金沢の観光スポットレポート(No.1676)
◇秋の金沢2019-13 兼六園 ⑥ 雪吊り始まる!
11月1日金沢に冬の訪れを告げる金沢の風物詩、兼六園の雪吊りが始まった。湿った雪の重みから木を守る雪吊りは、園内隋一の枝を誇る唐崎松では庭師5名を含め合計約12~3人がかりで作業が進められ、心柱5本に1本あたり50~200本の縄が次々と放射線上投げおろし、受け取った庭師が枝にくくりつけていった。
兼六園内で使用する縄(藁縄)は、総延長約120キロ、総重量4トンに及ぶ。唐崎松をはじめ松やツツジなど約800箇所で施され、作業は延べ人数約500人が12中旬まで作業を行う。
園内で施されるの雪吊りの種類は、唐崎松などのりんご吊りをはじめ、幹吊り、三ツ又吊りなど約4種類の形がある。すべてが完了する12月中旬ごろ紹介したい。
■写真は支柱の垂直を指示する作業員
■写真は唐崎松の作業(2019.11.1)
■写真は完成した唐崎松(2019.11.6)
■写真は唐崎松の支柱(2019.10.25)
■写真は真弓坂口で準備中(2019.10.31)
(つづく)