いしかわ出身の著名人 その2(No.76)
◇泉 鏡花(作家、金沢市)
(いずみ きょうか、1873年(明治6年)11月4日 - 1939
年(昭和14年)9月7日)本名、鏡太郎は金沢市下新町生
れ、明治後期から昭和初期にかけて活躍した小説家。戯
曲や俳句も手がけた。。
尾崎紅葉に師事し、『夜行巡査』『外科室』で評価を得、
『高野聖』で人気作家になる。江戸文芸の影響を深くう
けた怪奇趣味と特有のロマンティシズムで知られる。ま
た近代における幻想文学の先駆者としても評価される。
他の主要作品に『照葉狂言』、『婦系図』、『歌行燈』
などがある。
・泉鏡花記念館
http://www.kanazawa-museum.jp/ikkinen/
■写真は泉鏡花
◇室生犀星(作家、金沢市)
(むろう さいせい、本名:室生 照道(てるみち)、
1889年8月1日 - 1962年3月26日)は、石川県金沢市生
まれ。加賀藩の足軽頭だった小畠家の小畠弥左衛門吉
種とハルという名の女性の間に私生児として生まれた。
生後まもなく、生家近くの真言宗寺院雨宝院住職室生
真乗の内縁の妻赤井ハツに引き取られ、その妻の私生
児として照道の名で戸籍に登録された。住職の室生家
に養子として入ったのは7歳のときであり、この際室生
照道を名乗ることになった。
・室生犀星記念館
http://www.kanazawa-museum.jp/saisei/
■写真は室生犀星記念館
◇徳田秋声(作家、金沢市)
( 秋聲、とくだ しゅうせい、1872年2月1日(明治4年)
- 1943年11月18日)は、石川県金沢市生まれの小説家。
本名は末雄。現在の金沢市横山町に加賀藩の陪臣横山雲
平の第6子(3男)として誕生。小学生時代(現在の金沢
市立馬場小学校)、一学年下に泉鏡花がいたが、この時
点では顔見知り程度であった。1888年第四高等中学校に
入学。翌年上級生から小説家になる事を勧められ志す。
1895年尾崎紅葉の門下に入る。
・徳田秋声記念館
http://www.kanazawa-museum.jp/shusei/
◇島田清次郎(作家、白山市)
(しまだ せいじろう、1899年(明治32年)2月26日
- 1930年(昭和5年)4月29日)は、石川県石川郡美
川町(現白山市)の生まれ。 文壇で有名であった時
代には「島清」という略称でも呼ばれた。
早くに父を亡くし、母の実家で育つ。母の実家は金沢
市内の(にし)茶屋街で貸座敷も営み、この環境が後
の島田の文学と性格(特に女性関係)に影響してくる。
◇加賀千代女(俳人、白山市)
(かがのちよじょ、1703年-1775年10月2日は、俳人。
号は草風、法名は素園。千代、千代尼などとも呼ば
れる。
朝顔を多く歌っていることから、出身地の松任市
(現白山市)では、市民への推奨花の一つに朝顔を
選んでいる。 白山市中町の聖興寺に、遺品などを
納めた遺芳館がある。
・加賀千代女の里俳句館
http://haikukan.city.hakusan.ishikawa.jp/