東京タワーを仰ぎたい

　さて、地下鉄を乗り継いで東京タワーへ。地図を片手に、おのぼりさんというより、外国人観光客なみのベタコース。

　リリィさんの小説で泣きましたからね。にしても美しいと思うのです。間近に見るとなかなかの迫力。遠くから全体をなんてつまらない写真は撮らない、真下から寝っころがって、見上げるアングルでカシャッと。

　すごい行列ができている。イベント？　いえいえ展望台行きエレベータを待つ人、１２０分待ち。高いところが怖い私は、登らない理由ができて安心する。
ショップに行ってみた。あるあるタワー型フィギュア。なぜか金色のタワーの横に五重の塔が等々、やる気ないグッズのオンパレード。
￥１，０００のライトが仕込んでるヤツが欲しい。なぜか赤、青、金、銀のカラーバリエーション。リアルカラーじゃないのでやめた。ステンドグラスになってて、中にキャンドルが灯せるヤツにする。￥８００．－でおしゃれ。

　外でかみさんを撮る。偶然だが、もう一枚の見上げたアングルのと上下に並べると、東京タワーの全景が現われる。写真ってこういう偶然性が面白いです。意図しなかったが、面白い効果になることがあるのです。

　１５：３０、堪能しましたタワーに背を向けて、いざ、九段下へ。旅は続く。