亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

突然の事故

2022-12-16 | 健康・病気

今年最後の高砂大学OB歴史会に参加した。事故のため長いこと参加出来なかった教室に初めて参加。
 寒い日だった。が、中は暖房が効いて暑いくらい。
 今日は市内にある著名な神社の宮司の話だった。
 講座が始まって15分ほどして突然目の前で老婦人がぶったおれた。どうやら起き上がれなくなったらしい。役員の方が数名駆けつけて様子を見ている。その時すぐ近くにいた私はただ見ているだけだった。何かできなかったのだろうか。ただおろおろとしてみているだけの自分が情けなかった。
やがて救急車で運ばれたがその間、十数分間授業が中断。公演時間が半分になった。でも、ベテラン講師はうまくまとめて授業を進める。突然の事故で授業時間がカットされてもあわてないで、残された時間でうまくまとめるのには感心する。
 その日の外は非常に寒く、それに比べ室内は暑過ぎるくらい暖房が効いている。
おそらく、その温度差に御老体はついていけなかったのだろ。老人になると、不思議に少々室内が暑くても我慢していられる。それは環境に適応していられるからではなく、感覚が鈍くなって自分のおかれている状況がわからなくなっている。そのため体が悲鳴を上げているのだ。暑ければ上着を脱げばいいものをそれもしないで頑張っている。
 年のころは70少し過ぎたくらいだろう。私も大して変わらない年齢。いつそれが自分の身に起こっても不思議ではない。なんて考えるとぞっとする。
 今日は無事に帰られるだろうか・・・・・・。
屋外は冷たい雨が降り頻る。何だか気が遠くなりそうだった。
これからずっとこんな日が続くのかな。と、思うとこの土地にいるのが嫌になる。

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