亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

謡曲 張良

2023-03-26 | 能楽
謡曲「張良」を習っている。
張良とはどんな曲か。
謡曲とは日本の平安時代や鎌倉時代の話だが、中には中国の話もあるようだ。
間狂言とは能の上演の途中で出てきて物語の内容を説明する所。能というのは動きが少なく観客には分かりづらいので途中で狂言師が出てきて物語の内容を説明する。

張良とは紀元前中国は秦の時代から前漢の時代に生きた劉邦の軍師として大活躍した人らしい。
夢の中に黄石公という伝説上の人物が現れて沓を落として履かせよという。
なんとも生意気な老人だと頭に来そうだったが、この老人はただ物ではないと思って言うとおりにした。
5日後にここに来れば兵法の秘伝を授けようと言ったので5日後に指定された場所に行こうとしたがそこは意外と遠く約束の時間に間に合わなかった。
怒った老人はさらに5日後に来いという。
今度はまだ暗いうちに出掛けて老人を待ち受けた。
今度は履いた沓を川の中に落としてとってこいという。

大蛇は観音様の化身で張良の心を試したのだった。
今後守護神となろうと言って老人は消え失せた。
中国の歴史は苦手でほとんど知らない。
理解するのに苦労した。

紅モクレン

いつもの法話会の会場のお寺の前に立派な木蓮が満開だ。
城址公園の桜はまだ3分咲き。
大きなカメラをぶら下げて出かけたが、撮るのはまだちょっと早いようだ。
それでも気の早い若いカップル?が花見をしていた。
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1 コメント

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Unknown (みゆきん)
2023-03-27 13:46:54
まだ桜は早いの?
こっちもまだまだです。

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