亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

謡曲教室「経政」

2022-11-12 | 能楽
謡本「経政」は19pあります。
謡曲教室は1時間半あります。
今回はその本を一気に最後まで習いました。
凄い強行スケージュールです。
集まっている生徒さんは素人ばかりです。
こんな教え方でいいのかな。
早すぎてついていけません。
赤ペンで沢山書き込みされています。
親切なようで迷惑です。
他人の付けた印はその意味が分からないので迷惑です。
古本屋さんに行くとこんな謡本がたくさんある。
書き込みのない本は千円以上します。
書き込みがあると500円で買えます。
新品だと3000円以上するのでちょっと買えません。
新しく謡を習おうとする人は殆どいません。
謡曲教室はいつ亡くなってもおかしくない人ばかりです。
謡をやっている人たちが亡くなると、遺族の方は山と積まれた謡本を古本屋さんに持ち込みます。
本人は売る気がないので好きなように書き込みをしているのでしょう。
平の経正は若年ながら琵琶の名手だったので時の天皇に寵愛されました。
都落ちする時その琵琶を宮中に返しに来ました。
経正が戦死したので宮中で経正の弔いの法事を行っている場所に経正の霊が表れて舞を舞いました。
 謡っていると自分の声が耳の中のどこかで反響して大きな音になって聞こえ、周りの人の声が良く聞こえません。
だから、声を合わすのが難しい。
時々どこを謡っているのか分からなくなります。
周りの人は迷惑しているのではないかと気になります。
素人ばかりでへたくそな人ばかりなので誰も文句は言いません。
綺麗なユリの花が咲いていたので撮りました。
この花は何という名の花でしょう。

綺麗ですね。
コメント (2)
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