植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

金沢城公園巡り6 河北門レポート(その1)

2012-12-21 04:47:32 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その123(No.234)

◇金沢城公園巡り6 河北門レポート(その1)

金沢城の大手門から入り、河北坂を上がったところに位置
する「三の丸の正面」であり、金沢城の実質的な正門です。
金沢城の建物の大半が焼失した宝暦の大火(1759)の後、
安永元年(1772)に再建されました。再建された河北門は、
明治15年頃に無くなるまで金沢城の実質的な正門として
の役割を果たしていました。

■写真は河北門全図(当時イメージ図)



■写真は1830頃の河北門図



約130年ぶりに甦った河北門は平成19年11月に着工、
平成22年(2010)4月まで約2年半の歳月、15.6億円
ををかけて完成しました。
復元にあたっては、現存する絵図、古写真、文献及び埋蔵
文化財の調査結果を踏まえて、史実を尊重し、日本古来の
伝統工法によって、戸室石による石垣積み、漆喰仕上によ
る白壁、軸組をはじめとする木工事及び屋根鉛瓦葺きなど、
構造・仕上部材の細部にわたり石川の匠の技が発揮されて
います。

■写真は三の丸広場から見た二の門



○ニの門
枡形内部側が二の門の正面となり、石落し付きの出し(出
窓)が設けられています。門扉、柱、梁には厚さ3㎜の鉄
板(帯鉄)が鋲で止められていて防御性を高めた装飾が施
されています。

■写真は二の門扉



■写真は桁



発掘された二の門基礎石を使用した。(右角の基礎石)

■写真は二の門基礎石

河北門ホームページ
http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kanazawajou/kahoku_gate/index.htm



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