植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

◇金沢ふるさと偉人館体験レポート(No.1)

2012-02-25 06:06:02 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その43(No.135)

◇金沢ふるさと偉人館体験レポート(No.1)

 金沢ふるさと偉人館は平成5年に(1993)に開館
し、高峰譲吉、三宅雪嶺、木村栄、藤岡作太郎、鈴木大
拙の5人の展示を開始した。
 その後、金沢ゆかりの「近代日本を支えた偉人たち」
として、さまざまな分野で国際的・国家的業績をあげた
人々を新たに加え、現在では、20人の偉人を常設展示
してる。また、企画展として、さまざまな金沢ゆかりの
偉人を紹介している。
■写真は玄関


■写真は2F展示室見取り図

◇近代日本を支えた偉人20人たち

1、日本近代科学の創始者たち


 ①高峰譲吉(たかみね じょうきち 1854~1922)
  富山県高岡市の漢方医高峰精一の長男として生まれ、
  翌年、加賀国金沢城下の梅本町(現・石川県金沢市
  梅本町)へ移住。
  アドレナリンの結晶化とタカジアスターゼの創製で、
  世界の医学、薬学に大きく貢献し、科学振興や日米
  親善にも尽くす。
  現在の東京大学工学部の前身の一つである工部大学
  校卒。理化学研究所の設立者の一人。1912年帝国学
  士院賞受賞、1913年帝国学士院会員。工学博士。
 ■写真は高峰譲吉コーナー

 ②桜井錠二(さくらい じょうじ 1858~1939)
  金沢市東山生まれ


 ③藤井健次郎(ふじい けんじろう 1866~1952)
  金沢市出羽町生まれ、帝国大学で植物形態学の研究
  をし、ドイツとイギリスに留学しました。帰国後は
  ドイツの遺伝学の研究を取り入れ、日本で初めて細
  胞遺伝学講座を開き、遺伝学の研究に尽力しました。
  昭和元年60歳の時、細胞の染色体は螺旋構造をして
  いること、しかもその螺旋は小さな螺旋がさらに大
  きな螺旋となった「染色体二重螺旋構造」であるこ
  とを発表し、染色体の構造を明確にしました。
  文化勲章受章。
■写真は藤井健次郎コーナー


 ④木村 栄(きむら ひさし 1870~1943)
  金沢市泉野生まれ、水沢緯度観測所長となり、緯度
  変化の公式に「Z項」の存在を発見し、世界の天文
  学に貢献しました。理学博士。第1回文化勲章受賞。
 ■写真は木村 栄コーナー

金沢ふるさと偉人館ホームページ
http://www.kanazawa-museum.jp/ijin/