昨年に続き“先行日本一”村上義弘と“アテネ銀メダリスト”伏見俊昭がエントリー。互いに意識し合う両雄の意地とプライドを賭けた競り合いは見ものだが、伏見は五輪に賭けていたせいもあり夏以降の成績は今イチ、村上に至っては全日本選抜での落車からぶっつけ本番と両者とも不安を残す。ラインも細切れの4分戦が濃厚なうえ、昨年のGPは伏見7着、村上9着と共倒れに終わったので、一匹狼の児玉広志が乱戦を制した2000年のようにライン無視、しがらみ無しの自在脚質を中心に予想を組み立てる。
◎1神山雄一郎
○4斉藤登志信
▲2佐藤慎太郎
△7伏見俊昭
9小野俊之
枠順 参考
展開 3・6・9 1・5 7・2 4・8
乱戦と見るなら、悲願のGP制覇に挑む◎神山の執念と経験に賭けたい。GP優勝の最年長記録は井上茂徳の36歳なので、同じ年になった神山には今年がラストチャンスになるかもしれない。「先行以外なら、どこからの仕掛けでももつと思う」という自信の弁も心強い。
神山と同じく自在に攻める斉藤が相手。北日本勢が4人乗った時点で別線勝負を決めていたという迷いの無さがいい。とはいえ、同じ北日本の伏見に競り掛ける展開は考えられないので、村上と伏見のやり合いを横目にタイミングを計るだけ。
メンバーで唯一、今季のGⅠ6戦すべての決勝に乗った佐藤の安定感は信頼に値する。優勝こそなかったが、2着と3着が各2回という実績は出色。前を行く伏見が村上との攻防を制すようなら、難なく勝利をものにできる。
近3走、欠場→失格→欠場と精彩を欠く伏見だが、先行争いをする村上の臨戦過程よりはマシか。あちらの番手は多重落者に恵まれて全日本選抜を勝ったロートルの内林久徳。一方、伏見の番手は安定度抜群の佐藤なら総合力で優位に立つ。村上の動きが殊のほか悪いようなら2人でアッサリのシーンも。
村上の3番手から機をうかがう小野は連下まで。小野の兄と自分のカノジョが友人というよしみでここ2年は頭から買っていたが、どう乗りたかったのかが見えない内容だったので、これまで同様、無冠で臨む今回も勝利は遠いと思われる。
【車券】
2車単 1→総流し
2車単 2→総流し
3連単ボックス 1・2・4・7
3連複ボックス 1・2・4・7・9
◎1神山雄一郎
○4斉藤登志信
▲2佐藤慎太郎
△7伏見俊昭
9小野俊之
枠順 参考
展開 3・6・9 1・5 7・2 4・8
乱戦と見るなら、悲願のGP制覇に挑む◎神山の執念と経験に賭けたい。GP優勝の最年長記録は井上茂徳の36歳なので、同じ年になった神山には今年がラストチャンスになるかもしれない。「先行以外なら、どこからの仕掛けでももつと思う」という自信の弁も心強い。
神山と同じく自在に攻める斉藤が相手。北日本勢が4人乗った時点で別線勝負を決めていたという迷いの無さがいい。とはいえ、同じ北日本の伏見に競り掛ける展開は考えられないので、村上と伏見のやり合いを横目にタイミングを計るだけ。
メンバーで唯一、今季のGⅠ6戦すべての決勝に乗った佐藤の安定感は信頼に値する。優勝こそなかったが、2着と3着が各2回という実績は出色。前を行く伏見が村上との攻防を制すようなら、難なく勝利をものにできる。
近3走、欠場→失格→欠場と精彩を欠く伏見だが、先行争いをする村上の臨戦過程よりはマシか。あちらの番手は多重落者に恵まれて全日本選抜を勝ったロートルの内林久徳。一方、伏見の番手は安定度抜群の佐藤なら総合力で優位に立つ。村上の動きが殊のほか悪いようなら2人でアッサリのシーンも。
村上の3番手から機をうかがう小野は連下まで。小野の兄と自分のカノジョが友人というよしみでここ2年は頭から買っていたが、どう乗りたかったのかが見えない内容だったので、これまで同様、無冠で臨む今回も勝利は遠いと思われる。
【車券】
2車単 1→総流し
2車単 2→総流し
3連単ボックス 1・2・4・7
3連複ボックス 1・2・4・7・9