

工場見学はもう5回目?6回目?だけど、いつも楽しい。
ただ、暑さのためにすごいアルコールの匂いが充満していた。
いつもはひんやりとして心地良い貯蔵庫も、むっとしたアルコールの匂いで、さすがの私もむせるほどだ。
喉にくる。

見学の後、セミナーの部屋に行き、山崎10年、12年、18年、白州10年、12年、18年を味わう。
全部10mlくらいなのが淋しいところ……

セミナーなので、スライドでウイスキーについての講義もある。
その中で印象的な言葉があった。

サントリー創設者の鳥井信治郎の言葉だ。

 「醒めよ人
  舶来高信の時代は去れり」

ああ、今の時代にぴったりの言葉だと思った。
日本のウイスキーを作ろうと思った鳥井氏。
今もまた舶来信仰が揺らいできている。
日本人はいろんな力をもっている。何より世界で稀に見るほどの勤勉な国民だ。
なんとしても自給率を上げていかなくては。

そんなことを思いながら、鳥井氏の言葉を聞いていた。

ウイスキーはどれも美味しくて。
やっぱり比べてみると、山崎12年は群を抜いて旨い。
ただ、好みもあるので、なんとも言えないが。

私は山崎18年が好き。
シェリー樽で貯蔵された、甘みと熟した味わいがなんとも心地良い。

このセミナーのいいところは、またおつまみが旨いんだ。
京都の有名な「老松」の月餅や、「小倉山荘」の黒豆、アーモンドの落雁、めちゃくちゃ美味しいかりんとうなど、とにかくどれをとっても旨い。

今回は甘いものばかりだったが、これがまた意外にもウイスキーと合うのだ。
以前、マッカランとチョコレートケーキというマリアージュを試したことがあったが、これは本当に素晴らしかった。
甘いお菓子とウイスキーが合うっていうのはなかなかいいもんだ。

かなり楽しんで帰った。

この夏の旅行は、山梨へ行く予定。
白州のウイスキー工場がお目当てだ。
森の中にあり、そこを散策するだけでも楽しそうな場所にある。

どんなときもやっぱり酒がつきもの。
なんと素晴らしい人生かや。

最近の酒事情

2008-07-09 12:19:58 | 
最近は、いい感じの仕事量だ。
「ヒマ」か「超ハード」か、たいていがどちらかなので、
こういう状況は珍しい。

朝から夕方まで仕事をして、夜は料理したり掃除したり、テレビ観たり。
ネットでいろいろ調べ物(仕事じゃなく趣味の)をしたり。
ずっとこういう日々が続いてくれればいいのだけれど。

先週土曜日は、久しぶりに夫と二人で何か美味しいもの食べに行こうと話していた。
「まゆのあな」に行こうか、ということになって、ふと思いつきで、
「そうや、あやととしくんも誘ってみよっか」
と言うと、「いいね~」と夫。
私が知らない間に、あやにメールを送っていた。

で、急遽4人で飲みに行くことに。
「まゆのあな」初体験はとしくんのみ。
実はこの夫婦は無類のワイン好きで、日本酒はそれほど強くないのだけど、
それでも基本は酒飲み。
皆であれこれ注文して、美味しい日本酒を楽しんだ。



料理も酒のアテにはちょうどよく、魚をメインに注文。
↓ぐれの一夜干し。


途中、私がトイレに立って、鍵が開いていたので開けたら、
中におっちゃんがいて「ひやぁ!」と跳び上がるという事件があった以外は
非常に楽しく過ごした。
(せめて後ろ向きで立っててくれたらよかったのに、便器に座って前向いてたよ……

美味しく飲んで食べて、店を出てタクシーに乗り、
としくんセレクトのバーへ。
レトロな造りのお店で、喫茶店みたい。
なかなか雰囲気がよかったし、バーテンのおっちゃんも面白かった。

そこでまたウイスキーを3杯。
チーズやらピザやらも食べて。

なんかいい気分になってきたので、「メダルゲームしよっか」と私たちが言い出して、「それやったらカラオケもいいんじゃ?」とあれこれ話していたら、
あやが「帰ろ~」と言ったので、ここでお別れ。
でも、結局メダルゲームも込んでいたので、私たちもすぐに帰った。

翌日、「昨日って何しゃべってたっけ?」と二人で振り返る。
箇条書きにすればいくつかあるんだが、5時間も何しゃべってたんだろう?
と不思議になる。
飲み会の後って、だいたいこうだ。
でも、楽しかったことだけは間違いない。

あやは気分良くほろ酔いだったな~

しかし、夫と冷静になって日本酒のことを話していたのだが、
どうも最近、自分の好みの日本酒というのがはっきりしてきてしまい、
「まゆのあな」でも大満足というわけにはいかなくなってきた。

今回私が飲んだのは、
・東洋美人 611
・遊穂
・酔右衛門
・悦凱陣
初めての酒はなかったので、私はまずまず満足だったが、
彼は結構新たな酒にチャレンジしていたので、ハズレもあったみたいだ。
(1杯目に熟成酒はあかんやろ!)

そう考えたら、やっぱりびりけんはすごい。
同じ酒でもなんか違うんだよな……
器の力だろうか?

最近、家で飲んでいるのは、

・川鶴
・半蔵(神の穂)

川鶴は香川のお酒で、最近の私のお気に入りの酒蔵。
これはうすにごりで、かなり酸味がある。
フルーティーというにはまだ熟成が足りず、幼い味がする。
でも、このフレッシュさがいいのだけど。

神の穂は、三重県で新しく開発した酒米で造ったもの。
若干パンチは足りないが、とてもきれいな味。
甘すぎず、辛すぎず、すっきりと飲みやすい。
夏にはいいかもしれない。

……と先週までの酒事情を書いたが、
今週からは禁酒している。
週末までは飲まずにがんばるつもりだ。

理由はいろいろあるんだが……
これを書き出すとまた長くなるので、今日はこのへんで。
続きはまたにしよう。

いい感じの選曲

2008-06-11 01:15:04 | 
めちゃくちゃ忙しい週だと思っていたけれど、気持ちを落ち着ければそれほどでもないかな、と。

こういう時思う。
若い時に「限界に挑戦し続けてよかったな」と。

まあ、私の20代って、常人の3倍くらいの体力と気力があったから、
それを基準にするのも微妙だけど、
たぶん、ちょっと体が弱い人だったら間違いなく入院しているようなハードな生活を7、8年はやっていたわけで
(※1年にオールの休みは3日ほど。平均睡眠4.5時間。そのうち4年ほどはほとんど布団を敷いた記憶なし。パソコンの前で床に転がって寝るのが通常。)

今思えばむちゃくちゃだけど(笑)、あの頃は必死だったし、仕事が楽しかったし、若いうちに限界に挑戦し続けたというのは、30代になってかなり力になっていると思う。

だから、仕事が忙しくなって、ストレスはたまるんだけど、やっぱり「疲れる」ということがあまりない。
それに、「わー、忙しい!!」と思っても、冷静になってみればたいしたことはない。眠れる、ご飯が食べられる。

今日は仕事をやめた。
分刻みで入っていたスケジュールは全部放棄。

この間から書いているように、とにかくストレスをためないということが第一の目標なので、仕事はさておき、ストレスになりそうなことを先にやった。

お昼は、前から約束していたので、あやとふみこと3人でランチ。
とても感じのよいイタリアンのお店。
3人で会うのは4月以来。
楽しい時間を過ごした。



帰りに阪急の地下によって試飲。
今週は美味しいお酒はなかったのだけど、通常の売場で川鶴の初夏あがりを見つけた。



ここは去年から一番気に入っている酒蔵で、このシリーズのお酒が非常においしい。
とりあえず1本買ったが、なくならないうちのあと2本くらい買っておこう。

いいお酒があると、時間がなくても何かつまみたくなる。



急いで適当に冷蔵庫にあるもので3品作って、1.5合ほど飲んだ。

その後、30分ほど、好きな音楽を聴きながらスコッチを飲んだ。

久しぶりにジョン・レノンを聴く。
ビートルズ以外のジョンの曲で何が好きかと問われたら、
やっぱり「GOD」で。

  ビートルズだって信じない
  僕は自分だけを信じる
  ヨーコと僕だけ
  それが現実なんだ

「夢は終わった」と歌うジョンの声がせつなくて、いつも胸が痛くなる。

  私を夢想家だと思うかもしれない。
  だけど、私だけじゃないはず。
  いつの日かあなたも仲間に加わって
  世界はひとつに結ばれる

本当に?ジョン?
「イマジン」を聴くたびに、ジョンに問いかけてしまう。
本当に?

なんだかせつなくなって、オーティス・レディングを聴く。
「Try a Litlle tenderness」
そして、「My Girl」
20歳の頃聴いていた、大好きだった曲。

次はリトル・リチャードを聴く。
やっぱり自分はゴスペル出身者が好きなのかなと思う。

それから、アトランティックの1930年代からのヒット曲を順に聴く。
ルース・ブラウンの「So Long」が流れると、いつも気持ちが20代に戻る。
レイ・チャールズ、ドリフターズ、コースターズ、アイボリー・ジョー・ハンター、ラーバン・ベイカー、チャック・ウィルス……

今夜もスコッチが水のように溶けていく。

飲酒十徳

2008-05-29 23:24:43 | 

↑岩手の南部杜氏伝承館で見つけた酒の名言。

「飲酒十徳」
素晴らしい。誰が考えたんだか。
いつもこんなふうに飲めたらいいのだけどね。

いろいろと原稿の追い込みで、1日があっと言う間に過ぎる。
朝起きたら、もう夜中だ。
またそろそろ右腕が上がらなくなってきた。

昨日、もうダメかと思った原稿は、整体院のサイトで、
今日の昼過ぎにようやく送れた。
どんな評価だろうかとひやひやしていたのだが、
夜、メールが入っていた。

「最高の文章です!笑えました!患者さんにも見せます!」

とりあえず、喜んでもらったようだ。
「笑えました」というのは、体験談のこと。
私が実際に整体を受けた体験談を面白く書いたのだ。
よかった、気に入ってもらえて。

そんなわけで、今日は「祝杯や!」となんやかんやと理由をつけて飲む。
でも、まだ仕事があるので、2杯だけ。

「飲酒十徳」の「労をいとい」の部分だなぁ、今日は。
こういう酒はいいよね。

熱い想いがあって旨いものができる

2008-05-10 17:33:57 | 
今日は9時40分に家を出る予定だった。

「かおりっ!起きて!9時25分やで!」

彼の声でガバッと起きて時計を見た。
たまにあるが、こういう致命的な寝坊をしてしまったときって、
焦るというより、なんだか呆然としている。

でも、行かないわけにはいかない。
「JR使って、最悪はタクシーで行けば間に合う!50分に出るよ!」
そう言って、歯磨きして、化粧して、髪を整え、荷物を用意し、トイレに行って、パンまで食べた。

やればできるもんで、たった25分でカンペキ
「JRの駅、できてよかったな~」と彼と言い合いながら駅まで走って行った。

二人がこんなにしてまで必死に向かった先、それは……
サントリービール工場

今日は10時半から「プレミアム・モルツ講座」に応募していたのだ。
普通の工場見学と違い、プレミアムモルツのこだわりの講義を聴き、
工場で製造工程を学び、最後にいろいろなおつまみとプレミアムモルツのマリアージュを楽しむ……というものだ。
これは行かないわけにはいかない。

なんとか電車もバスも間に合った。

「すごいと思わん?間に合ったで!なんか楽しいな~
私が言うのを彼はなんだかニコニコしてみている。
「どうしたん?」
「なんか、生き生きしてるな

「!!

自分でも思っていた。
普段の私なら朝起きた時点で「遅れてどうしよう~」となっていたし、その後もこんなに焦って出てきた自分にイライラしたりするところだ。
なのに、なんだか今日はわくわくして仕方がなかった。

ふと気付いた。
もしかして、私、生活に刺激が足りない……?
こ、こんな小さなハプニングをドラマチックな気分で楽しんでいる自分に気付いてしまったよ……
まるで大きな事件をクリアしたときのような爽快感と、はつらつとした気分。

はぁ……
私って、普段、そんなに刺激のない生活を送ってたのね。
そして、刺激をほしがってたのね……
あの無気力の理由ももしかしてこれなのか?!

そんな自分の新たな一面に気付いてしまったものの、
プレミアムモルツ講座にはちゃんと間に合い、楽しく受けることができた。
10時半からビール工場に予約して来るなんて、よほどのビール好きだけだ。
周りは年齢層高く、彼が一番若いくらい。
そして、みんな酒飲みの顔をしていた。(どんなん?)

講義では、醸造技士の話をスライドで見て、胸が熱くなった。
「世界最高峰のビールを作りたい!」
その想いで心血注いで研究に研究を重ねてきた技士たち。
そして、その出来上がった最高峰のビールを「継続」するために、さらなる研究を続けていく技士たち。

昔、「とらや」の話を聞いたことを思い出した。
「とらや」の羊羹の味は昔から変わらない。
それは、「少しずつ美味しくなっているから」だとか。

人が何年も「変わらない美味しさだ」と評価するものは、
実は「同じ味」ではないのだ。
同じ味では評価は下がる。
少しずつでも研究を重ね、美味しくしていくこと。
それが「変わらない美味しさ」を実現するのである。

醸造技士たちも同じで、最高金賞をとった後、翌年も、またその翌年もそのレベルを守り続けるためには、さらなる研究を続けるしかなかった。
「継続する」ってことは、すごいことなんだと、また胸が熱くなる。

「生まれ変わったら、ビール技士になるわ!」と燃えた。

いいなぁ、モノを作る仕事って。
その先にいる誰か(エンドユーザー)の笑顔を思い浮かべられる仕事って、本当にいい。
いろんな人の想いがあって、美味しいビールが飲めてるんだなぁと、改めて感謝。
私もちゃんと「自分の仕事」をしないといけないな……。

なんだかそんな謙虚な気持ちになれた。

旨い酒があるとね……

2008-04-05 01:39:01 | 
お風呂から出て、鏡に映った自分の姿をみて、ぎょっとした。

コロコロしてる……!

順調に、着々と、確実に、しっかりと、肥えてきている!!

「かおり、顔が丸くなったな……」と彼。
「太ったからね!」と開き直る私。

結婚式から1年弱……。あれから5キロ近く増えた……。
そりゃ、顔も丸くなるわな。

来週から、本気でダイエットを決意!
今ならまだ間に合う!
これからどんどん薄着になることだし、今のうちに痩せよう。
また過酷な「1日900キロカロリー生活」を始めるか……。

太った原因は、やはり酒だと思われる。
昨日は久しぶりに家で一人で飲んでいて、酔いつぶれて寝てしまった。

「梅乃宿」でまた酒を2升ほど注文してしまったのだ。
それが届いて嬉しくて、昨日は久しぶりに「一人居酒屋」をやってしまった。


春菊とトマトのサラダ
ナスの味噌煮
いんげんの胡麻和え

ちょっと味見……の「ほろ酔いセット」のつもりが、
気付くと「酔いつぶれセット」に……。

今回、3種類注文した。
上の画像にあるのは、「露(純米吟醸無濾過生原酒)」。
精米歩合60%(つまり、40%磨いている) 。
日本酒度 +3 酸度 1.5
アルコール度数 17~18度

「みずみずしくて、軽やかでほど良い酸味のすっきりとした味わい。しぼりたてのお酒を、加水や加熱はもちろん、澱引き(濾過)など一切の化粧をせずそのまま壜詰め。清々しい香味あふれる純米吟醸酒です。」

とのこと。
私は無濾過のものが好きで、自分で買う時は無濾過が多くなる。

もう1本は、「滴(純米吟醸 袋づり)」
こちらは山田錦を50%まで磨いたもの。日本酒度+3、酸度1.6。

「低温でじっくりと熟成させた純米吟醸の醪を酒袋に詰めて“袋吊り”にし、酒自身の重みだけで自然に滴り落ちるしずくを集めた『しずく酒・生原酒』です。」

とのこと。
これも旨い。

そして、もう我が家の定番になりつつある、私の一番お気に入りの酒がこれ。


「山廃純米吟醸原酒」
こちらは1升瓶でいつも買う。今年2本目。(それでもすぐなくなる!)
日本酒度+4、酸度1.9

「ゆっくりと酒母を育て、じっくり醸して、味わい深くバランスのとれた旨みをつくる。昔ながらの山廃仕込みで、手間暇を惜しまずつくった純米吟醸。しかも、豊かな味わいのなかに瑞々しさを十分たたえた生原酒です。上品にしてコシがあるフレッシュな旨さを存分にお楽しみください。」

今まで気にしたことなかったけど、こうして日本酒度などを比べてみると自分の好みがよくわかる。
私は、日本酒度はだいたい+3か4、酸度は1.5~1.9くらいのものが好みのようだ。

こういう旨い日本酒があると、ついつい進んでしまう。
旨いアテで、ちびちびと……。
ああ、すっかりオヤジだな。

とりあえず、痩せよう。

この間、ふと思った。
ブログをやってる人って「カテゴリー」を設定するが、
このカテゴリーを見ていると、その人の価値観というか、興味というか、生活というか、そういうものが見えてきて面白い。

私のように「酒」というカテゴリーを作ってる人って、あまりいない。
「仕事」や「友達」などと同じように、「酒」が人生で大きな位置を占めているのだ。
おもしろいなぁと、いろんな人のカテゴリーを見ていたら、
いたよ、いたよ、「酒」のカテゴリーがある人が!!

ええ、私の夫です(笑)。

風土が織り成す酒の味わい

2008-03-12 10:19:05 | 
先日、彼と二人で
「シングルモルト探求セミナー ~風土が生み出すモルトの味わい講座」
を受講してきた。

といってもそんな大げさなもんでもない。
サントリー山崎蒸留所で開いている予約制の講座で、
3コースあるがどれも1回きり。
1時間半程度で1000円と安い。

ただ、20名限定なので、いつも数ヶ月先までいっぱい。
やっと空いているところを見つけ、もぐりこんだのだ。

まずはウイスキーができるまでの工場見学。
一般の見学者よりもっと専門的なことを説明してくれるので、非常に勉強になる。



ウイスキーってのは、ロマンだなぁといつも感じる。
ビールみたいにすぐできるわけでもないし、焼酎みたいに1回蒸留でもない。
2回蒸留して、さらに何年も寝かせるわけだ。
あの長い年月を経て、樽の中で色と香り、そして味わいが少しずつ変化していくことを考えるとぞくぞくする。



この寝かせる樽ひとつとっても、蒸留所によってこだわりがあり、かの有名なマッカランは、スペインのシェリーを造っているところへ樽を提供し、そこでシェリーを造ってもらったあと、その樽を引き上げてきて、それを使って貯蔵する。
だからこそ、マッカランのあの味なのだ。
甘い香り、豊潤な深い味わい。

見学が終わると、これまた一般見学者とは違う、特別室へ案内される。
まるでディナーかパーティーのように、テーブルにはウイスキーとおつまみがセッティングされている。

テイスティングの前に、ウイスキーの特徴やテイスティングの仕方、それから、山崎の風土についての講義を受ける。
きれいなお姉さんなので嬉しい。目の保養。
(こういうところがオッサンなのだ)

いろいろ勉強になっておもしろかったけれど、
その講義中、山崎の風土の説明で、上空から撮った写真が映されたのが嬉しかった。
私の町が現れる。
桂川、木津川、宇治川の3つの川が、淀川に注ぎ込む、ちょうどその部分に私の町はある。
3つの細い流れが大きな川に注ぎ込んで1つになる。
その画はドラマティックでとても美しく、いつも胸を揺さぶられる。

後鳥羽上皇が愛して止まず、谷崎が小説に綴った、その意味がわかる。
決して「大自然」というわけではなく、古来から日本人が愛してきた、小さな風情のある自然。
こじんまりと控えめで、なおかつインパクトはあって。

久しぶりに自分の町を上から見て、やっぱり世界で唯一自分が愛せる場所だと実感した。
4年半、大阪市内で生きたけれど、うまく生きられなかった。
この町で見る月がいつも恋しくて。

大阪と京都の境。
大阪でもなければ、京都でもない。
他のどことも違う文化がこの町にはあり、なぜこの広い世界でここにたまたま辿り着いたんだろうかと思うほど、ぴったりと私の感性に馴染む。
この出会いは一つの奇跡的だとすら思う。
まるで、彼との出会いのように。(え?のろけですか?)

そんなことを1枚のスライドから思いながら、きれいなお姉さんを見つめていた(笑)。

講義が終わると、やっとテイスティング。
山崎12年、白州12年、マッカラン、ボウモアの4種類とおつまみが並んでいる。



1つ1つの、色、香り、口に含んだときの味わい、余韻をゆっくりテイスティングしていく。
もっとゴクゴク飲みたいところだが、これはバーではなく講義なので仕方がない。
でも、こうして少量をゆっくり味わってみると、ウイスキーのもつ特徴がはっきりとわかって面白い。
日本酒の利き酒より簡単だろうなぁ。

そして、おつまみを合わせてマリアージュを楽しむ。
山崎12年には、モナカ。
このモナカが「とらや」ので、めちゃくちゃ美味しいのだ。
白州にはアーモンドおかきとドライフルーツ。
これまたおかきが上等でうまい。

マッカランには、初めて知ったけれど、チョコレートケーキが合う。
ナッツやドライフルーツが入った、ちょっとビターなケーキ。
この組み合わせは衝撃の旨さだった。
マッカランは24、5の頃よく飲んでいたが、今は同じスペイサイド系でも、もう少し華やかなリベットやフィディックのほうが好きになり、最近ではほとんど飲まなくなっていたが、こうして飲むとやっぱり美味しいウイスキーだなぁ。

そして、ボウモアはまさにアイラらしい、スモーキーな香り。
昔はこれが正露丸っぽくて苦手だったけど、最近はなかなか美味しいと思えるようになった。
アイラ好きの人こそが、本当のウイスキー好きという気がして、なんとか克服しようとしているのだが、やはりスペイサイドを出されると、そっちに行ってしまう・・・。

たとえるなら、
ビターチョコより、甘いミルクチョコが好き、
辛いカレーより、甘いカレーが好き、
黒麹の焼酎より、白麹の焼酎が好き、
みたいなもんで、どうも「本格派」から一歩劣るようで格好がつかない。
(あくまでも、私の思うイメージだけれど)

いつか、アイラ系のウイスキーをちびちび飲む人になりたいものだ。
(でも、チョコは絶対甘いのが好きだよ!ビターは嫌なの・・・)

このボウモアにはチーズを合わせて(またこれもうまいチーズだ)、あとは美味しいハイボールの作り方を学んで飲み干したら終了。
合わせるとシングル3杯分のウイスキーだった。
もっと飲みたい・・・

今年、彼の休みがとれるか非常に微妙なので、シカゴ行きはまだ五分五分だが、もし無理だった場合は、お金を貯めておいて、やはりスコットランドへ行きたい。
ウイスキーの蒸留所を巡りたいなぁ・・・
これは前から、あやととしくんとも話していて、いつか実現したい旅の一つだ。
あのバイリンガル夫婦と行けば楽しいだけでなく、言葉に困らない。

もしくは、武田信玄好きの彼のために、山梨の白州蒸留所へ行くか。
どうしたって、旅には酒がつきもので(笑)。

昨日から、あれもやりたい、ここにも行きたいと、あれこれ欲望ばかり書き綴っているが、この時間は本当に楽しい。

学生のとき、地図を広げて、JRの時刻表とにらめっこしながら、次はどこへ行こうかと考えていたときに似ている。
今、こんな楽しい欲望と闘えるのも、仕事が充実しているからこそ!

さあ、今日もこれから12時間、原稿を書きまくる。
言葉があふれて、自分を押し上げてくれる、こんな日々が私は好きだ。
この世で、言葉だけが唯一の理解者であるかのように、私の考えも感情もすべてカタチに変えてくれる。
言葉に支配されていく自分が、とても心地良い。




2日以上もちます・・・

2008-03-04 12:00:03 | 
私はやっぱり運がいい。

節約しないとなぁ・・・でも酒はやめられないなぁ・・・
と悩んでいたら、昨日、宅急便が……

何も頼んだ記憶がなかったので何かと不思議に思って差出人を見たら、
親戚のおっちゃんから!

開けてみると、日本酒の1升瓶が2本出てきた!!

うひゃぁ~

このおっちゃんは私の親戚の中で唯一酒飲み夫婦で、
結婚式のときに、
「かおりがそんなに酒飲みとは知らなんだ。
今度うちに来い。いくらでも酒があるぞ」
と言われていたのだ。

岡山のお金持ちのお家なので、気を遣うこともなく「はい!お邪魔します!」と言っていたのだが、なかなか行く機会もなく1年近く経ってしまった。

手紙に「一向に遊びに来ないので、酒が待ちくたびれましたので送ります」と書いてあった。(これはおっちゃん流のジョークだ)

お礼の電話をかけたら、
「まあ、2升あったら2日はもつやろ?」と言われた。
いやいや、もっともちますがな・・・

とりあえず今月はこれでなんとかしのげそうだ。
おっちゃん、ありがとう!

しかし、昨日は珍しく体調が悪くて、寝たり起きたりで仕事をしていた。
原因は不明だが、どうも体が弱ってきている。
ちょっと飲みすぎだなぁと反省。
届いた2升瓶を前にしても、1滴も飲まなかった。
(というか、飲めなかった)

人生の友なんて言ってないで、酒もほどほどにしないとなぁ。


酒とブルースがあれば良し

2008-03-03 00:35:52 | 
この間の月曜日、「今週から平日は家で酒を飲まないようにしよう!」と決意した。

「3日坊主」なんて言葉があるが、3日も続けばまだいいほうで、
結局「1日も」実行できなかった!

月曜日は取材があったので「取材の後はやっぱりビールだよね」と、自分にしか通用しない言い訳でビールを買ってきて飲んだ。
火曜日は「1杯だけ日本酒飲まないとやってられないよね」と、もう言い訳にもならない理由で日本酒を飲んだ。
水曜日こそ!と思っていたら彼からメールが来てShunさんのライブに行くことになり、バーボン5杯。

木曜日はもうぼんやりと、「ああ、私ってもう酒がないとダメなんだ。こんな目標無意味だったよね」と、自分自身を否定するような理屈をこねて酒を思い切り飲んだ。
金曜日は「あははー、結局今週全部飲んだんだからいいよね」と、誰に言ってるのかわからない言い訳を呟きながらものすごく飲んだ。
ちょうど彼が東京出張でいなかったので、だらだらと気の済むまで飲み続けた。

土曜日は休みだから元々飲む気満々。
いや、でもそれは平日5日間我慢したからいいだろうと、そういう予定だったのだが、彼と一緒に高槻の四万十川に行って、ビール1杯、焼酎2杯。
帰ってから、彼の友達のかなやんから富山の酒が届いていたので、それをごくごく飲んだ。めちゃうまい!
それにまた阪急で買ってきた酒もあったので、それも飲んで。
もう前後不覚になるまで飲み続けた。

日曜日(今日だな)、「京都の錦市場に行きたい」と彼が言うので連れて行った。
大阪府民でも京都が遊び場の自分にとったら錦なんて珍しいものでも何でもなくて。彼が行ったことがないこと自体が不思議な気がした。

その錦の入口で良さそうな「印in」という立ち飲みやがあって。
そこでビール2杯と、串カツを堪能した。
おなかいっぱいになって一人1500円。
やっぱり立ち飲みはいいなぁ。

帰りにダイエーに寄って、ハーパーが安かったので1本買う。
家に帰って梅酒を飲んで、その後また日本酒を1合くらい飲んで、その後はハーパー。
おつまみに「あられ」みたいな詰め合わせを食べていたら、彼が一言。
「……かおり、もういよいよオッサンやな……

それが新妻に言うことかい!

いやいや。
でも、確かにオッサン化はどんどん進んでいる。
少なくとも、極端な話だけど、オバチャンよりはオッサンのほうに同意できる。
それに自分は年はとっててもあまりオバチャンぽいところはないと思っている。
だからといって、若いとは思えない。
かなりの割合・・・そう、8割くらいはオッサンである。

でも、いいのだ。
オバチャンになるよりオッサンになるほうが本望だ。
(どんな本望やねん)

結局、1週間経って思うこと。
酒を断つ?
はい?
無理無理!!

3日坊主ならまだしも、たった1日すら実行できないってなんやねんな。

今日、覚悟を決めた。
酒とブルースを人生の友として生きていく!

今日は久しぶりに京都をぶらぶらして、
昔からよく行っていた中古レコード屋に行って、
彼と合わせて3枚レコードを買った。

私は基本的にブルースの名盤はレコードで持っているものが多い。
というのは、やっぱりあの大きなジャケットが魅力だからだ。

今日はアルバート・キングの「BORN UNDER A BAD SIGN」を見つけて買った。
あの有名な猫とドクロとトランプとサイコロの絵が描いてあるやつだ。
これは絶対レコードでほしかったのだ。
なんと1200円!!

彼はマジック・スリムを買って、
あと二人で共同でリトル・ウォルターの「ザ・ブルース・ワールド・オブ・リトル・ウォルター」を買った。

夜は買ってきたアルバムを聞きながら酒を飲んで、
最高のひととき・・・

酒をやめようなんて無意味なこと思うべきじゃないな。やっぱり。
明日また梅乃宿でお気に入りの酒を1升注文しよ

前は冷蔵庫が小さかったしずっと4合瓶だったけど、
最近思う。
1升って素敵やわ。
なんか一升瓶があると安心する~

次に生まれるときは、ぜひオッサンに!!

酒を飲む理由・・・

2008-01-21 23:38:56 | 
明日は少し難しい取材が入っている。
昨年秋から仕事をもらっている、ソ○トバ○ク系列の某求人サイト会社の仕事なのだけど、いつもやっているサイト以外の仕事もまわしていただいた。

初めての媒体のうえ、ディレクター同行もなし。
今、必死に過去の記事を読んだり、わからない言葉を調べたりして、一夜漬けで勉強中。
私の尊敬しているディレクターのAさんが推薦してくれた仕事なので、絶対に「期待以上」のものを書きたいと思っている。
あとでAさんが、「いいライターを紹介していただいて、助かりました」と言われるように……。

Aさんが、「誰か取材できる人いないですかって言われて、さんのうさんを推薦したんです」と言ってくださったことがめちゃくちゃ嬉しくて。
その想いに応えたい。
期待通りではダメだ。
期待以上のものを書けたときに、初めて評価されるのだと思っている。
絶対にいい仕事をしたい。

先週取材漬けになっていた仕事もそうだけど、最近、契約している会社から、「別の仕事」まで依頼してもらえるようになった。
それは、私の仕事ぶりが認められているということなのだと思う。
とても嬉しい。

自分で言うのもなんだけど、私は結構いいライターだと思うのだが(笑)、なぜか単価のいい仕事というのがこない。
夫に言わせれば「安すぎる」らしいのだが(最近、執筆のボランティアまで始めたし)、私にしてみれば、自分が「書く」という機会を与えてもらること、取材相手に喜んでもらえること、それを読んだ人に何かを伝えられること、それだけで十分なのだ。
もちろん、ある程度の報酬は生活のためにいるけれど、何よりも自分がまず楽しいと思えるか、感動できるものを書けるかということが重要で。

昨年は本当にゼロからのスタートになった。
営業の甲斐あって、いろんなつながりができた。
今年は、昨年作った繋がりを、もう一歩深いものにしていっている。
自分が今、ちゃんと自分の足で立って歩いているという感覚を、ようやく得た。

今日も12時間パソコンに向かい、明日は午前中はクライアントとのミーティングに参加。午後からはその難しい取材。
でも、これでやっと一段落。
先週はお弁当をさぼってしまったから、また今週はがんばろう。
彼も29日に向けて、いよいよ時間との戦いに入った。
なんとか支えなくては。

最近の私の悩みといえば、アル中予備軍なことくらいか。

今年はまだ1日しか飲まない日はないが、とにかく毎日酒を飲まないとやってられない。(別に嫌なことがあるわけでも、ヤケになってるわけでもない)
朝起きると、だいたい口の中がアルコール味。

前は冗談で言っていたけど、だんだん本気で「酒は人生の友」になりつつある。
ちょっと仲良くなりすぎか?

ヒマだと酒を飲むしかすることがないし、
忙しいと、酒を飲まないとやってられない。
どっちにしろ飲むってことが、先週でよくわかった。
ヒマも忙しいもあんまり関係なかったようだ。

昨日、やたら日本酒が飲みたくなって、忙しいのに彼と二人で京都は丸太町まで出かけたのだけど、あまり満足いくお店には出会えなかった。
初めて行ったお店で、いい日本酒は置いていたのだけど、料理が……。
素人に毛が生えたくらいの料理。
たぶん私の料理のほうが旨い。

マスターも店の雰囲気もよかったし、お酒は美味しかったし、こだわりもあって、いいお店だとは思ったんだけど、マスターが自慢げに「もう餃子以外は味の素も使ってないんです」と言ったことがびっくりした。
味の素って……。
あんな美味しい日本酒置いていて、味の素を使うか使わないかというレベルの話をするのか?
素人の私でも使ったことないぞ!味の素どころか、粉末出汁すら使ったことないぞ!

別に、大衆居酒屋で、値段もそれなりのものを出すんだったら、味の素でも何でも使えばいいんだけど、あれだけ日本酒にこだわっていて、そんなものが必要なのかなぁと、不思議だった。

今、自分が知っている範囲で、日本酒も料理も美味しい店ベスト5は、
1、びりけん
2、まゆのあな
3、さかふね
4、尊尊我無
5、ごちそう紫陽

京都・丸太町の「かじ」も料理がバツグンに旨いうえに、数は少ないけれど良い日本酒を置いている。
京都の「蜃気楼」もいくつか他では飲めない、いい日本酒がある。
焼酎と料理なら、高槻の「四万十川」。

こういう分野においては、自分は結構最高レベルを知っているので、少々美味しい店では満足いかないんだなぁと、最近わかってきた。
そういう中にあって、この間の福島の「福の家」はかなり高得点。
また行きたい。

今年は、とりあえず「家」でどれくらいのお酒を飲むのか計ろうと思って、手帖につけている。
今のところ、まだ2升くらい。
1年の終わりにどれくらになっているか、銘柄と共にここで発表しようとたくらんでいる。

今、既に梅乃宿で2升ほど「しぼりたて」を注文しているが、それが届くのが2月上旬。
とりあえず、明日の取材の帰りに、阪急でまた調達してくるか。

ちなみに彼は今、私の「夏子の酒」←漫画
を読破中。