快風丸

俺の船に乗らないか。

瓦の波

2013-05-21 01:06:08 | Weblog

 こう正面から見ると、瓦屋根が波打っているのがわかると思う。

ここ数年は無いが、九州北部は結構雪が降る。30cm積もることもある。

この旧式の屋根は、瓦の下に土を置いてあるのだそう。

湿気を含みやすく、重い。

現状で、雪が10cmも積もれば、屋根が落ちると言われた。

台風、突風、長雨、とにかく急いで壊さなくてはならないのだ。

窓に鉄格子がはまっているのは、銀行だったころの名残らしい。

中に巨大な鉄扉の金庫がある。

パーマ屋に貸してたこともあり、鍼灸院だったこともある。

建物がなくなると、そういった歴史の伝承が途切れてしまうと実感している。

奈良や京都の木造建築を残す意味合いがやっと少し理解できた気がする。


廃家

2013-05-20 00:23:05 | Weblog

 実家に帰省して、これを取り壊す算段をしてきた。

建坪60坪。

立派な国産の新車が買えるくらいかかる。

もう長年空き家で、いつ倒壊してもおかししくない状態。

誰もが気にはなりながら、なんせ一大事業になるもので、二の足を踏み続けてきた罪深き案件が

やっと解決に向けて動き出した。

今月中に着工予定。


行くぞ2号

2013-05-17 22:55:51 | Weblog

 白いタイヤを希釈アルコールで拭き、チェーンを洗浄し、ブレーキの引きしろを調整し、空気圧、チェーンにオイルを。

ボトムブラケットにガタが出てるので、増し締め。

これだけで、グッと快適になるよ。

 


コーヒーケニア

2013-05-17 00:17:51 | Weblog

 大きな気の荒い野生動物がたくさんいるという漠然としたイメージのケニヤ。

しかし、高品質のコーヒー産地らしい。

 酸味が強いコーヒーを選んでいろいろ試している。

これは、豆の香りがする。高級な枝豆の甘く、こうばしい香りがする。

柔らかい感じの上品な酸味が加わり、飲んだあとの余韻も心地よい。

良いのを発見した。

 


スタンド

2013-05-12 18:25:43 | Weblog

 ギタースタンド。

高校のころ、壁に立てかけといて、自然に倒れて、ネックが折れたことがある。

大事なギターは、ケースに入れるか、スタンドに立てるか。

 もうちょっとしっかりホールドしてくれる安心感がほしい。

音楽家にとっての楽器は武士にとっての刀。

しかし、立派なスタンドは高い。

武士は食わねど高楊枝。

さて、食えない音楽家は、ホームセンターへ。

スポンジカバーという品名。

適度な弾力があり、気持ちの良い握り心地。

長いのが¥98、短いのが¥78。

楽器屋には売ってない。

バンデージは失敗。

ギターを乗せると、つるつる滑る。

下のパイプに打ちつけて、ボディに傷つけてしまった。

 

バンデージは、外しました。

トータル ¥352。

金はなくとも、知恵と体力があれば、この経済至上国家でも何とかなるのだよ。

 

 堅気の衆は、¥3,000あれば、高いスタンドよりも、LIVEを見に行こう。

そのほうが、音楽家としては、よほど正しい選択だと思うのです。

あ、マリーアンドファナーズなら、¥1,500です。

8/14、よろしくお願いします。

 

 

 

 


いいわけと運指

2013-05-11 18:02:31 | Weblog

 ギターのピック。

学生のころは、1.2mmのフェンダーの白。

歌を歌いながら弾くようになってから、ピックを薄いものにした。

もっと薄いのを使ってた時期もあるが、クレイトンの0.8mmに落ち着いた。

ピックは薄いと、コードストロークが気持ち良い。各弦の音の粒がそろいやすい。

つまり、ある程度、いい加減に弾いても、ピックがそれなりに修正してくれる。

しかし、音の強弱をつけにくい。ニュアンスが表現しづらいという特性がある。

テクニカルなプレイよりも、初心者に向く所以である。

 

歌いながら弾くので、ギターは、多少手抜きになってもしょうがないだろうと開き直っていた。

正直、ギターを手に取るのは、年に数回のスタジオ練習の前後のみになっていた。

しかし、そもそも単音でメロディーを弾くのが好きだし、得意意識もあった。

練習不足で、指がかつてのように自由に動かないことは気が付いていた。

でも、ボーカリストのギターだからと自分に言い聞かせて、サボっていた。

 新曲のソロパートで、緩急をつけたドラマチックなフレーズを入れたい。スタジオで即興で試したが、

アイデアはあっても指がついていかない。

 もう自分をだますのはやめよう。

3月末から、毎日、ギターをさわることにした。

運指の練習。

継続中。

地味な練習。クロマチックスケールの上り下りをオルタネイトピッキングで。

なかなか右手と左手のタイミングが合ってくれない。

 

特に時間は決めていないが、30分から一時間。

このての訓練は、近道はない。

そして、練習は裏切らない。

 

ピックの厚さを替えた。何年振りだろう。

それほど意識は高まっている。

まだまだ、なかなかイメージと実際の音にギャップがある。

でも、苦にはならない。

きちんと音が出ると、ピンボールのリプレイ獲得ノッカー 「コン!!」 みたいで気持ち良い。

気が付いたことがある。

やっぱりギターが好きだ。