自分が「今」にいようと思って、一年弱くらい。
これが面白いことに、自分だけじゃなくて他人も昔を忘れて「今」にいたとしても同じくらいOKになった。
「あの時、あー言ったことをチャラにするわけ?」
「やった方は忘れても、やられた方は忘れないのよ」
みたいなことも思わない。
これも「水に流そう」と力んでいるわけじゃなくて、勝手ににそうなる。
思い出したら苦い自分の過去も、人に何かされて頭にきた過去も、二つは同じで違いがない感じ。
逆に言えば「やらかした申し訳なさも消えるわけ?そんなの許せない」と思っている人は、「自分がやった失態にも同じくらいの執念で忘れられず、苦しい」のでは?
思考というのは
「自分の嫌なことは忘れるけど、人の嫌なことはいつまでも覚えている」
または、
「自分の嫌なことは覚えているけど、人の嫌ことはすっかり忘れてしまった」
なんて都合よくはいかないのだ。
もし、復讐心に燃えてアナタをに執拗ストーカーしているような人がいたとしたら、その人は同じように過去の自分に地獄のように苦しんでいる。
こういうことも、知ればラクになるのではいかと思う。