植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

金沢名建築物巡り 尾張町界隈 ①

2016-06-27 04:28:36 | 日記


金沢の観光スポットレポート その524(No.804)

◇金沢名建築物巡り 尾張町界隈 ①

観光ボランティアガイドまいどさんの同期会「よるまっし16」
の勉強会で金沢名建築物巡り尾張町界隈を巡りました。



1)北國銀行武蔵が辻支店

旧加能合同銀行本店の建物。建築家・村野藤吉の若き日の貴重な
建築物。外観は手焼きの焦げ茶色のスクラッチタイルを貼った直
方タイルに、2階部分までの高さもつ大きな表現派的な3つのシ
ェルアーチ(砲弾型アーチ)を付けている。
アーチの内部に見える格子状の棚など、その装飾を見張る。近年
改装を行い、1階に銀行の支店に加えてカフェを併設。3階のギ
ャラリーにはかつて使用されていた金庫扉の展示などがあり、内
部空間も気軽に楽しめるようになった。

・建築年:昭和7年(1932)
・設計:村野藤吾、村野建築事務所



■写真は北國銀行武蔵が辻支



2)不室屋本店

慶応元年(1865年)創業。和菓子老舗の森八や俵屋など金沢を代表
する老舗の一つ。不室村出身の土地豪族末裔だった久右衛門が尾
張町(現在の本店)に住居を構え、その嫡子、六右衛門が慶応元年
2月頃に麩の製造を始めたことが創業の由来とされている。その
際に、発祥地だった不室村にちなんで「不室屋」と屋号を定めた
とされている





■写真は不室屋本店全景



3)寿屋

藩政期の町家。元羽二重問屋の商家。昭和8年(1932)隣家を買
い求め、精進料理専門の料亭となる。

■写真は寿屋全景

(つづく)