植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

金沢伝承旗源平あそび体験レポート

2013-02-19 04:56:58 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その144(No.256)

◇金沢伝承旗源平あそび体験レポート

1月27日(土)に金沢ひがし茶屋休憩館において源平
旗遊びが行われた。初めて参加し、江戸時代の子供遊び
に興奮した。

■写真は源平旗遊び中メンバー



○旗源平遊びとは
旗源平遊びは石川県の金沢市だけに伝わる伝承遊びで、
藩政時代の末頃、加賀前田藩の家臣が考案したと言われ
ており、石川県には源平の合戦ゆかりの地があることか
ら源氏と平氏をモデルに作られている。おもに冬場の正
月に遊ぶことが多かったようですが、最近では、町の子
ども会や学校などでも取り入れられ、正月ばかりでなく、
こどもの日などにも行われ、消滅しつつあった伝承遊び
を復活させる兆しがある。

■写真はひがし茶屋休憩館



■写真は得点と呼び方表と旗



○源平遊びセット
旗源平遊びのセットも、いろいろあり、本格的な纏や台
座もついて高級な物もあり、昔よく一般家庭で使われた
もので、纏が紙製の平らな印刷になっている物がある。
源氏の旗は青色の物でささりんどうのマーク。平氏の旗
は赤色でアゲハチョウのマークがついている。
旗の内訳は、大将は加賀とびで有名な纏を使用し、1本
で(100点)次に大旗も1本で(50点)中旗は1本(10点)
で各5本あり(50点)小旗1本(1点)で各10本あり
(10点)合計210点です。

■写真は持ち旗



○源平遊びの仕方
遊び方は源氏と平氏に別れて先攻と後攻を決め人数には
特に制限はありませんが多いほど盛り上がります。
先攻チームからサイコロを2個同時に振り、出たさいの
目によって旗を取り合います。その時見ている人はただ
見ているのではなく、先攻チームがサイコロを振るとき
見ている人はウメガイチが出るようにと大声で「ウーメ
ガイチ」とはやし立てます。又後攻チームはシノニが出
るように大声で「シーノーニー」とはやしたて、この声
が大きく出ればゲームが大変盛り上がります。このかけ
声がゲームを楽しくするかどうかの全てを担っています。

■写真は終わった後接待を受けました。