植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

金沢五社参り ① 神明宮、安江八幡宮、小坂神社

2019-01-11 04:22:09 | 日記


金沢の観光スポットレポート その1027(No.1465)

◇金沢五社参り ① 神明宮、安江八幡宮、小坂神社

〇金沢五社参りとは

金沢五社(かなざわごしゃ)とは石川県金沢市に所在する神社の内、江戸時代から神官が守護する宇多須神社、小坂神社、神明宮、椿原天満宮、安江八幡宮の吉田神道の五つの神社の総称である。五社ともに近代の社格制度では県社に列格された。この五社全てを参る事を「五社参り」と言い、江戸時代から盛んに行われた。

1.神明宮(しんめいぐう)

古来より“お神明(しんめい)さん”の愛称で親しまれ、金沢旧五社(藩政期より藩主・前田家の信仰特に厚く、中別当(なかべっとう)または社僧が奉仕しないで、神官だけが守護する五つの神社)の一社で、加賀
藩五代藩主・前田綱紀は当宮を氏神とするに至りました。

又当宮は全国七神明(他の六つは東京・芝神明、山形・湯殿山神明、大阪城神明、長野・安曇神明、京都・東岩倉神明、京都・朝日神明)、または三神明の一社と云われます。

正確な創建年は不詳ですが、少なくとも延文二年(1357年)には、現在の地に鎮座していたと云われている。

現在地:金沢市野町2-1-8
御祭神:天照皇大神、豊受姫神

■写真は神明宮鳥居





■写真は拝殿と狛犬



〇神明の大ケヤキ

境内には樹齢約千年と言われる金沢市指定保存樹第1号の大ケヤキ(樹高33m、幹周7.83m、枝幅25m)があります。この大ケヤキは「神明の大ケヤキ」と語り継がれ、地域住民から親しまれており、県内で最も大きなケヤキです。

■写真は神明の大ケヤキ



撮影日:2019.1.3

2.安江八幡宮(やすえはちまんぐう)

金沢五社(かなざわごしゃ)とは石川県金沢市に所在する神社の内、江戸時代から神官が守護する宇多須神社、小坂神社、神明宮、椿原天満宮、安江八幡宮の吉田神道の五つの神社の総称である。五社ともに近代の
社格制度では県社に列格された。この五社全てを参る事を「五社参り」と言い、盛んに行われた。

■写真は安江八幡宮鳥居





■写真は狛犬と拝殿



■写真は百万さんのモデルになった「加賀八幡起上がり♯”八幡さん”」







■写真は拝殿と拝殿右の”八幡さん”飾り



■撮影日:2019.1.3

3.小坂神社(こさかじんじゃ)

当社は養老元年(720)の創建の延喜式内加賀十三座の中の一社であり、社頭は一揆に依り焼失したが、寛永13年加賀藩主前田家に依り再興され、北効一円の春日社の総社として地域の人に親しまれ、藩主前田家もことある毎に当社に祈願したとされている。

現在地:金沢市山の上町42-1
御祭神:天兒屋根命 武甕槌神 比咩大神 經津主神

■写真は一の鳥居



■写真は二の鳥居









■写真は拝殿と逆立ち狛犬



■写真は貞享5年(1688)とされる本殿



〇芭蕉翁巡錫地の碑

芭蕉はここ小坂神社に参拝し、句会を開いたといわれる。小坂神社を登って行くと右側の木陰に昭和24年(1949)金沢蟻塔会建立の碑がある。正面に 「芭蕉翁巡錫地」と刻み側面には北枝の句「此の山の神にしあれば鹿と月」が刻まれている。

■写真は芭蕉翁巡錫地の碑

(つづく)

■撮影日:2019.1.6