ゲームホリック

ゲーム大好きぃ!!でゲーム脳なのであること無いこと書き散らします。

任天堂、現代のゲームをファミコンミニ化へ

2005年09月14日 | ゲーム
 任天堂はファミコン以降のゲームのファミコンミニ化、ニューファミコンミニシリーズを発表した。ニューファミコンシリーズはファミコン以降のゲームソフトをファミコンミニとしてリメイクを施した、新しいファミコンミニシリーズ。
 ゲームボーイミクロ(以下GBM)の大ヒットとは裏腹に、GBMによってゲーム市場に引き戻されたオールドユーザー層、新規のライトユーザー層の間でファミコンミニシリーズ以外のGBAタイトルの売り上げは低迷。任天堂はカンフル剤としてニューファミコンミニシリーズの投入を図る。

 第一弾タイトルとして任天堂の『ファイアーエムブレム』シリーズ、セガの『バーチャファイター』、ナムコバンダイゲームスの『ミスタードリラー』シリーズが予定されている。


 こんな事になりかねない。新規のGBMユーザーにファミコンミニ以外が売れるのか。任天堂3本の柱の1本であるGBAは純粋にゲームではなく、”ファミコン”というカルチャー、ブランドに特化して行くかもしれない。忍之閻魔帳で触れられているようにGBMは単なるゲーム機ではなく、一種のブランド品なのだ。実はこの事実は大変なことだ。イメージ戦略のソニーでさえいまだなし得ていない、ゲームへのイメージという価値の付加なのだ。アルミ製のボディ、交換可能で種類が豊富な(予定)フェイスプレートこそまさにその具体例だ。
 
 さて一番の問題は携帯ゲームを衆人環視の中で人々が持ちうる環境が生み出されるかどうかだ。ライトユーザーへの更なる普及がその実現を左右する。がんばれ、妻夫木、カエラ!!
 ゲームの社会における市民権の獲得(少なくとも日本においては)の可否はミクロの成功如何によるのだ。