うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

『MJGイモータルジャスティス』&2024夏の新番組②

2024年07月05日 19時20分05秒 | アニメ
たまたまお買い物に行ったら、一個¥648円の高級ガム(笑)『MJGのイモジャ』と『エクストラパーツ』が売っていたので、まだインジャ二式も作っていないのに思わず購入。

ライフりはEXパーツは売っていたんですが、本体がなくってとりあえずイモジャだけ。
インジャ弐式の後に作ろう!と思っていたのに高級ガムを先に食べようと、開いてしまったのが後の祭り(笑)
結局作っちゃったじゃないか!(泣笑)
これが普通のパッケージで、EXも購入すると、縦と銃が

立派になった✨
そしてパーツ組み換えでMAにもなれるんですが…
これが折角組み立てたのを、またバラして、EXのセットに組み返さなきゃならない代物。非常に面倒くさいというか、ガッチガチにくっつけたのを取り外すのが大変でした💦
まぁ1時間かからずに組み立てられるのは楽でいいですね♪ SDもなかなか可愛いのでライフリも探してこようと思います。
でも見つかるかな…昨年末あたりから運気がどんどん下降しているので(ノД`)・゜・。

一昨日は「メタルロボット魂」のストフリ2式&プラウドディフェンダーの抽選に申し込んでみたんですが、多分落選だろうと思う。いえ、ストフリ落ちて、プラウドだけゲットしても意味ないんですが。まぁアタックだけはしておこうと無駄なあがきをしてみます。
「じゅじゅフェス2024」も2次募集まで落選でしたし💧
最後は8月の一般販売に賭けてみますが、種のシネコンも全滅でしたから(遠い目)。
今年はもう何もせず、大人しくしていようかな。
なので大人しく新番組チェックに励みます。
『魔王軍最強の魔術師は人間だった』:なろう系小説のアニメ化作品です。
主人公のアイクは魔王軍・不死旅団の団長。正体は人間なのだが、偉大な大魔術師ロンベルクが捨て子だったアイクを拾い育ててくれた。全ての魔法の知識を教え込まれたが、たった一つだけ人間とバレないよう、「仮面とローブだけは外してはいけない」ときつく言い渡され20年守り続けた。アイクは難攻不落といわれた人間の交易都市を1週間で陥落させる実力の持ち主だが、しかし極力人間は殺さず、税金を取るために生かす差配を行っていた。領主を討ち取りひと段落付いたアイクが領主の席に座ろうとすると、一人のメイドが隠れていた。すっかり気を緩めてしまったアイクは仮面を取っていたため、人間であることがバレてしまう。と、急に結界が発生し、アイクは唯一彼が人間だと知っている団長:セフィーロの呼び出しで魔界に引きずり込まれる。魔王からの謁見ということで、人間だとバレないように必死に隠そうとするアイク。魔王ダイロクテンは無慈悲で強大な力を持つと聞いていたが、見かけはアイクよりも幼い少女そのもの。しかしアイクの仮面の下の素顔に興味を示すなど、正体がバレていると匂わせる発言をし、アイクを震え上がらせる。魔王の呼び出しの理由は、陥落させた交易都市の領主となり、今までの2倍税を納めること。少しでも人間と魔族が上手く共存する道を目指すアイクにとって、難しい指令を抱えたまま戻ったアイクに、先ほどのメイドがお菓子を食べた後、そのまま眠ってしまっているのを発見。メイドは「13」と言い、奴隷のため名前は番号となっていた。アイクは彼女を「サティ」と呼ぶこととし、人間だとばらさない様にすることと、アイクのメイドとなることを告げたのだった―――という第1話でした。
なろう系ですので、主人公は勿論チートな強さを誇るはず・・・ですが、元々が人間故か、奥ゆかしい(本音はバレない様に、あまり目立たない様にしている)性格もあって、あまり主張しません。アイクの仮面より人間に対する時の甘さでバレるじゃないかと思うのですが、その奥ゆかしさが原因と、魔族の皆さんに納得されていてよかったですねw なろう系らしい「俺TUEEE!」ではなく、ちょっと控えめな魔族軍の人間がこの先どう、魔族と人間との間を渡り歩いていくのか。1シーズンだけでは描き切れないとは思いますが、ぜひ頑張ってもらいたいものです。
『推しの子 第2期』:大人気漫画原作、待望の2期目です!!
主人公の星野アクアとルビー。ルビーはB小町復活ライブで少しずつアイドルへの道を進む一方、アクアは人気漫画『東京ブレイド』の2.5次元舞台の役者に選ばれ、稽古が始まった。アクアの恋人(仕事上の)である黒川あかねと、主役陣の一人を演じる有馬かなも一緒に参加。かなは今まで周囲の人間のレベルに併せて演技していたが、今回は劇団ララライの看板役者:姫川 大輝の実力に応じた演技で、どんどん上手くなっていく。かなの演技にライバル心を燃やすあかねだったが、アクアはあくまで母を殺した父を探すためであり、演技への執着は全くなかった。そんなあかねは原作と自分の役の描かれ方の違いに納得できず、アクアが脚本家に相談する場を無理やりつくる。しかし脚本家GOAは舞台の時間を考えると、描かれ方に限界があることを説明。それであかねも納得するが、そこに原作者の鮫島アビ子が見学に現れるが、内容を見てGOAに脚本のダメ出しをする―――という第1話でした。
原作での2.5次元舞台編ですね。一応原作は読んだことがあるので、この後の展開はわかってはいるのですが、それでもやっぱり動きと声がつくと、イメージが全然広がって見えてきます。今回はアクアメインで舞台役者の一人でありながら、あくまで外側から観察しているようなアクアの目から、入り組んだ人間模様が描かれて、面白くなりそうです。この作品は原作者さんがとにかく心理描写の細かな変化と描き方が素晴らしいので、楽しみに見て行こうと思います。
『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』:なろう系小説のアニメ化作品です。
主人公の久世政近はアニヲタの高校生。彼の隣の席のアリサ・ミハイロヴナ・九条:通称アーリャは美人ロシアン女子高生。美人なだけでなく、生徒会会計の一員で校則に厳しく、イケメン先輩からの告白を振っただけでなく校則違反まで連ねる。そんな自他とも厳しい完璧美人のアーリャだが政近にだけはあたりが厳しいものの、ロシア語でデレる。アーリャは政近には通じていないと思っているが、政近は幼い頃、近所で友達になったロシア人の女の子とコミュニケーションを取りたくて、必死にロシア語を学んだことがあり、筆記はともかくリスニングならほぼ日常会話は問題なく聞き取れる。その為アーリャの日本語の「ツン」とロシア語の「デレ」の攻撃を受け、毎回の対応に困る政近だった―――という第1話でした。
なろう系ですが、全然チートはありません。ある意味新鮮です!(笑)チートに値すると言えば、政近のロシア語リスニング力ですかね。最近聞かなくなってきたツンデレですが、ツンとデレを二か国語でお届けされるのは無かったので、新しいタイプのツンデレ攻撃ですねw ただ、政近君はロシア語だけでなく、かつては生徒会副会長をやっていたり、日直の時は朝一で仕事をこなすし、能ある鷹が爪隠しているタイプのようで、そこの片りんが見えるとアーリャさんの♥に刺さるようですw 日常系として楽しめそうですし、なにより上坂さんのロシア語発音が凄く綺麗☆ なろう系は世界観を理解するまで時間かかるんですが、今回は肩の力抜いて見れるので、お気楽に見たいと思います。
『下の階には澪がいる』:韓国の女優でもある漫画家さんの原作の日本版アニメ化作品です。
主人公の大学生1年生:杉浦陽は、憧れの先輩:桃井真珠を追いかけて青葉大へ入学した。真珠は一年休学しており、復帰してきた連絡を受け、陽は真珠と共に大学生活を送れると思っていた。だが真珠は何かと付き合いを断られ、陽は気落ちする。そんなある日、下宿先の前で、一人の女性がずっと外で待ち続けているのを見つける。帰宅した陽がまだそこに女性が座ったままだったため、声をかけると彼女はそのまま倒れてしまう。慌てて救急車を呼び病院へ搬送。朝にはケロッとした顔で戻ってきた彼女は如月澪――元アイドルグループ「スイートドリーム」の一員だったが芸能界を引退していた。そして陽の下宿の一階に住んでおり、同じ大学の学生でもあった。陽に瓶を振りかざして攻撃してきたと思えば、退院してからはことあるごとに近づいてくる澪。でも陽は真珠を思い続けるが、やはり真珠には二人きりになることをはぐらかされてしまう。不安な思いを抱えたままの陽に、澪は他の男の誘いを断って、陽と「友達になろう」と言うのだった―――という第1話でした。
若干日本と雰囲気違うな、と思っていたら韓国が元々の舞台なので、確かにちょっと印象が不思議なところもありました。いずれにしてもこのヒロイン「澪」が主人公をめぐる人間関係を振り回す存在のようです。澪も真珠も何か陽には言えない隠し事があるようで、それがますます陽を不安にさせるようです。最近の日本はアニメだと中高生がメインで、あんまり大学が舞台のって少ないので、これもまた大人っぽい男女のドラマが繰り広げられそう。キャストもですが、音楽が結構気に入りました。演出の仕方とか、またちょっと違って面白そうです。
『義妹生活』:メディアミックス作品です。
主人公の高校生:浅村悠太は成績は優秀だが、どこか冷めた性格の持ち主。そんなある日、彼の父親が再婚するという。しかも再婚相手には娘がおり、妹ができると言われる。悠太は内心、どうコミュニケーションを取るべきか、悩んでいる矢先に顔合わせがあり、義理の妹:綾瀬沙季と対面。彼女は1週間ほど誕生日が遅い同い年の高校生だった。顔合わせの途中、二人で抜け出した際、沙季から「たがいに対し興味を持たない距離感」を提案され、悠太もそれに同意する。学校も偶然にして同じだったため、学校では他人として接することを決める。そうして遂に同居が始まる。悠太はいつも通りバイトをして帰宅すると、誰もいないはずの部屋に沙季がいることで、「ただいま」と声をかける。沙季も母と昼夜逆転生活のため、他に人がいる空間に馴染めていなかった。しかし、干渉しない、最低限のコミュニケーションの中に、さりげなく気遣いを込めた二人は、このスタンスで生活することを意識するのだった―――という第1話でした。
血の繋がらない妹ができる、といえば元祖だと「みゆき」がありますが、あれは小さい頃から一緒に過ごしているので、思春期での親の再婚というと「継母の連れ子が元カノだった」とか「ドメスティックな彼女」とかありました。でもいずれの作品も義姉妹でありながら、男女関係を前提として意識したストーリー展開でしたが、この作品はむしろ慎重で、しっかりと距離を取りながら過ごす、というある意味一番リアリティのある展開だと思います。この二人が果たして恋愛に発展していくのか、それともこのまま本当の兄妹として、つまりは家族としての関係に落ち着くのか、先が見えない分非常に気になります。なのでじっくり追ってみようと思います。
『黄昏アウトフォーカス』:漫画原作のアニメ化作品です。
主人公の土屋真央は映画部で撮影係を担当する。高校入学と同時に入寮した男子校のあすなろ寮で、真央は不良で一匹狼の寿と同室になった。ある時具合悪そうにしていた寿に声をかけると、寿に襲われかける。彼はゲイだった。しかし寿を気味が悪いとも思わなかった真央に、寿は心を開く。そして「寿がゲイで彼氏がいることを口外しない」「寿は真央を恋愛対象とせず、手出しもしない」「互いの自慰行為は邪魔しない」という3つの約束を録画して、ルームメイトとして仲良くやってきた。高2の春、真央は映画部の活動でBLがテーマの映画を撮ることに。監督から「主役は寿にしたい」と言われ、同室の真央にスカウトを頼む。しかしBLであることを寿に話すわけにはいかない真央は悩むが、脚本の主人公を寿に当てはめ、撮影イメージを描いているうちに、だんだんと寿から目が離せなくなる。結局寿の秘密を守ろうと、役の変更を部長に提案しようと思った矢先、何と部長が部室を覗いていた寿に声をかけ、スカウトに成功する。真央は寿に何故この役を受けたのか聞くと「趣味がなく、真央が面白そうに撮影しているのに興味がわいた」とのこと。益々寿を意識しだす真央は、実は自分も寿に好意を抱いていることに気づく。しかし寿には既に彼がおり、始める前から終わっている恋に、真央は悩むのだった―――という第1話でした。
BL作品だと、もう最初からあからさまに攻め側が受け側にアクションを仕掛ける、というのが王道ですが、こちらは隠しながらもその秘密を共有し、次第に惹かれていくという、ある意味LGBTQ+を描いた作品に見えます。なかなか同性愛が認められないのは、リアル現代においても同じで、確かに障害として受け入れる気はあるものの、実際家族が、子供がLGBTQ+だったら、相当ショックを受けたり、受け入れられなかったりしますから。この作品がBLをどう描いていくのか、ちょっと現実と照らし合わせながら見てみようかなと思います。
『俺は全てを【パリイ】する~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~』:なろう系小説のアニメ化作品です。
主人公のノールは幼い頃に両親を亡くし、一人暮らしで生活してきた。幼い頃に父親から聞かされた冒険者に憧れ、目指そうと街に降り、王立養成所でスキルを磨くことを決める。仲間が次々と魔法や剣技の能力を開花させていくが、ノールは攻撃をはじくパリイ以外の能力がないことが判明。あちこちの養成所であらゆるスキルを学ぶも、結局大きな成果は身につかず、ギルドにも登録を拒否されてしまう。家に戻ったノールはソードマンの教師から「努力して最低限身に着けたスキルを磨けばいい」という一言に感化され、パリイ能力を極めていく。月日は流れ14年、千本の木剣をはじくことができるようになったノールは再びギルドを訪れる。だが最低のEランクにもなれないノールは登録できないと言われるが、ギルドマスターから街の雑用をこなすFランクに登録してもらうことに成功。街の人の役に立ちながらも鍛錬を欠かさないノール。だがそんなとき、工事の手伝い中に女性の悲鳴を聞きつけたノールが向かうと、そこには牛の魔物が騎士たちに襲い掛かっていた。騎士たちは殆ど殺され、残された女性を助けるために、ノールはパリイを駆使して魔物を倒す。だが、激しい戦いに一歩間違えれば命が危うかったノールは更なる鍛錬を決意するのだった―――という第1話でした。
努力型なろう系ですね。最近はチートが苦労なく付与されるタイプではなく、自分で何年もかけてチート並みの力をつけて行く。こうした主人公がメジャーになってきているようです。でもその方が共感できるので、素直に応援できますね! ストーリーは王道ですが、努力の先がどう実るか楽しみです。
『疑似ハーレム』:漫画原作のアニメ化作品です。
主人公の七倉凛は演劇が好きな高校一年生。先輩の北浜瑛二に案内されて、無事に演劇部に入部する。そんなある日、瑛二が「ハーレムを体験したい」と言い出す。凜はそんな瑛二に演技で「無邪気」や「ツンデレ」など、様々な女の子を演じて見せる。お調子者だが、演劇にひたむきに取り組む瑛二に、凜は興味を持つ。瑛二は様々な凜をリクエストし、演技する凜に萌えが止まらない。こうして凜が演じる様々な女性に囲まれるという疑似ハーレムが繰り広げられるのだった―――という第1話でした。
部活動中における日常の一コマですが、ハーレムを通しながら、先輩と凜ちゃんの恋(?)が実っていく展開になりそうな予感です。疑似ハーレムというので、大人なストーリーなのかと思いきや、とってもほのぼのしてますv 一人で何人も女の子演じられるなら、確かに何人も女の子を囲わなくてもいいですね!ナイスアイディア✨ 凜さん役の早見さんの演じ分けも凄いですが、キャストの皆様、凄い人たちばかりなので、一聴の価値ありです!
『ラーメン赤猫』:漫画原作のアニメ化作品です。
猫だけが営むお店「ラーメン赤猫」に、人間の珠子がバイトの面接へ訪れる。店長の文蔵から猫好きかと聞かれ、「犬のほうが好き」だと答えた珠子は即採用されるが、珠子の想像とは違い、フロアではなく猫のブラッシングをする仕事だった。猫の毛が入らない様に最新注意を払っているものの、クレーマーが入ることもしばしば。そんな時は虎(注:とてもシャイ)のクリシュナさんに追い返してもらう。基本的にフレンドリーな猫たちだが、接客のハナだけはどことなく冷たい。ブラッシングと従業員フロアの掃除に精を出す珠子。しかし皆優しく、従業員への福利厚生もしっかり守る猫たちに、前職がブラック企業で辛い目に遭っていた珠子には、涙が出るほど温かい職場となった―――という第1話でした。
保健所がOK出すほど、衛生と労働規則に則った、素晴らしい猫カフェならぬ猫が経営するラーメン店です。しかも従業員、全員いい声✨(笑)白猫、黒猫、八割れにトラ猫と本物の虎!まで居るという。選り取り見取りです♥猫好きさんにはたまりませんねw 基本的にはほのぼのしていそうなので、まったりしながら眺めようと思います( ̄▽ ̄)
『女神のカフェテラス 2期目』:漫画原作のアニメ化作品、二期目です。
亡き祖母のカフェを引き継いだ大学生の粕壁 隼と、祖母に過去世話になった女性:幕澤 桜花、鶴河 秋水、月島 流星、小野 白菊、鳳凰寺 紅葉が運営する『Family』。女子メンバーは皆、隼に思いを寄せており、唯一認めていなかった桜花もまだ自覚のない思いに気づきかける。そんな時、夜中に忍び込む気配があり、隼たちが部屋を開けるとそこには猫がいた。野良猫らしいその猫に、皆で祖母の名前「幸子」とつけて、新しい家族がまた増えたのだった―――という第1話でした。
女神、と謳っておりますが、話す内容は下ネタで、リアクションは主人公に対するラッキースケベなので、視聴者の好みは割れそうです。今期はライバルが出現するそうなので、その辺りのストーリー展開がどうなるかですね。ストーリーが膨らんできたなら見続けようかと思ってます。
『ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで』:なろう系小説のアニメ化作品です。
主人公の三森灯河は幼い頃から虐待を受けてきたため、自分を押し殺してきたためクラスではモブのような存在だった。そんな灯河たち2年C組は修学旅行のバス移動中、突然、異世界に召喚される。そこでは女神ヴィシスが大魔帝を倒す勇者を求めており、クラスメイトは水晶球で一人一人クラス分けされる。S級やA級とされるクラスメイトの中、灯河はスキルが「状態異常」で役に立たず、ステータスがE級で女神から廃棄処分と言われる。クラスメイトからも馬鹿にされ、生贄として「廃棄遺跡」に飛ばされる。早速高レベルモンスターに襲われ命の危機に晒される。だが生きるために必死になって叫んだ状態異常がモンスターに効果を発揮。灯河は誰にも頼らず、一人で生き残るためにステータスを使い戦うことを誓う―――という第1話でした。
清々しいほど悪役なクラスメイトと、クラスカーストよろしく振り分ける女神、助けてすらしてくれない教師、と散々な環境で、主人公がどう生き抜いて最強になっていくか、というなろう系王道ストーリーですね。第一話は見ていていい気分がしなかったのですが、人の心の奥なんて覗いてみれば、生きのこるためには他人を蹴落としたり、自分より下の人間を見て安心したい、というのが少なからずあるんでしょうね。特に命の危機に晒された時や全く予想もできない環境下に置かれた時は曝け出してしまう。むしろここまで周りが敵しかいないので、この後は如何に主人公が這い上がるかが展開として面白いところだと予想。1クールでは女神を倒すところまではいかないでしょうが、活路が見いだせるところまで見届けたいものです。
『先輩はおとこのこ』:漫画原作のアニメ化作品です。
ある日、主人公の花岡まことは、後輩の蒼井咲から告白を受ける。そこで、まことは自身がセーラー服と長髪のウィッグを着用しているだけで実は男子であるということを明かす。その為初恋すら経験したことがないまことは、咲の申し出を断る。しかし、男にも女にもなれるまことをさらに気に入った咲は、「まことを諦めない。まことの初恋になって見せる!」と宣言する。女子の姿をするまことを、クラスメイトすら嫌煙するまことに、それでもついてくる咲。母親には「男なのに女性のものを使うのはおかしい」と指摘され続けてきたまことを受け入れる咲に、次第に心を開くまこと。そんなまことに幼馴染の大我竜二もまた特別な感情を持っていた。竜二はまことが女装していることで揶揄うために近づく輩を知っているため、咲も疚しい連中と同じだと思い込む。しかし誤解は解けたが、代わり咲は竜二がまことの写真を隠し持っていることを知り、弱みに付け込んでまことの写真を貰うことに成功。竜二が心からまことを心配していることを知り、咲は竜二を「師匠」と呼んで慕うようになる。竜二がまことを守る様に、咲もまことが苦手とすることを止めようと心に誓うのだった。そんなまことは帰宅時は母親の批難を逃れるため、男子の姿に戻るのだった―――という第1話でした。
先ほど「黄昏アウトフォーカス」ではLGBTQ+の話が出ましたが、こちらは性的マイノリティですね。いっぺんに両方見られて、双方の違いがよりよくわかると同時に、本当に現在進行形でリアルな問題を取り上げていて勉強になります。作品的にはほのぼのしていますけれど、まことが抱える悩みはまだ周囲に理解してもらえないので、二人の味方を得て、自分らしさを得られるといいですね。