今日の謡曲教室はおさらい会だった。
桜川のワキを謡った。
うたい終わったら、後ろでシテを担当した女の人から、「私の謡うところを謡われてしまった」とクレームが来た。
「どこどこ?」と尋ねてみたが、耳が悪いので彼女の言っている所がさっぱりわからない。
悪いことしたな、と反省もするが、そんなことってあるのかな。
コロナ禍のせいで長いことおさらい会をしなかったらしい。
桜川とは、母子二人で貧しい家庭で育った桜子は母を助けようと自ずから自分の身体を人買いに売った。人買いはお金と桜子の手紙をもって桜子の母を訪ねた。驚いた母はいなくなった桜子を訪ねて日向国(宮崎県)を旅立った。
三年の後桜子は常陸国(茨城県)の磯部寺の住職に弟子入りしていた。
住職は花見をしようと桜子を桜川に連れて行った。
そこで出会ったのが物狂いをした母親だった・・・・・・。
コロナ禍で換気のために開けてあった窓を虫が入ると言って閉めた人がいる。今日は暑いというのにないいということをするのか。
折角の美田がブタクサの林と化している。農家の息子は後を継ごうとしない。
悲しいことにどんどん田んぼが放置されていく。
今や土地はあっても誰も田んぼをしようとしない。