亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

久しぶりの尾山神社

2023-02-18 | 神社巡り
和漢洋折衷の神門(神社境内から撮ってもの)

日本と中国と西洋の建築様式を上手く組み合わせた御門です。
てっぺんの避雷針は日本最古のものだそだそう。
三階の窓にはギヤマンと言われる色ガラスが組み込まれています。
ここに灯をともすと日本海を通る船の安全を見守る灯台の役割を果たします。
今は高い建物が建っているので海が見えないが昔は見えたのでしょう。1階部分の石積みは戸室石といって金沢城の石垣の材料として使われた石と同じです。
この神門は建築時に神社の門にはふさわしくないと反対する者が多くいました。ところが、それが市民の間でたいそうな人気で、一時は取り壊し案が出たが中止になりました。
神門の中には大きな〇があります。直径が3.1mあるそうです。

その昔、兼六園?にとてつもない大きな灯篭がありました。ある日そのおお大きな傘が倒れて通行人を殺めてしまいました。
これではいけないと、神様はこの灯篭に罰を与えました。
「お前は人を殺してしまった。罰としてこの神門の下で多くの人に踏まれ罪を償いなさい」と言ってこの神門の下に埋めてしまいました。
この大きな〇の下にその灯篭が埋まっています。ジャンジャン踏んで供養をしましょう。と思って、見ているが誰も踏んでいく人がいないみたいです。
この伝説を知らない人ばかりのようです。

別の入口には立派な神社本来の鳥居があります。
本殿 (利家と松が祀ってある)

全国各地から多くの新婚さんが結婚式を挙げるためにやってきます。
拝殿の中を覗くとその結婚式風景が見られることがあります。
その隣に寄り添うように小さな神社金谷神社があります。

歴代の藩主とその奥方様を祀ってあります。

母衣を背負った利家の像


 芸術的な像があります。(母子順風之像)

おや金のカエルがいっぱいいます。

梅の花が一杯咲いていました。

尾山神社の境内から橋を渡ってお城に行けます。(鼠多門

この門を潜ると2代藩主利長の奥さん玉泉院(信長の4女)が晩年を過ごしたといわれている玉泉院丸庭園があります。そこから先は大きな加賀藩のお城が控えています。
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1 コメント

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Unknown (みゆきん)
2023-02-18 14:33:52
旅行して行って見たいな~

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