怒りのメゾフォルテ

娘を奪われました。二度と帰ってきません。奪った人たちの対応に怒りが募ります。

8月13日 私にとっての「命」、の手紙

2011-08-13 18:25:20 | 事故後の動き
今日、私の気持ちを表す気持ちをポストに投函してきた。



2011年3月に教職員の人事異動が新聞で発表される前日だった。

学校から報告がある、というので主人も仕事を早めに切り上げ帰宅して待った。
たぶん先生達の人事異動の報告?

「ピンポ~ン」とドアのチャイムが鳴り、
「こんばんわ」という先生達の声。
でも、予想していた人数よりかなり多くてビックリ。

なんと事故を起こした野外活動で、引率した教師8人のうち 5人 も来た。
円満退職を待つ元校長を除くと、学校に残るのは、2人しかいない。

まだ中学に来て1年目の先生もいれば、
私の前で泣いて「辞めない」と言った、30代半ばで退職する担任も。

唖然として「先生達にしかできない、事故の経験を新しい学校で活かして下さい。」と言うのがやっとだった。

翌日の新聞掲載をみて、生徒達はどう感じるだろう?
保護者はどう思うだろう?
 


 「責任を持って、娘や生徒達が卒業するまでいて下さい。」 ってお願いしていたのに。

これが大人の責任の取り方? 5人もいれば、何か生徒達に大人の責任の取り方を、形にして残すこともできたのでは?

それで、学校を通して、○○中(娘の中学)を去る5人の先生達に手紙をお願いした。

2年に進級しただろう娘が残した作文。
「私にとってのお母さん」というタイトルであり、涙で一杯になりながら読み進むと、最後は「いてくれてありがとう」で締めくくられていた。

先生達にお願いしたのは「私にとっての命」というテーマで、
「娘に」「郵便で」「連絡先明記」で、娘が楽しみにしていた本当の手紙で下さい。

しかし、
返ってきたのは、学校から届けられた手紙2通と郵便2通だった。
しかも連絡先は明記のはずもなく、親の私達宛だった。

     娘の命の重さって?       逃げれば終わりって?   

真剣に 娘の命 に向き合おうとしない、先生達に対して、やるせなさだけが募った。