駅の駐輪スペースで見つけた。
これは、カンパニョーロのデルタブレーキ。
自転車に付いている実物を見るのは初めて。
美しい。
アルマイトのカバーの下に機構が隠されていて、中に鋼板とバネが入っていて、センタープル方式になっている。
今は、ロードバイクの主流は、サイドプルという左右非対称型の造形である。
80年代の短い一時期、ツールドフランスでも使用されたらしい。
しかし、美しさを追求するあまり、内部機構が複雑で、メンテナンス性が悪く、効きも良くなかったみたい。
短命で終わったらしい。
しかし、この面積の広い美しい光沢のアルミカバーと線対称デザインが織りなすエレガントな安定感。
イタリアンプロダクツの面目躍如である。