貝の独り言

人見てもよし、見なくともよし我は咲くなり。でも見てもらいたいなー。宜しく返待つ。 

とうかんや

2015年11月27日 21時39分09秒 | Weblog

 私が小さい頃、「とうかんや」という日が有りました。 この日は、藁を燃やし灰を作り炬燵の古い灰と入れ替えて、炬燵を建てる日でした。 この日が来るまでどんなに寒くても炬燵は建てずに我慢させられたものです。
 この「とうかんや」という日が何日だったのかを忘れていました。なぜなら、炬燵も今では電気炬燵に変わり炬燵からストーブに変わったからでしょう。
 我が家では、ガスストーブに替わって、スイッチオンですぐに暖まり始めます。便利になったものです。最近の新築住宅では「床暖房」がはやり始めたとのことですが、新築をして「床暖房」にするなどと言うことは夢のまた夢です。   
 この「とうかんや」というのは旧暦の10月10日のことで、今年は11月21日だったそうです。
 「十日夜」(とうかんや)は、東日本で多く行われていた収穫祝いの行事で、田の神が1年の勤めを終えて山に帰る日だと言われています。
 「十日夜」が過ぎると寒さが進み始めると言われています。明日の朝も冷え込みそうです、暖かい格好で早朝配達に頑張らなければと気を引き締めているところです。