うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

冬アニメ最終回①

2019年03月26日 20時27分09秒 | アニメ
桜の開花が宣言されておりますけれど、近場に桜がないため、まだ春が遠い気がするかもしたです。
大分暖かくはなりましたけどね。
来週はもう新元号が発表されるというのに、全く時代の変化に追いついていない、というか取り残されているというか。
日々まったりと過ごしつつ、冬&秋2クールアニメの最終回がラッシュで来ておりますので、それだけ怒涛のようにチェックしております。
『マナリアフレンズ』:「神撃のバハムート」からマナリア学園に通う、アンとグレアの二人を中心とした学園アニメ。と言いつつ、ほぼ二人の学校や寮での生活をほのぼのと描いた15分アニメでした。
「神撃」はアニメでしか見たことがないので、この二人の活躍っぷりが分からないのですが、学園でのアンは魔術の要素が最強ながら、お姫様ゆえかみんなに距離を置かれ、少し寂しい状況下。そんな彼女に普通に穏やかに接してくれるグレアはぴったりの友人でした。ちょっと我儘なアンを諭す大人のグレアはいいコンビ。あのキャッキャする感じが、いかにも女子高生っぽくって懐かしい記憶がよみがえりましたw こんな感じでしたね。どこの世界も女の子は同じv
『エガオノダイカ』:タツノコのオリジナルアニメでした。主人公は二人。生後間もなく両親を亡くし、12歳でソレイユ王国女王となったユウキと、養父母にネグレクトを受け、生きる糧を得るために帝国軍軍人となった少女ステラ。真逆の育ち方をした二人の視点を中心に、クラルスというエネルギーを巡る王国と帝国の戦争を描いた作品でした。
兵器の物量は優れているものの、国内の食糧需給率は目減りする一方の帝国が王国に攻め入る。ユウキは戦争を終結させるべく敗北を宣言しようとするが、周囲の大人は認めず、戦火は荒れる一方。やがてユウキの大事な人たちが次々と戦死。一方ステラも仲間の戦死やかつての自分のように飢える子供たちを目の当たりにする。ユウキは大人たちに従う一方、信頼できる仲間からクラルスは無限のエネルギーではなく、実はこの星に移住した人々が土地に力を与えるために散布したナノマシンをエネルギーに変えるため、土地そのものが痩せ、この先どんどん作物が育たず飢えが進む事実を知り、クラルスを止める作戦に出る。遂にクラルス停止施設に辿り着いたユウキと、それを阻止しようとするステラ。ユウキに事実を聞かされたステラは軍の命に背き、ユウキと共にそのスイッチを押す。かくて兵器が機動せず、戦争は終結。文明力は退化したものの、作物と人々の笑顔が豊かになった世界で、二人は生きるのだった―――というストーリーでした。
タイトルの『笑顔の代価』と聞くと、数多くの命と引き換えに国を守るストーリーかな、と思っていましたが、実は真逆で文明や利便性を失ったものの、代わりに平和と豊かな土地と笑顔を得た、という良い展開に解釈して言ったストーリーでした。今現在の世界状況と似てますよね。原子力をはじめとする電力を賄ったことで利便性はうんと進みましたし、科学も発展しました。でも一旦事故が起こるとその土地に人が住めなくなるほどの惨事となる。多少の利便性はなくとも、人が生きる上での糧を手にすること、平和で安心して暮らせるからこそ、笑顔が見られるのではないでしょうか。スマホばっかり見ていて、相手の笑った顔を見たことがない人が結構増えているので、そういう未来への警鐘を現した作品だったと思います。
欲を言えば、ステラはレイラさんの娘だったらしい描写がありましたけど、叶うものならそのあたりの二人の関係を申し越し掘り下げて、レイラの想いを受けとったステラの行動が見たかったです。
『転生したらスライムだった件』:今期,というか秋からも含め、一番面白かった作品でした。
主人公の三上さんは普通のサラリーマンだったが、路上で刺されて死亡した際、異世界に転生。しかも30+α年童貞だった((ノД`)・゜・。)ため、その分上位魔法「大賢者」を得た『スライム』となった。洞窟で知り合ったドラゴン「ヴェルドラ」と友情を結び、「リムル・テンペスト」の名を得たリムルは、ジュラの大森林でゴブリンと牙狼族の争いに終止符を打ち、共同生活を提案。やがてそれが街となり、オーガや魔王たちまで集まる一大国家となっていった。その一方、リムルの運命の人:シズの願いを受け、彼女が守ろうとした「異世界から来た子供たち」の教師となる。彼らはリムル同様、強い魔力をつものの、身体がそれに耐えきれず近いうちに死に至る運命だった。リムルはシズに意志を継ぎ、彼らに上位精霊を宿らせることで体内魔力の制御に成功。ジュラの大森林へと帰還するのだった―――というストーリーでした。
単純に見れば「一番弱いモンスターのスライムが、チートな能力を持ったことで最強になった」という話なのですが、普通にただのチートものだと共感できないんです。応援もできない。なんですが、このリムルさんは違う。自分の出番はあくまで一番最後、みんなが危機に瀕した時だけ使い、それ以外はみんなに提案して「させてみる」。だから決して力をひけらかさない。多分ただ力が強いだけだったら、あんなにみんなが集まってこないと思います。けど三上さんがリーマン生活で得た技術(ゼネコン)&後輩たちを使っていた技術を見事に異世界で転用して、三上さんの時に得ていた、つまり「弱かった時に培っていた力」を一番活用しているので、見事に共感できるんです。応援したくなるし、自分までジュラの大森林に行きたくなるw あんなに沢山のアイディアで、みんなにワクワクを提供できる。そして危機に瀕した時はみんなを庇って最前線に出る。・・・なんて良いスライムだ(T0T)←感涙。「僕は悪いスライムじゃないよ!」まさに!
是非とも2期目が見たいですね!! ちゃんと伏線を回収して、見事に円満な形で終わらせつつも、ちょこっとずつつ次への伏線も忍ばせているので、是非見たい!続編を製作してくれること、切に願います!!(>人<)
『ぱすてるメモリーズ』:大元はゲームですね。既にアニメ漫画ブームが衰退した未来(?)の秋葉原で、唯一漫画やアニメを大事に保管している喫茶店『うさぎ小屋本舗』。そこでアルバイトするアニメや漫画好きの少女たちが、作品世界を食いつぶしていくウイルスと戦う―――というストーリーでした。
ほぼ各1話ごと、本当に存在するアニメやラノベ、漫画などを引用してパロディーにした世界(例:『ときめきメモリアル』、『ミスター味っ子』、『りゅうおうのおしごと』、『エヴァンゲリオン』etc・・・)に行き、タイ〇ボカ〇シリーズを彷彿とさせる敵をいつも吹っ飛ばして解決する、というのがパターン。主人公は一応泉水という設定なんですが、12人の登場人物すべて見せ場がある、というものなので、各キャラに思い入れがある人はそれぞれ楽しめたかも。後はパロディにした作品を全部知っている人は相当のヲタクですね。うさぎ小屋本舗じゃ速攻店長になれそうですw かもしたは速攻店長ですよ(笑) 途中『ときメモ』パロの世界が出た時、主人公の子と同じように「そういえば、詩織にはフラれまくったな・・・」と苦いが蘇りました(苦笑) 「どうしてだ!?俺のどこが不満なんだ!?詩織ぃぃーーーー!(涙)」
寧ろ夕方とかに放送してもおかしく無い作品だったんですが、考えてみれば、このパロディ世界を笑えるのは深夜アニメを征服している大人でないと無理だわ、と後で気づきました。・・・うん、深夜放送で正解w
『上野さんは不器用』:漫画原作のアニメ化作品でした。主人公の中学3年生の上野さんは科学部部長。同じ部員の後輩:田中君に恋しているが、無論「好き」とは言えず、自分の発明品を田中君に試させることで、自分に触れたりさせようとするのだが・・・。概ね素の田中君の冷静なツッコミ、若しくは常識的な判断で、上野さんの策は失敗に終わる。稀に成功しても(手を握る、など)、テレが走って自らその千歳一隅のチャンスを棒に振ってしまう上野さんだった―――というストーリーでした。
概ね「発明品を使ってセクハラを仕掛けるとんでもない先輩(上野さん)」でしたが、純朴な田中君には通じなかったのが幸か不幸か・・・。なんかネット上では「この不器用な上野さんが可愛い」と男性から評判のようでしたが、リアルでいたら退かれるどころか、セクハラ&パワハラで訴えられるレベルです。あくまで漫画の世界ですから。そして中学卒業と同時(いや、本来なら今すぐ)に変な発明で男をはめようとするのも卒業しようね、上野さん・・・
『パパだって、したい・・・』:電子コミック原作の5分アニメでした。いつもだとここの枠は大人枠だったんですが、今期はBL。
主人公の阿澄皇哉は大学生で家政婦のバイトをしていたところ、派遣先のシングルファザー:成瀬圭壱に一目惚れ。圭壱を篭絡すべく、皇哉は圭壱に迫り、関係を持つまでに。最後は一人息子の壱佳の了承もあり、一緒に暮らすこととなった―――というストーリーでした。
タイトルからして、「パパの方が、女子力満点の男子大学生に惚れて迫る」のかと思いきや、逆だった上に皇哉曰く「俺、ノーマルだったはず」って嘘やん(笑) 圭壱さんそんなに乙女っぽくないんですが、何かの琴線に触れたんでしょう(笑) まぁ丸く収まったみたいなので良かったですねv
『みにとじ』:「刀使ノ巫女」のゲーム版のアニメ化作品。ミニキャラらしく、ストーリーも5分アニメでしたが、ほのぼのしていて荒魂も出てこないし、香織様はじめみんないい人。当然犠牲者もいないのでみんな元気♪ ただ、ゲームオリジナルキャラが多いので、5分で判別つかなかった・・・orz
とりあえず、本編の「逃避行」状態とは違って、毎回花見したり、花火見たりと楽しそうで、こっちもよかったv