怒りのメゾフォルテ

娘を奪われました。二度と帰ってきません。奪った人たちの対応に怒りが募ります。

8月23日  冊子の広がり2<教師に読んでもらいたい>

2013-08-23 07:41:52 | 市教委に対して
昨晩は豊橋市教育長と教育課長の弔問があった。


私:「8月の上旬に静岡大教育学部学校教員養成課程の准教授の先生がみえ、

冊子を教員を目指す学生に使いたいと言ってもらいました。

教員養成に責任と使命感をもった先生で嬉しかったです。


私達は豊橋市教委への冊子寄贈に、生徒さんではなく、

    現場の先生に読んでもらいたくて寄贈したんです


それで主人も愛知教育大にメールして冊子を寄贈させてもらえないか?(15冊寄贈希望の返事)、
知り合いのつてを頼んで、名古屋大に寄贈させてもらえないか? と動いています。

残念ながら一般人の私達には、教育大や教育学部のある大学につてはありません。
冊子寄贈の記事が掲載されても地元愛知の大学からは、連絡ひとつ入りません。

私の三重の高校時代のクラスメイトが、福島大教育学部の教授(前任は鳴門教育大)をやっているので、冊子を送ったり、
東京でフリースクールの先生(以前は三重の高校で教師)をやっているので送ったり細々やっています。


それで考えたんですが、

事故で引率した先生達の出身大学(静岡県立大・名古屋大・愛教大・山梨大等)に寄贈させてもらえるよう掛け合えないかと


本来なら先生達自身に掛け合ってもらえるのがベストなんですが、もう誰も弔問に来ない


一人の生徒が自分達の招いた事故で命を落としたというのに、
なんの責任も感じていない!



おたくの大学の卒業生が引き起こした事故なんですよって、寄贈しようかしら? 」


教育長:「そんなことを言えば、先生達は萎縮してしまうぞ。

愛大(豊橋本部)に知り合いがおるからあたってみよう。」

私:「 主人は遺族感情を全面に出せば、読むものも読んでもらえなくなるぞと言いますが、
私が大事にしたいのは、そんな遠慮ではなく、あくまで学校現場での生徒の命です。」








*****
教育長:「盆は同級生は来たか?」

私:「盆とか月命日とか意識があるのは、大人だけです。

お友達は(娘が自分で選んだ?)娘の誕生日を一番大事にしてくれています。」












*****
冊子に掲載している、私が綴った娘への思いの文に、心を動かされた とよく言ってもらう。 


そう言われる度に苦い思いがする私。

ちょうど3年前の事故当時の今頃、私達は担当の刑事に調書の宿題を出されていた。


 ← 刑事から渡された調書要点のプリント 

刑事事件の遺族はこんな辛いこと(亡くなった娘の事)を、綴らないといけないんだと、主人と涙で綴った文。

娘への溢れる思いで一杯になった文面を、冊子用に私の部分を加工した。

この私達の調書の文面は、後の書類送検前に私達の処罰感情も書き加えられ、刑事に確認を求められた。


今読んでも涙で一杯になるが、当時しか文にできなかった感情を文に残してもらえて感謝している






*****

私達の冊子はあくまで、事故当事者ではない親の私達が知り得た事故情報の事実を記したにすぎない。


上手に言えないが、



                その事実から真実を掴んで欲しい 



                                                  と願って。



4月17日 冊子寄贈に向けて3<市教委>

2013-04-17 08:02:48 | 市教委に対して
昨日16日晩は、市教育長と課長の月命日弔問があった。


いつもの市教育委員会5人ではなく、個人的な2人の焼香を終え、開口一番に、

加藤教育長: 「 冊子作成は順調に進んどるか?  」

小プロ、静岡県教育委員会と、USBメモリーを渡し承認を得、
寄贈前には、豊橋市教育委員会にも確認してもらいたい旨を伝えた。






第1章・・・転覆事故の概要

(1)浜名湖でカッターボート転覆事故が発生
ーーーーーーーーーー
事故当初の記事は、「大雨洪水強風波浪雷の各注意報がでているようなこんな日にどうして訓練なんか行ったのか」が、第一の大きな疑問として取り上げられていました。「訓練を決行したのは誰か」に市民の関心が寄せられました。また新聞報道から、カッターボート転覆の原因は、えい航経験のない三ケ日青年の家の所長がえい航したことによるものだと捉えた市民は少なくなかったようです。この時点で豊橋市は「教育行政として豊橋市は安全確認義務を果たしたのかどうか」と言う視点からの追及はなかったと思います。
この年(2010年)の10月、私は豊橋市に事故の原因究明を求める要望書を提出しましたが、豊橋市長はこの要望書に対して、会見で「『市として何が調べられるかな』という気がする」と述べ、「事件としては、静岡県警がやる。海難事故としては専門の人たちがやること」と否定的な認識を示しました。教育現場での原因究明についても、教育委員会が教育委員会の中で調べていただくこと」と述べたと新聞が報じていいます。教育行政が、教育の現場とかかわることなく行われている現実をここに読み取ることができました。

学校で、こどもの命を守ってくれる人は誰ですか。

どのように守ってくれるのでしょうか。









*****
4/14 静岡県教委の3人の課長(元・前・現)と前次長(今年異動)の挨拶を兼ねた弔問を受け、

主人:     「 事故の教訓を繋げていくことが大事なんです。 」 







*****
16日 教育長:「 3年で、教職員はほとんど異動になる。

変わっていないのは、静岡県教育長(と私)か。
 」




高校に進学した同級生の様子と、校長OBの危機管理への活用の話等をし、教育長と課長が帰ろうと立ち上がった時、



私:「 4/1 HPに和解文を掲載すると聞いていたのですが、今日確認しても、教育委員会HPはH24.4.1のままです。 」




9月23日  火中の栗?

2012-09-23 08:32:41 | 市教委に対して
9/20に市教委の月命日の弔問があった。
教育長はいつも最初に、主人に対し「仕事始めたか?」と訊くが、9/20は「裁判あるから無理か。」で終わった。

先月の弔問時に、山川先生が弔問に来ないことを批判した私に、 「来月の市教委の弔問に一緒に連れて来る」と言った。
だが、山川先生の姿はなかった。
それどころか、山川先生への市教委からの誘い自体も、忘れているようだった

主人にも「連れてくるハズないよ。」と言われていたので、
市教委に届けてもらうように、私は山川先生宛ての手紙を用意していた。

  抱きしめてくれる一人娘のいる山川先生なら、同じ一人娘を亡くした母親の私の気持ちが解るでしょうから」 と。


*****
民事を起こしてまで章南中と対立している私達に向かって、
  「 どこから ボタンの掛け違え が始まったか? 」 と訊いてきた教育長。

そこで、遺族に甚だしく誠意のなかった元校長(水野)と、現校長(合川)まで批判すると、
「中途(9月)で任命し、合川には 火中の栗 を拾わせてしまった。」と嘆いた教育長。

               私達って火中の栗???  


*****
9月の定例記者会見で、「3月までには和解を進めたい。」と言ったらしい豊橋市長。

 11月の市長選でとおるつもり??? 


夏休み期間に東京へ一泊の視察に行った、9/30任期の教育長。

 国の税金使って視察して、再任されるつもり??? 


              大きくボタンを掛け違えている、トップ達・・・

6月21日  ハズレの校長 2

2012-06-21 13:50:08 | 市教委に対して
                 「 廃人と化しています。 」

昨夜の市教委の命日の弔問時、現課長は私の元校長への質問にこう応えた。


新旧幹部9名の男性だけの、真っ黒なスーツの集団の弔問。

校長だけではなく、奥さんも病んでいて、市教委からの電話もとってもらえない・・」と。

相変わらずの 夫婦でウツ病をかかげる、自己弁護の元校長夫婦


*****
6/8夕に弁護士事務所に行った私と主人。

事務所の裏にある立派な元校長宅には、奥さんの軽も校長のアウディもなかった



重度ウツ病で運転してどこへ???

4月18日  やってますのアリバイ作りの市対策マニュアル

2012-04-18 08:27:43 | 市教委に対して
今日の朝日新聞朝刊にも、昨日の「提訴」表明の記事が大きく掲載されていた。
                   
削られた文言(記事より)
 豊橋市教委は昨年、校外学習の安全確保の指針を公表今年4月に改訂し、「再発防止に取り組んでいく」としている。市教委が市議会に出した原案には「教育活動は学校の責任において行われる」との文言があったが、公表時には削除された。担当者は「どんな場合でも学校の責任と言う曲解を招く心配があるため」と説明する。
 一方、静岡県教委が4月に示した教員向けのマニュアル案では、「学校の責任で教育活動が行われる」となっている。
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*****
静岡県教育委員会が9日に、持ってきた 教員向けのマニュアル案


引率指導者としての心構え」 として、

  活動を推進する 主体は 学校である という意識を常に持つ


*****

学校の先生の言うとおりにして、

   怖くても   辛くても   ボートを漕いだ娘

        命を落とす最後まで

              先生達を信じていただろう・・・


****
   今日で    22回目の月命日

4月4日  謝罪の意味が理解できないトップ達 6 (市教委)

2012-04-04 14:57:44 | 市教委に対して
昨晩は低気圧の嵐の中、昨日の朝刊に記事を書いた朝日新聞記者の取材を急遽受けた。


今日の朝刊にも2日続けて、事故を教訓とし3日に改訂した、市教委の校外学習マニュアルに関するの記事を掲載するという。
               ← 4/4 朝日新聞地方版記事


改訂内容は、大雨などの注意報が発令された時でも屋外活動の中止など、気象情報に関する判断基準の一覧が新たに示されている。

浜名湖ボート事故では、大雨や強風など5つの注意報が出ていたにもかかわらず
カッタ-ボート訓練を実施していた


*****
主人のコメントは、

「 再発防止に最も大切なのは、先生方の安全意識を高めることだ

しかし、

 『悪かった』と謝罪しないままどの部分を反省するのかがはっきりしないのに マニュアルだけ改訂しても不安が残る。 」

3月29日  市教委の人事異動

2012-03-29 08:27:14 | 市教委に対して
昨晩は、毎月命日で弔問を受ける市教委の幹部から、4月に校長職に異動になる2名の弔問を受けた。
「いつものお供えは花なのですが、今日は岡崎の絵ろうそくでして、月毎の季節の花の絵が描かれています。」


*****
同時に、市教委から始めて弔問に来た2名からも、挨拶を受けた。

一人はこの春から、娘の卒業した杉山小の教頭となる男性。
もう一人は、娘の章南中の教頭となる、女性であった。

「お久しぶりです。」と女性新教頭。
実はこの女性と会うのは、すぐには気付かなかったが、私は2度目であった。
娘を突然失くし、心のケアが必要となった母親の元に、2人目、3人目と臨床心理士を連れて来たのが、事務職だと思っていた彼女であった。

びっくりして私は思わず、  「 嬉しいです。  前の校長(校長はそのまま)も教頭も苦手 でしたので。 」

以前教育長に、静岡には多くいる女性中学校長が豊橋には一人もいない と聞き残念に思っていたこともあって、女性中学校教頭ではあるが私は嬉しかった。

*****
3人もの臨床心理士のカウンセリングを受けても、却って心のキズが深くなるだけの私に、毎月相談にのってもらっているのが、今回校長職に異動になる教育会館幹部から紹介された、教育相談員であった。

*****
明日、教職員人事は新聞発表。

   昨年章南中から異動した教師は6名

             全員が野外活動事故で 娘を引率した教師 であった・・・

3月12日  中身のない市教委の安全対策マニュアル 2

2012-03-12 08:20:57 | 市教委に対して
昨日このブログに、市の教育やこどものいのちに対し、深く危機感を抱いてみえる方からの下記コメントを頂いた。

学校教育の責任について
カッターボート転覆事故も、交通事故と同じに捉えている行政の姿が見て取れます。ベテラン市議の質問に、教育長は、市も中学校にも責任について報告書は触れていない。つまり責任はないと答えていますこれについて市議も追及しなかった。
教育行政の安全確認義務について、ほとんどの人が忘れてしまっています。これはとても危うい。ーーー(略)---子どもの側に立つということは、子どもを現状からどうやって守れるのか、トコトン追求する姿を教育者、政治家、行政には求められます。
その姿を最近全く見られない。子ども達はその意味で闇の中です。
これは恐いですよ。この闇に、あなた方ご夫婦は光を当て今市民に気づかせようとしているのだとおもいます。

*****
市教委が事故から10ヶ月後の4月にようやく公開した、校外学習(行事)の安全管理体制の整備に向けて~豊橋市立章南中学校カッターボート転覆事故を教訓として~ の再発防止マニュアル。

細かな今回の事故の原因究明を踏まえたものではなく、いきなり

「【今後配慮すべき事項】(マニュアル4ページ)
・学校として、下見前に、活動に対する専門家から安全対策に関する知識や
情報を確認しておく。そのうえで、当該施設の専門家が企画したプログラ
ムであっても、教員として確認すべきことを明確にする。また、安全対策に
ついては不安があれば、学校として申し入れをする
場合によっては、当該施設での実施を取りやめることも検討する。
・過去の実施校の情報や下見における情報を確実に入手し、あらゆる危険予測
をしたうえで、施設やプログラムを決定する。
・想定される危険については、施設との打ち合わせを綿密に行うとともに、生
徒への事前指導のなかで、その対応方法についても十分に指導・確認する。 」

すなわち今回の事故では、不安があれば申し入れするという子どもの命を預かっているはずの学校が、民間委託施設への丸投げを意味し、学校側の自主的な安全確認判断・責任意識の欠如に愕然とした。

*****
4月に遺族の希望もあり、HP上にもようやく公開されたマニュアルだが、いまだ更新もなければ、広く意見も寄せられていないという。  ← 事故の謝罪をする教育長と市教委幹部


3月7日  中身のない市教委の安全対策マニュアル 1

2012-03-07 13:24:08 | 市教委に対して
市教委の作成した、校外学習(行事)の安全管理体制の整備に向けて~豊橋市立章南中学校カッターボート転覆事故を教訓として~ の情報公開請求の4回に渡る資料を、3/1にもらった。


6/18の事故から2ヶ月以上も過ぎた8月30日に、ようやく豊橋市教委は事故防止マニュル作成への検討会を、第1回緊急?プロジェクトととして立ち上げている。

静岡教育委員会と民間委託施設からは、その頃には既に事故の詳細な時系列の情報説明を含む、再発防止へのマニュアルが、遺族である私達に示されていた。

                      ←2010年11月のA新聞記事 


「浜名湖ボート事故 市教委が再発防止策 

豊橋市議「内容浅い」

遺族 「議論できない」

   
      浜名湖で6月、自然体験学習中の豊橋市の女子中学1年生が亡くなったボート転覆事で、市教育委員会は24日(11月)、市議会の福祉教育委員会に再発防止策を文書で出した。静岡県教委が示した報告書に比べ、情報量が少ないことから、市議からは「静岡に比べ格段の差がある」と不満の声が上がった。亡くなった○○さん(当時12)の父で、委員会を傍聴していた○○さん(51)は「再発防止の議論ができる段階にない」と批判した。
市教委は提出したのは、A4判で計28ページ。表題を「豊橋市立章南中学校カッターボート転覆事故を教訓とした校外学習(行事)の安全管理体制の整備に向けて」とし、大部分を市教委が所管する施設でのマニュアルが占めた。今回のボート事故に触れた部分は8ページにとどまった
                 -----(略)ーーーーー                   」

*****
静岡県から提出されたマニュルは、今回のボート事故だけで38ページ。

それに比べ、豊橋市のマニュアルは、~豊橋市立章南中学校カッターボート転覆事故を教訓として~ と副題をつけておきながら、この転覆事故の原因究明等の状況把握もないまま作成されたものだった。

緊急プロジェクト会議では、スズメバチやマムシへの対策、止血時の包帯や棒の当て方、虫さされへの対処といったページ稼ぎの、ボート事故防止マニュアルとしては疑問を抱く内容のものであった。

1月20日  教員人事にお願い

2012-01-20 09:53:35 | 市教委に対して
昨夜は市教育委員会の、月命日の弔問があった。

1月ということで、昨年同様、教員の人事権のある市教委に、保護者でもないのに、
「事故で唯一学校に残ったS先生の異動を、今の学年が卒業するまで、残してもらえるように」 と私達の気持ちを伝えた。

昨年、全員残して欲しいと、教育長にお願いした時とは違い、教育長も
「今年は章南中で誰も異動願いがないなぁ」と、他の市教委幹部に確かめるように言った。

昨年は 「章南中の先生達はボロボロだ!」 と嘆くように何度も言っていたのを思いだす。
生徒が傷ついていようが、娘のように命を落とそうが、生徒は大勢いる。
だが、先生の代わりはいない。

と教育長の言葉が、娘を失った被害者感情もあって、私にはそのように聞こえてならなかった。

主人は「A校長(新校長)は変らないんですか?」とも聞いていた。
新校長は今の学年が卒業するまではいると、先日の校長会で言ったそうだ。
代わりを任されたという責任感があるみたいで、その後の学校運営では問題もなく及第点の校長であっただろう。
だが私には、新校長の言動は期待していただけに
学校運営に精一杯で、遺族への配慮に欠け、なにかと遺族の気持ちをないがしろにした校長という思いが強い。

同様の気持ちで、Y先生の配慮の無さも、先月の弔問時に言っていたことを、教育長は覚えていて、
Y先生もそろそろ、踏ん切りをつけて、こちらにお参りに異動したT達に引っ張ってもらってでも来るといいんだが・・」と。

また、重度ウツ病と言っていまだに表に出ない元校長に、娘の花壇の手入れでもさせて、表に出そうという案もあってか、
「花壇の方はどうなっとる?
そろそろ、球根とか植えるんだが。」と。

*****
最後に、主人と私が平日の水曜に、三ケ日の方へ出掛けという話を聞き、
     遺族の父親が辞職したことを、辞職して4ヵ月近くも経って初めて、教育長達市教委は知った。

1月16日  平成生まれの生徒達

2012-01-16 09:23:11 | 市教委に対して
昨日は19ヶ月近く続いている、静岡側の毎週の弔問日であった。

1年前の今頃は、急ピッチで進めなければ6/26に間に合わない、娘のブロンズ像について、毎週のように主人と私には宿題があった。
陶芸家選びから、遺族の意向を第一に進められ、像の設置場所・像の形状・像のタイトル・像のメッセージ等、次々と次回の弔問までに決定していった。

優しい作風が気に入り、選んだのは静岡の女性陶芸家であった。
ただ、像のタイトルとかメッセージと言われても、何もわからず、毎週弔問に来る静岡側3人と一緒に、考えてもらっていた。
メッセージは?と聞かれ、陶芸家先生からは知らない著名人の「人生とは○○する時間」という言葉にしたいと提示された。
確かに立派な言葉であったが、娘が果たして喜ぶだろうか?
像を見る多くの生徒さん達に伝わるだろうか?
平成生まれの子供達に・・・
私は娘も好きだった 歌手の西野カナの「if」という曲を、当時生徒さん達に教えてもらい、その歌詞が好きだった。
その曲を陶芸家先生にも聞いてもらい、問題はあるだろうが、メッセージにその歌詞の一部を使ってもらいたい、その歌詞なら、平成生まれの生徒さんの心に響くのでは?と強く思った。
メッセージやタイトルは、同じ陶芸家で静岡大学教授の、ご主人が彫られるという。
その女性陶芸家の先生も、昔教師だったといい、随時細かい制作プロセスを示したA4版の紙や写真が、静岡側から届いた。

そしてようやく私達が決めたタイトルは、主人と私の名前の漢字に、娘の名の読みを挟み、思いを込めて考えた、「 光奏でる友と 」。
しかし、土壇場になって、作家先生から示されたタイトルは、「新しい朝」でいきたいと。
ラジオ体操?のような、昭和の臭いプンプンのタイトルに、私の心は娘の像から離れていった。

その苦い経験があって、私は、豊橋市教育長が決めた 命の日 への取組みや内容が不安になった。
昭和の固い頭で、厳粛と型にはまった、命の日の娘の慰霊が 進められていくのに、我慢がならなかった。
「 生徒さん達の心に響く 明るくて希望の持てるもの にして下さい。
厳粛な形で、押し付けるのではなく。
   この事故は、教師達 大人が引き起こした のですから! 」

12月20日  呆れたベテラン教育者達

2011-12-20 08:48:41 | 市教委に対して
昨夜は市教委の、月命日の弔問であった。
12/18に設置した文庫上のプレートの件、そして、ボート写真等の 真の事故情報 を載せた、校長室に置くプレートの作成を、校長が中心になって進めていくという。

*****
プレートの話の後、重度ウツ病で未だに 表に出てこない、元校長の今の状態の話があった。
まだ面会拒否は続いているが、やっと奥さんの話(いままでは奥さんも拒否)が市教委課長も聞けるようになり、だいぶ症状も落ち着いて、1、2時間は外に出られるようになったという。
だが、うちが市議会と教育長に事故の質問書を提出した記事が新聞に掲載された時は、精神的にダメだったらしい。  
あと、薬もまだ8錠程飲んでいるという。

市教委が元校長を、表に出す一歩として、娘を追悼する 今ある花壇の整備 を依頼しようと思っていると言われた。

*****
うちの娘の祭壇に、弔問に来ることのできない教師は、二人いる

一人は、うちから断っている、仏教命の元校長
実家は仏教だが、主人も私も仏教徒でもないのに、やたら娘の祭壇の前で手を合せたがる元校長。

いつまでも隠れてないで、事故防止に動いてくれることが、娘にとっても 親にとっても、一番嬉しい って、なぜベテラン教育者が気付かないのだろうか?

もう一人は、この春異動した校務主任で、娘と同じ転覆したボートに乗っていたY先生
命まで奪われた娘の母親として、感情的な見方も強いだろうが、このY先生には、是非娘の祭壇の前で謝罪してもらいたい。

雨で傾いていくボート、生徒達はボート酔いしながら、必死で泣きながら、ボートを漕がさせられた

しかも、娘は命まで落とした


なぜ早く、ひどくなる前に、やめさせてくれなかったの?

なぜ生徒が、ボートの中に娘が残っていることを訴えても、人に伝えるだけで、最後まで確認してくれなかったの?


事故当日Y先生が疲れ切って帰宅すると、自分の一人娘が抱きしめてくれた手紙を、平然と遺族に送る無神経さ。

*****

          二人共、わたし達先生の心は傷ついているから、わかってよ のつもり???

12月13日  届かなかった市民の声

2011-12-13 09:16:34 | 市教委に対して
昨夜は、C新聞 I 記者が来訪した。
豊橋では珍しい殺人事件の取材が入り、11月にうちが市議会と教育長に提出した質問書の取材がキャンセルになっていて、それ以来の来訪である。
時間が経つのは早い。
その時に時間が戻ったように、若い I 記者の質問は、「市議会と教育長の回答はどうでしたか?」 で始まった。

市議会の気持ちのないA4版1枚の回答 ↑ と、教育長のA4版8枚の回答をみて、
「もっと各学校の安全への取り組みとか、分厚いものがあると思いました。」と落胆する I 記者。
「私も74もの小中学校があるのなら、事故の報告が、ひとつもないっていうのは、おかしいと思うんですよ。
うちが駅前で署名活動をした時も、署名して下さった方が、
 『 うの子の○○中学も、同じようにボートが漕げなくなって、曳航されたんですよ。
あの時、学校が教育委員会に報告していたら、こんなことにはならなかったんでは?と思うと・・・』
 
 と言っていたそうです。」

*****
市議会にしろ、趣旨採択と判断したのなら、その後の教育委員会の安全への取り組みを、随時チェックしていく責任があると思う。
「趣旨採択」と言って、教育委員会に任せたから、これで終わりでは、1万6千を超える、子供の安全を願う、市民の声はどうなるんだろう・・・

*****
昨年の12月は、1年の回顧の記事ということで、章南中の引き起こした ボート転覆事故 についてのマスコミの取材依頼が殺到していた。
主人の仕事が終わってからの、連日連夜の取材。
娘のためにも、事故を風化させないよう、精一杯取材に応じた。
それでも、1社ずつは無理だったので、失礼とは思ったが、C新聞さん ↓ とM新聞さん同時にお願いしたこも・・

11月18日  市教育員会とのズレ  3

2011-11-18 15:12:06 | 市教委に対して
11/16の市教育委員会の月命日の弔問時、教育長は いつもの一言 を言った。

 「お父さん達(遺族)の言いたいことは、よくわかるんだよ。
   
    学校が 『行ってきます』 と言って出て行った 娘を 返せなかった。  
  
     だから   学校が悪い と。       だが、 果たしてそうかな?」

その教育長の言葉には、 暗に  事故を起こした ○○県が悪い  と言っている。  私達も被害者なんだ! と。

今日で、事故から  ちょうど  17ヵ月。
17回目の月命日。
いつまで経っても、月命日を重ねていっても、基本の意識が違っているので、平行線で、 折り合えない。
まるで、   謝罪すること   =  事故の責任を認めたこと  になってしまうことを恐れる教育者達。
      
              何の落ち度もなく、娘は命を落とした。  ただ  それだけが  皆が認める現実。。。

*****
11/16に、市教委への一つ目のお願いとして、私達が提出した質問書が、今日のA新聞に掲載された。
昨日午前中に、市議会の議長宛てに提出した質問書に、午後にはもう我が家に取材に来てくれたA新聞。電話をくれた各マスコミ。

どうか しっかり 二度と このような  こどもの命が  簡単に奪われる事のないよう  監視して下さい と切に 彼らに思う。
          
                   命を奪われた  娘  の  親  として。    


11月17日  市教育委員会に任せたけれど・・・1<事故情報プレート>

2011-11-17 16:22:54 | 市教委に対して
昨夜の○○市教育委員会の月命日の弔問で、主人が最初に 「今日は3つのお願いがあります。」 と言った。

●まず一つ目は、

昨年署名を起こしてまで○○市議会に請願した質問書の、その後 として ○○市教育委員会教育長 宛てに下記文書を提出した。


「校外学習(行事)の安全管理体制の整備に向けて
  -○○市立○○中学校カッターボート転覆事故を教訓として-」に関する質問書

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー略ーーーーーーーーー

そこで、これらの状況を踏まえまして以下のご質問をさせていただきたいと思います。速やかにご回答していただくよう、できれば11月末までにお願いいたします。

質問事項
1、「校外学習(行事)の安全管理体制の整備に向けて-○○市立○○中学校カッターボート転覆事故を教訓として-」(平成23年4月7日)の今日までの効果について具体的にお答えください。

2、「校外学習(行事)の安全管理体制の整備に向けて-○○市立○○中学校カッターボート転覆事故を教訓として-」(平成23年4月7日)の17ページ~20ページにあるチェックリストについて各学校の取り組みを具体的に教えてください。またその取組みに○○市教育委員会はどのようにお考えであるかをご回答ください。

3、○○市立○○中学校カッターボート転覆事故以降、各学校の安全への取組みがどのように実施されているか、具体的にご回答ください。


同じ趣旨の文書を本日、○○市議会議長にも提出した。


●二つ目は、

事故情報プレートについて、章南中学作成の内容があまりにも学校主観的な為、客観的視点で作ってもらえるように、学校ではなく、再度教育委員会に作成をお願いした。


文庫プレートの掲載内容 案(イメージ図)                             
      <尊い命が失われたことを、当事者校としての後々に伝えるために>   
                 ◆事故のこと(6月18日に何があったか)
◆学校のコメント(反省、決意など)   ◆両親の思い     ◆学校の風化防止の努力    ◆生徒の思い
                                     上記を図にしてお願いした。

しかし教育長からは 「文庫の上に これを置くというのは、ズレとるぞ。」
「果たして生徒が、気持ちを害さず、文庫を利用する気になるか?」と・・・

私は「今のプレートの下書きでは、残酷な事故が、幸せなお話にされてしまう。。。と危惧するんです。
真実を伝えたい。残したい。」と言ったが、
果たして、教育委員会はどんなプレートを作成するのだろう?
教育のプロの彼らが、事故についての謝意の気持ちは、この1年半 中学同様、到底望める訳もない・・・


●三つめは、

学校に出席できなくなってしまった生徒さんについて。
○○中学の保健室には、1時間ルールというのがあって、なんらかの理由で1時間で教室に戻れない生徒は帰宅しないといけないという。
SOSを発信している生徒にとって、保健室は最後の駆け込み寺。
生徒には授業を受ける 権利 がある。
それを簡単に、「帰れ」では、この 学校の義務教育の放棄 も甚だしい。

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午前中に、一つ目の文書を記者クラブにも提出したため、午後からマスコミの取材や電話が続く。

         さぁ、 どう  この三つに  答えが出るのだろう?