兼六園の隣にある金沢神社で神道の話を聞いた。
外国の人には神社と寺の違いをなかなか理解してもらえないそうだ。
禰宜「神社とお寺の違いは何だと思いますか。」
聴講生「神社は生きている時に行く、お寺は死んだら行く」
禰宜「神社と言えば鳥居、神主、巫女など思い浮かべますね。実は日本最古の宗教でそれを作った人がいない。仏教には釈迦、キリスト教にはキリスト、イスラム教にはマホメットという教祖様がいる。だが、日本の神道にはそのような人がいないのです。ですから、経典もなければ教えもありません。」
日本の神道には三つのNOがある。
一 神道には教祖がいない。
仏教には釈迦、キリスト教にはイエスキリスト、イスラム教にはマホメット。だが、神道にはいない。
二 経典がない。
聖書や、コーランと言った経典がない。
三 宗教の教えがない。
神のことを英語ではGod と書く。日本の神はkami と 書く。
外国の神は必ず大文字で始まる。日本の神は小文字です。これは外国の神は一つだからです。それに比べ日本の神は八百万の神と言って数えきれないほどいます。
外国の神は、神様が一番偉く、次に人間、そして自然です。
日本の場合、山の神、海の神、川の神、石の神など沢山います。
神も人間も自然も平等です。
外国の場合はまず人間を作った。そしてその下に自然を作りました。それに比べ日本の場合神も人間も自然も同列でどちらが上でどちらが下ということはないのです。
金沢神社には六つの神様が祀られています。
菅原道真公(学習の神・前田公の遠祖)
白蛇竜神(災難除け)
白阿紫稲荷大明神(稼業繁盛の神)
琴平大神(交通安全の神)
前田斎弘(12代藩主)
前田斎泰(13代藩主)
白蛇竜神は雄雌二体あって雄は毎月朔日に御開帳。正月には雄雌二体が御開帳される。
金沢神社の屋根には立派な鳳凰ある。
中秋の名月になるとこの鳳凰と名月が重なります。
これは偶然ではなくそうなるように作られたのだそうです。
菅原道真公は牛を大切にしていたようで当神社にも居てその名を夢牛といってその牛の額を撫でると夢がかなうとか。
白阿紫稲荷大明神
神社の境内にあるお稲荷さんの御神体は宇宙から飛んで来た隕石だそうだ。
でも誰もその御神体を見た者がいない。
兼六園ではカキツバタが見ごろを迎えている。
コウちゃんは食べ物が欲しい時だけ寄ってきます。そうでないときには相手にしてくれません。
コウちゃん
食べ物の時だけ甘えん坊?
ちと想像して笑っちゃったわ( *´艸`)
初夏気分よん^^