うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

謹賀新年、神頼み

2022年01月01日 20時46分27秒 | ノベルズ
「――――!」
その瞬間、息を飲まずにはいられなかった。

淡いグリーンは決して主張の強い色ではない。
振袖、とくれば多くの女性は赤や桃色といった見た目も鮮やかで華やかなものを身につけたがるだろう。
しかしそれを見事に着こなした彼女の艶やかであり、慎ましやかな姿に、声を一声上げることもできず絶句した。…いや、きっとこのことを「見惚れる」というのであろう。
「待たせたな。明けましておめでとう、アスラン。」
「…」
「…?アスラン?」
「あ、いや、ごめん。その…おめでとう…///」
「何だよ?一年で一番最初の挨拶がそんな間が抜けた感じだなんて。…あ、ひょっとして、何かおかしなところでもあるか?」
そういって彼女は自分の足元から果ては背中まで、慌ただし気に見まわしている。
足元は赤い鼻緒の草履。
淡いグリーンの振袖には豪奢な花車が描かれていて。
そして、金の細く柔らかな髪は、赤い簪とリボンで結ばれて、それに…
「あ、これか!あ、あんまりじろじろ見るなよ!///」
俺の視線の矛先に気づいたのか、カガリは慌ててそう言って赤の巾着を片手にしたまま、両手でその可愛らしい額をピタっと隠す。
普段の快活な彼女からと同一人物かと思う程、しとやかさを湛える彼女。この「晴れ着」というものはどうにも足が開かないようになっているせいか、余計にしとやかに見えるのだろう。それを見事に着こなす彼女の洗練された仕草に、やはり姫君なんだな、と改めて思わずにはいられない。
無造作だった髪、特にその前髪を今はピッタリとあげて、可愛いおでこが全開になっているのも新鮮だ。
「わ、悪かったな。なんでもマーナ曰く「お着物を着る時、女性は髪を結い上げるものです!」だそうだ。でも私はこれ以上アップできるほど髪は長くはないんでな。せめて前髪だけでも、って。それで…///」
「似合うよ。」
「え?」
「その…すごく…」
「何だよ?聞こえないぞ。」
「いや、いいんだ///」
カガリはまだ「?」を頭に上で点灯させたままだが、これ以上凝視しては俺の顔のしまりが無くなるのは必至だ。慌てて視線を背けて話題を逸らす。
「その、俺にまで、こんな着物を用意してくれて…」
「だって、初詣行くのに、私だけ着物ってなんか浮くだろう? まぁ確かに護衛だとすると、ちょっと和装は動きづらいけど。」
カガリも足元の乱れがないかや、帯の締め付けを確認する。


―――続きはこちらから。


***


改めまして「明けまして、おめでとうございます。」<(_ _)>
そんなわけで、新年一発目に初詣アスカガのSSなどお届けです。
何しろガンカフェの種NEW YEARの和装の姫様がめっちゃ可愛くって♥♥たまりませんな!(*´Д`)ハァハァ
速攻アクスタ完売してましたが、これは絶対人気高いだろうな~と思っていたら案の定。無事ゲットできてホントよかったです。

そんな二人が、こんな風に神社の境内、そぞろ歩きながらイチャコラしているんですよ、きっと(笑)

もう社殿の陰からずっと見守っていたいわ|ω=)ニマ♥
見てるだけで幸せ♥ 久しぶりに悶えましたw
ちなみに↑は、折角アクスタゲットできたので、有効活用しようと、神社っぽい背景にアクスタ貼り付けて、写メってアクスタの浮き上がりの影消したら、案外いい感じにできたので。
でもむしろ、こんな二人が歩いていたら、皆の注目の的ですよw でもみんな気を利かせて、知らない振りしながら、通り過ぎた後「キャーキャー♥\(≧▽≦\)」言っているんですよ、きっと。
オーブは平和でよかった。

あ、ちなみにオチのキラ君のアレは、私の昨年の初夢で見た結果です。
でも全然実現しなかったな。
寧ろガンカフェにどんどん搾取されて、懐の風通しが良くなりすぎです(哀)
そう言いながら、5日にはイツメンとNight行ってきます(`・ω・´)ゞ

そんなこんなで、皆様、今年もどうぞよろしくお願いします←最後までまとまってない( ̄▽ ̄)



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