6/18に厚生労働省が各都道府県に
「新型コロナウイルスの感染者がわかり、その後に死亡が確認された人た人は、死因を問わず、新型コロナウイルスで死亡した感染者としてすべて公表するように通達された」
ということをご存じだろうか。
知らなかったわ( ̄▽ ̄;)
ちなみに「埼玉県はこれまで死因が新型コロナウイルスによる肺炎と判定されたものだけ計上してきましたが、国の示した基準をもとに改めて数えなおしたところ、13人増えたということです。
これで埼玉県で死亡した感染者はこれまでの52人から、65人になりました。
県は『新型コロナウイルスの致死率を明らかにするために、癌など別の病気が死因となっていた人も計上していくしかなかった』と話しています。
(資料:京都大学大学院医・上久保靖彦特定教授、吉備国際大学大学院保健科学研究科・高橋淳教授)
通達されたという文書を画像で見たら、確かに
「新型コロナウイルスの感染者が死亡した時には厳密な死因は問いません」「厳密な死因を問わず、死亡者数として全員を公表するようにお願いします」
と明記してあった。
いやいや欧米ではそういうことをやっていると聞いたけど、日本でも同じですね。
組織って「報告」とか「集計」をするとなぜかこういうことをするんだよね。
Sで報告とか集計をやっていた人も、この手のことってあったのでは?と思う。
私はずっとS新聞が日本で3番目の販売部数だ、それだけ多くの人に読まれているのだと聞いていたけど、後に実態は、幹部同士で他部数購読を回し合いながら数字を挙げていたことを知って茫然としたことがある。
ちなみにその人たちは人柄は皆「良識的ないい人」たちだった。
いい人たちが変なことをすると、瞬間、変なことじゃなくなるというのか、あっさり通過するというのか、一種の魔法みたいなものだろうか。
数字もグラフも人の手にかかると何でもアリですね。
娘が夏休みの宿題でコスモスを育てている。
朝晩に小さな鉢に霧吹きで丁寧に水をやりながら、真剣な表情でじっと観察している。
「そのまま」を見ている、それだけのことが、何とも愛しく思えてくる昨今ナリ。