ゲームホリック

ゲーム大好きぃ!!でゲーム脳なのであること無いこと書き散らします。

テレビゲームの何が変わったか メモ書き

2005年09月28日 | ゲーム
 ナムコの岩谷徹氏の近著『パックマンのゲーム学入門』を読んでいて、ふと思い浮かんだのはゲーム、テレビゲームは黎明期のそれと何が変わったのか。
 
 それはテレビゲームの本質の部分だ。『パックマン』などの昔のテレビゲームの面白さはゲームのルールの面白さだ。
 そしてそれ以降のテレビゲームの面白さの本質はゲームへの感情移入、ゲームキャラクターとの一体感、つまりはロールプレイングの面白さこそが面白さの本質なのだ。

 ゲームが複雑に成ったと言われるが、何が複雑に成ったのか。複雑に成ったのはルールではなく、ルールを運営するためのシステムの部分が複雑化したに過ぎない。
 
 で何が言いたいかといえば、ゲームが売れなくなった理由とされているゲームの複雑化はルールの複雑化ではなくて、ルールを動かすためのシステムの複雑化なわけで、もう一度過去のゲームの面白さの本質、面白いルールの創出に力を注げばまだ十字キーとボタンでも十分にユーザーを楽しませることが、驚かせることができるんじゃないだろうか。
 簡単なことではないのだろうけど、やってみるべきじゃないだろうか。