俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

1月20日(月)

2020-01-20 16:40:59 | 日記

快晴
紅梅に青空いつもと思うなり    正子
灰ねずの辛夷花芽丘にあり     正子
やぶ椿折りたき枝の遠すぎる    正子
西空は明星光る寒の暮       正子
山寺の僧に教わる三十三才     正子
茎漬に飯の湯気さえ白かりき    正子
しゃりしゃりとみぞれ降る中街へ行く 正子
駅までの百歩みぞれに傘ひらく   正子
みぞれ降る音に芽吹きぬ活け柳   正子

●信之先生を連れ出し、鯛ケ崎から5丁目の丘を散策。1時間。森戸原第二公園で休憩。持参のコーヒーを飲む。私は、紙コップに入れたコーヒーを手からすべらし落としてしまった。わずかに残ったのを水筒から飲む。枯れ木に小鳥。目白ではないが、目白に似る。双眼鏡が欲しい。

●鷦鷯・三十三才(みそさざい)の声を初めて聞いたのは、愛媛県の出石寺。早春、ミツマタの花が咲く雲海の上の寺に着くや、杉の木のてっぺんで弾むように鳴く鳥。挨拶よりは先に、あの鳥は?と出迎えの若い僧に聞く。さらりと「みそさざい」といって寒そうな衣を翻し、すたすた玄関へと案内してくれた。この鳥の季語は冬。里に下りているのが冬のようだ。春は山にいる。みそさざいは山で出会いたい。その時の季語は春がいい。

●元希の誕生日プレゼントを何にするか。クリスマスは本人の好きな消防隊のレゴ。去年は地球儀にして、たぶんくるくる回るからか、大いに喜んだ様子。今年は、星座望遠鏡か、天体望遠鏡かと、ネットで探す。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする