植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

初夏の兼六園 ②

2015-07-20 12:42:06 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その403(No.629)

◇初夏の兼六園 ②

兼六園の魅力は林泉回遊式の神仙思想による絶妙のレイ
アウトに橋や灯篭などに加えて、花がありどこを撮って
も絵になる大名庭園である。

○兼六園の歴史

延宝4年(1676)5代藩主・綱紀、蓮池庭の作事所を城
内に移し、その跡地に別邸を築造、御殿の周辺に作庭し
たのが兼六園の始期である。
文政5年(1822)竹沢御殿完成。松平定信から「兼六園」
の揮毫が届く。園名の命名もこの年であると思われる。
天保8年(1837)13代藩主・斉泰、霞ヶ池を掘り広げ。
蓮池庭と竹沢御殿との塀を取り、兼六園はほぼ現在の姿
に整備される。

■写真は蓮池庭と竹沢御殿図(文政期の蓮池庭)



9代の藩主と161年の歳月をかけ基礎的部分(曲水や
池)ができ。さらに明治~昭和にかけての整備を経て現
在の兼六園がある。

■写真は霞が池や曲水の完成図(文久3年以降の図)



■写真は地蔵堂(12代藩主の枕の位置ともいわれる)



■写真は根上りの松



■写真は山山御室の塔



■写真は鶺鴒島



■写真は梅園白加賀野梅実



■写真はさざえ山の避雨亭



■写真は黄門橋



■写真は瓢池海石塔と翠滝



■写真は三芳庵と灯篭

撮影:2015.5/30、6/20

(完)