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金沢の観光スポット体験レポート その24(No.111)
◇東山・卯辰山山麓寺院群体験レポート(No.2)
2)慈雲寺(じうんじ、法華宗)
天正5年(1577)の建立で、前田利家の剣道指南役富
田(とだ)家の菩提寺。寺蔵の多聞天は、9代藩主重
靖の守り本尊で毎年10月金沢城中に迎え、拝礼する
こととした。
4代富田越後守重政は人持組13,670石
■写真は山門
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■写真は本堂
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3)蓮昌寺(れんじょうじ・日蓮宗)
元禄15年(1702)以前の建立で金沢5大仏のひとつ
丈六(一尺六寸)の釈迦如来立像が安置されている。
3代藩主利常の生母寿福院の祈祷所。
享保21年(1736)の大火があったが、像は難を免れ
た。蔵は西方浄土があるということで、お顔が真西を
向いており、西日のあたる夕方はは神々しく見えると
言われております。再建の際に浄財が集まらなかった
ため顔と手のみ金箔塗られている。
泉鏡花の小説「縷紅新草」の舞台でも知られ、墓地に
は珠姫の護衛として江戸から来た多羅尾家の墓、芭蕉
ゆかりの俳人秋之坊の碑もある。
山門は、金沢城の表門と同形の高麗門。普通の屋根以
外に左右の控柱の上にも屋根があるのが特色である。
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4)来教寺(らいきょうじ、天台宗)
来教寺は西養寺関連のお寺で、六地蔵菩薩は学業向上、
開運出世、病気平癒に御利益があると言われています。
占い寺として有名で年の暮には富くじが引かれ、当選
すれば翌春3人が讃岐の金毘羅に行けた。
本堂内陣は珍しい神社様式で、左側が金毘羅宮を中心
とし、右側は阿弥陀如来を祀り、馬頭観音、不動明王、
毘沙門天を配している。
金沢出身の文化勲章受章者蓮田修吾郎寄贈の「多宝如
来」「多宝塔」がある。
■写真は山門
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■写真は「多宝如来」「多宝塔」
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■写真は六体地蔵