亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

兼六園の見学

2017-09-13 | 兼六園

今日の授業は兼六園の見学だった。

     真弓坂の真弓の木
真弓 
兼六園の入り口に真弓坂という坂がある。

かつて藩主がここから街のにぎわいを眺めていたという。

真弓坂の謂れはここに真弓の木というのがあるからだという。

「真弓の木というのが何処にあるの?」とかつて料金所のオバサンに聞いたことがある。

「さあ?分かりません」。

今日はあいにくの雨の中での見学だった。

傘がぶつからないようにお互い気を遣いながら園内をゾロゾロ歩いた。

高砂大学大学院では毎年兼六園の見学というのがある。

雨に合ったのは今年初めてだ。

今年の案内人は声が小さくてラッパも持っていないので何を言っているのかさっぱり分からない。が、同じ班の中に耳の達者な人がいて、ガイドが言っていることを御親切にも教えてくれる人がいて助かった。

前年までは主に観光名所の説明が中心だったが、今回のガイドさんは園内の植物の事を教えてくれた。

あまりにも多いのでいちいち覚えていられないが、私たちの科は「花樹園芸」なので気を利かせてくれたのかそれとも大学院の方の要請なのか分からないがとても新鮮味を覚えた。

長年真弓の木というのを探していたが、もう兼六園にはないのかと諦めていたので嬉しかった。

兼六園には花や木もただ植えてあるのではなくそれぞれが重要文化財になっていることを初めて知った。

名木唐崎の松の剪定作業が始まっていた。古くなった葉っぱを丁寧にむしり取りその作業が終わると、いよいよ兼六園名物の雪吊りが始まるという。

             玩月の松

唐崎の松のすぐ隣に枝ぶりの良い松の木がある。

とても目立つ木なのにどこにも木の名前も謂れも書いた看板が立っていない。

かつてガイドさんに聞いたことがある。

「これは何という松ですか。」

「・・・・・・・・」分からない様子だった。

それが玩月(がんげつ)の松と知ったのはつい最近の事だ。

辰巳用水取り入れ口
辰巳用水は生活用水で汚染されているので、そのまま兼六園に入れず、上流にある犀川浄水場から導水管を通して兼六園に取り入れられていると聞いていたが、その引き込み口が分からなかった。それがこれだよと初めて教わった。

兼六園の小立野口の料金所の手前にあった。

そのマンホールが左の写真である。 

今日の兼六園も観光客で一杯である。

うっかり知らない観光客の団体さんについて行くところだった。

朝は雨がジャーギャー降っていたが、帰ることには空はすっかり晴れあがっていた。

 

今日飼い犬のコウちゃんが私に妙にまとわりついてくる。

どうやら仲直りしようといっているのか。

家内がコウの耳が妙に臭いといって獣医に診せに行くことになった。

車の後ろに乗って犬のリードを持っていてほしいという。

いつもは勝手に犬を横に乗せて行くのに今日に限ってなんでだろう?

訳が分からぬまま乗って行った。

犬は膝に乗ってきたが、体は振るいえている。

大分気を許してきているようだがまだどこか不安があるようだ。

犬をダッコ出来るようになるには、まだ少々時間がかかるようだ。 


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