うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

A&C第25話(後編第15話)&すみません<(_ _)>

2017年07月29日 19時48分25秒 | ノベルズ
遠ざかっていく足音が力なく消えたその時、その細く長い無機質な通路が一転、歓喜の声に包まれる。
「やった!」
「よかったね、アスハさん!」
「普通の神経だったら、あの男、もう復帰は難しいんじゃね?」
学園祭でユウナに散々悪態を思うがまま振るわれた挙句に馬鹿にされた3-Aの生徒たちにとっては、実に爽快な逆転劇だった。大昔のドラマのような展開に、その渦中にいるというだけでも気持ちが晴れる。

だが…

「カガリ…?」
真っ先にその異なる空気に気づいたのはミリアリアだ。あれだけの大演説をして見せたカガリの表情が沈んでいる。そしてそれは隣のアスランも同様だった。
「大丈夫だ。みんなありがとう。今日は終業式だろ。先に学院に行っていてくれ。」
そう言って健気にも笑顔を取り繕うカガリに、ミリアリアが伸ばそうとした腕を、ラクスがそっとその肩を抱くようにして止めた。


―――続きはこちらから。


***


いつもの週末SSでございます。

そして…

先週確かに「次回で最終回です。」と言いました。

言ってしまいました。

言っちゃいました。

・・・

「ごめんなさい。ウソでした」<(_ _)>


いえ、本当に後日談的な形で終わらせる「はず」だったんです。でも全部通して読んでみたら、「こんなに主人公側に都合のいい解釈で終わるわけないだろう」と思いまして…(まぁ結局都合のいいようになりましたが)
「一件落着~!」で水○黄門みたいに終わってもよかったのですが、でもそうすると物語の中でアスカガが苦悩した部分がすっぽり抜けちゃうんですよ。全部読み流してみると「それはなかろう」と。小さいお子さんが読む話であれば「めでたしめでたし♪」で終了でもいいのですが、高校生年齢にもなれば、「ご都合主義で上手くいくわけない」というのはぼちぼち経験しているはず。
まだ子供ですけれど、選挙権が付く年齢だけあって、大人としての責任の一端は担える年齢です。しかもカガリさんはともかく(ごめん)、悩み多き思考のアスランさんにはそれは無視して通り過ぎることは、彼の性格上無理だろうな…と感じ。
故に、最後の難関(←本当の彼の難関は次回ですが!)=ウズミさまに立ちふさがっていただきました。
・・・まぁ、結果はごらんのとおりですが(笑)


そんなわけで、心理描写をいろいろ動かしていたら、文字数制限超えてしまいました。なので多分次回が最終回です。多分ね、たぶん(苦笑)

よろしければ最後までお付き合いください!

<余談>
全然話は違いますが、今日東京に所用があって出かけたんですけれど、帰りが隅田川の花火大会とガチでぶつかって、見事な混雑っぷりでした。。。
しかも雨だし。みんな浴衣着て、傘さして、それでもがんばって見るんですね。えらいです。
かもしたはさっさと帰ってテレビで見てますv テレビでもきれいですよ、花火。特にあの星形が←最近、本当にいろんな形の花火ができるんですね~。技術の進歩ってすごい。


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