快風丸

俺の船に乗らないか。

透明エフェクターボード

2015-04-05 22:34:24 | Weblog

 では、透明エフェクターボード、いよいよ大詰めです。

何でエフェクターを固定するか、迷い悩みましたが、ネジ止めを選びました。

エフェクターの裏フタを外して、穴の位置をマーキングします。

 

で、買い間違えた六角軸のドリルビットを手に持って、ポンチ穴を空けます。

 ドリルを使うのは、人生初かもしれない。

では、丸軸をハンドドリルにセットします。

出来るだけ垂直に。

下に板を敷いておかないと、アクリルの場合、貫通した時に、裏側が欠てしまうらしい。

 で、4mm穴に対して6mmのボルトもあるので、これは、テーパーリーマーで。

リーマーを使うのは人生で初かもしれない。

 

さて、ここで、アクリル板をカットします。

普通のカッターでは、まったく切れないらしいです。

専用品。

アクリル板を切断するのは人生で初めての出来事かもしれない。

 

 何度も繰り返し、掻き切るのです。

糸のようなクズが出ます。

 

 厚さの半分まで切り進んだら、手で割るらしいのです。

5mm厚なので、2.5mmまで行くために、切削油として、食用油を。

だいたい半分かな、と思ったら、さして力を入れずに、スカッと割れた。

パキッではなくて、スカッ。

手ごたえ無い感じ。

硬い素材はもろいのでしょう。

  布ペーパー60番。荒目で角を落とします。

 

 

では、重量を図ってみましょう。

けっこう、重い。

洗います。

 

 

 エタノールで、レイアウト用の枠を消します。

アルコールってすごい。マジックインキが、まるで無かったかのように消えてしまう。

マジックの上、イリュージョンだ。

かつて、こんなすごいもの飲んでたんだなあ。

遠い昔のことのようだ。

 では、ネジ止めしていきます。

 ボードの裏に足を付けます。

これも、ネジ止めにしようかと迷いましたが、貼り付け式にした。

これは正解。

というのは、アクリル板、けっこうたわむのです。なので、数を配置しないと、強度を確保できないとわかりました。

 

 

できた。

美しい。

ネットの情報が最大限に生かされた。

適切な素材の選定、ネジ選び、工具の選定。

最小の投資で最大の効果を。

手間を惜しむべからず。

そして、たくさんの人生初がここに結実した。

 クリスマスみたいだ。

 今回、導入した、右上の小さなPURETONE。

バッファーです。

これ、すごいです。

ギターのピックアップから出る電流は、ハイインピーダンス、すなわち、とても弱い電流。

水道で例えると、水道管の中をチョロチョロと流れる細い水流。

これを、バッファーを通すことで、流れの勢いを増してやるのです。

そうすることで、電気抵抗となるトゥルーバイパスのエフェクターを並列に通ってきても、一定の水流を

維持して、音質劣化が少なくなるというもの。

いままでは、そんなの、オカルトの類いだろうとタカをくくってきた。

 

 この10Wのアンプを小さな音で鳴らしても、その効果は、はっきりと確認できた。

バッファを通した方が、高音域が出る。

音がはっきりとする。

耳栓を外したような感じ。

これは、スタジオで鳴らすのが楽しみだ。

これでたったの¥7,000。

ライバルにはだまっておこう。

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
初めまして (荒井)
2017-12-05 03:34:28
僕もアクリル板で作った自作ボードを使ってます!
話は変わりますが、アイソレートされてないパワーサプライからデジタルとアナログを一緒に給電されてる様にお見受けしますが、ノイズとかは大丈夫ですか?
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ノイズ (oni)
2017-12-05 09:40:57
あまり電気の関係に明るくないのです。
ギターがストラト(シングルコイルPU)なので、ノイズに関しては最初からあきらめています。
ライブ中はさして気にもしていませんが、、スタジオで、気になってはいますが、こんなものと思ってもいます。

逆に質問で申し訳ないのですが、デジタルとアナログの電源を独立させるとノイズが低減されるのでしょうか?
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