金沢の観光スポット体験レポート その19(No.102)
兼六園探訪レポート(No.8)堪能コース
21)翠滝(みどりたき)
霞ヶ池から流れ出て瓢池に注ぎ込む、園内最大の滝で
す。高さ6.6m、幅1.6で水量が豊富、滝音も大きく、目
と耳を楽しませてくれます。その荘厳さと迫力は他庭
にはないスケールで、兼六園の中でも特に優れた庭景
の一つです。別名「紅葉滝」とも呼ばれています。
22)瓢池(ひさごいけ)
園内で最も古い時代に作庭されたと言われる瓢池。池
の中程がくびれて、瓢箪のような形をしていることか
らこの名前が付けられました。池の中には不老長寿の
島、神仙島をかたどった大小二つの島があります。池
の中島に建つ、六重に重ねられた塔が「海石塔」です。
3代藩主・利常がつくらせ、金沢城の庭園にあった13
層の石塔の一部を移したという説と、朝鮮出兵の際、
加藤清正が持ち帰ったものを後に豊臣秀吉が、前田利
家に贈ったという説があります。
23)噴水
文久元年(1861)に造られた日本最古と言われる噴水。
藩政末期、金沢城内の二ノ丸に水を引くため試作され
たものと伝えられています。噴水より高い位置にある
霞ヶ池を水源とし、池の水面との高低差を利用した自
然の水圧で吹き上がっています。水の高さは通常約3.5
mあり、霞ヶ池の水位の変化によって変わります。江
戸時代の技術レベルの高さに驚かされます。
兼六園ホームページ
http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kenrokuen/course.html